・・・リビング・・・
三日月「・・・」
静流「2人とも~、新しい子だよ~」
???「・・・み、三日月、だよね?」
三日月「・・・っ!お姉ちゃん!」
そこにいたのは同じ基地にいた初霜だった。
初霜「三日月ー!(ギュゥゥゥ」
三日月「うえーん!!寂しかったよー!!(グスン」
初霜「・・・よしよし・・・(ナデナデ」
???「・・・三日月・・・無事でよかった・・・」
三日月「・・・うぅ・・・えっと・・・(グスン」
朝潮「朝潮だよ。一緒の基地にいた・・・」
三日月「確か・・・水雷戦隊の隊長さん、でしたっけ?」
朝潮「元、だけど・・・」
三日月「・・・」
初霜「・・・三日月・・・あなただけは・・・守るから・・・(ギュゥゥゥ」
三日月「・・・お姉ちゃん・・・」
初霜「私の姉妹は皆、あいつらに殺された・・・」
朝潮「私の妹達も・・・」
三日月「・・・皆、あいつらに殺されたんだ・・・」
怒りがこみ上げた三日月は左手を強く握った。
花風「・・・」
部屋が暗い感じになって来た時、静流が手を叩いた。
静流「はーい、そんな話しないで、ご飯食べるよー」
全員「・・・はーい!」
気づけばもう夜の7時だった。
3人は椅子に座り、三日月は車椅子を机に寄せた。
静流「はい、今日はシチューね。三日月ちゃん、しばらく何も食べてないけどどうする?お粥にする?」
三日月「・・・シチューにします」
静流「はい、じゃあこれね」
三日月の前にシチューとご飯が置かれた。
静流「じゃあ手を合わせて、いただきます」
全員「いただきます!」
楽しく会話しながらシチューを食べた。
しかし、三日月だけシチューに手をつけなかった。
静流「?どうしたの?嫌いな食べ物でも入ってる?」
三日月「い、いえ・・・、いつも右手で食べていたので・・・」
初霜「・・・じゃあ、はい!あーん」
三日月「っ、えへへ、ありがとうお姉ちゃん。あー、ん!(パクッ」
数十分後、夜ご飯を食べ終え、食器を洗った後、静流は皆を集めた。
静流「さて、これからどうするの?3人は」
初霜「うーん・・・」
朝潮「・・・まあ」
三日月「まずは・・・」
朝潮、初霜、三日月「佐渡島の奴らを殺る」
静流、花風「ですよねー・・・」
静流「・・・じゃあ、その後は?」
朝潮、初霜、三日月「・・・」
静流「決まってないんだ」
朝潮「はい・・・」
初霜「行くところは無いし・・・」
三日月「・・・」
花風「・・・三日月ちゃん、何かあるの?」
三日月「う、うん・・・」
何か言いたそうにしている三日月に花風は話かけた。
そして、三日月は言おうとしたことを言った。
三日月「旅を、してみたいなー、なんて・・・、ハハハ・・・」
朝潮、初霜「・・・いいじゃん!」
三日月「・・・ふえ?」
静流「3人で生き方を探しに旅に出るのもよさそうだね。こっちでいろいろ用意できるし」
花風「旅かー・・・」
三日月「じゃあ、旅に出よー!」
花風「その前に治そっか、傷」
三日月「はーい・・・」
初霜「私達で準備するから」
静流「あなた達もね?」
朝潮、初霜「はーい・・・」
静流「もう寝なさい?一番の治療は寝ること!はい!お風呂入った入った!」
朝潮、初霜、花風「はーい!」
三日月「・・・」
静流「私が洗うから」
三日月「お、お願いします・・・」
それから数時間後、深夜・・・
朝潮「・・・スースー・・・」
初霜「ムニャムニャ・・・」
三日月「・・・おねぇひゃん・・・(スヤスヤ」
静流「・・・ふふっ、みんな寝顔かわい(ナデナデ」
花風「・・・(プクー」
静流「・・・よしよし(ナデナデ」
花風「・・・///(スリスリ」
静流「・・・私は、幸せだな~。こんな可愛い子達に囲まれるなんて・・・(ナデナデ」
花風「えへへ///」
静流「・・・っ!ゲホッゲホッ!」
花風「お母さん!大丈夫?」
静流は口を押さえた手を離した。
手や口には血が付いていた。
静流「・・・もう、長くはないかな・・・」
花風「お母さん・・・」
静流「・・・ふふっ。・・・あなたも、旅にでたら?」
花風「えっ?」
静流「まだ、浮けるでしょ?・・・ちゃん・・・」
花風「・・・」