うっかり親友の女の子にキスをしてしまった。
そしたら「赤ちゃんができちゃう」とか言い出した。

どうして



あと小説家になろうにも投稿してあります。

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お久しぶり
純愛書く予定だったのにどうして、こんなことに


【百合】イタズラで親友にキスしたら大変なことに

その日、私こと野田香織は親友の少女である山口花梨の家でお泊まり会をしていた。

花梨とは小学校からの友人であり、中学2年生になった今も同じクラスである。

 

そんな花梨のご両親が今晩不在であり、1人では怖いから家に来て欲しいという花梨の要望を受け、本日のお泊まり会が開催された。

 

 

 

 

さて、思春期、お泊まり会、夜、布団の中……何も起こらないわけが無い、こういうシチュエーションでは当然……

 

 

 

 

 

 

「ね、花梨はキスしたことある?」

 

「ええっ!?ないよそんなの!」

 

 

 

 

 

そう、恋バナだよね。

 

 

ふわふわとした雰囲気の花梨がワタワタと恥ずかしがる姿は非常に愛らしく、同性の私も少しドキッとしてしまった。

もっとこんな姿が見たい。そうか、これがセクハラオヤジの気持ちなんだと一部中年男性に強い共感を覚えた。

 

そして同時に優越感も感じた。

お前らオッサンが花梨にセクハラをしたら豚箱行きだが、私が花梨にセクハラしても女の子同士の戯れに過ぎないのだ。

 

そんな風にSNSで炎上しそうな考えを巡らせながら、私たちは会話を続けた。

 

 

 

 

 

「え〜?でも今時中学生でもキスくらいしてる人珍しく無いらしいよ?」

 

「大丈夫なの!?!?」

 

「……?んなキスくらいで大袈裟な…そりゃ私は無いけど、クラスの佐竹さんなんてこの前大学生の彼氏とキスまで行ったとか話してたよ」

 

「嘘!?そんな…!もうすぐ佐竹さん学校来れなくなっちゃうってこと!?」

 

「なんで!?キスで中学校退学!?

どっちかと言うと中学生に手を出した大学生彼氏さんが退学の危機だよ!?」

 

 

 

 

 

なんだか会話が噛み合ってない気がするが、よくわからないのでそのまま話を続けた。

 

 

 

 

 

「というかキスしてる子結構沢山いるよ、それこそ小学生の頃でもたまにいたし」

 

「そんな……この国がこんなにも乱れていたなんて……なぜ?なぜこんなにも乱れているのに、少子高齢化は進んでしまうの……?」

 

「……?何言ってるの……?」

 

「というかみんなそんなにキスしてるの?確かに私少し抜けてるところあるけど、全く気が付かないなんて……」

 

「あの〜……」

 

 

 

 

花梨が自分の世界に入ってしまった。

セクハラされてあわあわする可愛い花梨が見たかったのに、何故か真剣な面持ちで日本の少子高齢化を憂いている。目論見は大失敗である。

 

何故か私は大いに焦った、なんとしてでも花梨を顔真っ赤にさせなくてはならないと感じた。

思い返せば、これは深夜テンションというやつだったのだろう。日中であれば絶対にしないような行動を取ってしまうのも、無理はない。

無理はない、はずだ……

 

 

 

「ね、花梨……」

 

「あっ、ごめん。なぁに?香織ちゃん」

 

「……ちゅっ」

 

「!?!?!?!!???!??!????!?!???」

 

「あっやべ」

 

 

 

キスをしてしまった。

本当は頬にするつもりだったが、花梨がこちらを向いてしまったので唇にガッツリとキスをしてしまった。

でもなんか、幸せな気分だし、顔真っ赤にして慌ててる花梨見れたし、いいかな。

 

そんな風に現実逃避をしていると、花梨が慌てた様子で口を開いた。

 

 

 

 

 

「かっ香織ちゃん!?どうするのっ!?責任取れるの!?」

 

「ぅえっ!?責任!?

ぅ……そりゃ花梨のファーストキス奪っちゃったのは悪かったけど、責任ってどうすれば……」

 

「なんでそんなに落ち着いてるの!?このままじゃ……このままじゃ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤ちゃん出来ちゃうんだよ!?!?」

 

「おやおや〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花梨は初心だった。

そうだよね、私たち中2だもんね、赤ちゃんの作り方なんて知らない子がいてもおかしくないよね。

 

 

 

 

 

「聞いてるの!香織ちゃんっ!」

 

 

 

 

 

 

ははっ、中出しされて怒ってる人みたい。

 

 

 

私は再び現実逃避していた。

なんかもうこの後の展開が読めてしまったのだ。

 

 

 

 

私はこれから花梨の勘違いを正すことになるだろう、そしてその過程で赤ちゃんの作り方の詳細を彼女に教えることになるのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そう、赤ちゃんの作り方を。

 

 

 

 

 

 

きつい、恥ずかしい。

 

確かに私にはある程度の性知識がある。たまにスマホでえっちな動画とか漫画を観たりするし、その、1人でシたりもする。

 

でも!私はまだ中2の女の子なのだ。そんな生々しい事を口に出して説明するのは、難易度が高い、恥ずかしい。

 

 

しかしこのままでは私は責任を取って花梨と結婚することになってしまう。

まぁ花梨可愛いし、もうアリかなって気もするが、残念ながら2022年現在の日本では同性婚は認められていない。

 

 

 

「どうしようかな〜♪まずは産婦人科?それとも香織ちゃんのご両親へのご挨拶?婚姻届?

これがウワサに聞く既成事実かぁ♡」

 

「あー、その、花梨、話を聞いてほしい」

 

「…!なっ、なに?」

 

「まず安心して、キスじゃ赤ちゃんできないよ」

 

「嘘!?そうなの……?」

 

「何でちょっと残念そうなの……?

っていうかゴメンねキスしちゃって

ほっぺにするつもりだったんだけど、ってそれもダメか……ちょっと深夜テンションになってた」

 

「あっそれはいいの、キスしてくれて嬉しかったよ」

 

「ん??え???おぉ〜?????」

 

「そっか、キスじゃ赤ちゃん出来ないんだ…

じゃあ佐竹さんも妊娠してない、ちゃんと学校来れるんだね」

 

「えっ今の流すの?正気?」

 

 

 

 

私は混乱していた。

 

 

何今の、あの子私にキスされて嬉しいみたいな感じだったよね……?

これもう半分告白では??

えっじゃあ、私は花梨と結婚できる、ってコト!?

 

 

私は混乱していた。

 

 

ってか私も花梨のこと好きなの?

確かに男の子に恋愛感情を抱くことはなかったし、そういう動画とか漫画を見るときも女の人の身体ばっかり見てたような……

 

 

 

衝撃だった、私は女の子が好きだったのかと自覚してしまった。同時に花梨に対して劣情を催していることも自覚してしまった。

 

花梨にセクハラしたいと言う気持ちは、恋愛感情だったという事実に困惑を禁じ得ない。

 

 

私が顔を真っ赤にしてワタワタと慌てていると、花梨が近付いてきて耳元で何か囁き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね、香織ちゃん」

 

「ひゃいっ!!」

 

「香織ちゃん、私のこと好き…?」

 

「あばばばばばばばっ!?!?」

 

「私は香織ちゃんのこと、好きだよ」

 

「ひっ♡耳元で囁かないでぇ……」

 

「ね、お返事、ちょうだい?」

 

「わっ、私もすきっ♡花梨すき♡」

 

「ふふっ嬉しいなぁ、じゃあもう一回キス、しようか」

 

「ふぇっ…?」

 

「キスじゃ赤ちゃん出来ないって教えてくれたもんね、ならいっぱいキスしても大丈夫だよね♡」

 

「は、はぃ♡」

 

 

 

 

 

 

 

そうして私はしばらく花梨に唇を貪られてしまった。

 

 

 

 

 

 

「…ぷはっ♡香織ちゃんの唇プルプル♡」

 

「ぅ……花梨なんでそんな急に積極的に…?」

 

「だって試しに好きアピールしてみたらあんなに顔赤くしてこっち見てくるんだもん、これは行けるなって思って」

 

「行けるなって思って!?!?」

 

 

 

 

 

 

 

そんなチャラい大学生みたいな感じであの行動に出たの!?

私が花梨に抱いていた「ふわふわ天然美少女」の印象が少し揺らいだ。

 

 

 

 

 

 

「だってずっと好きだったんだもん、これまでは怖くて必死に隠してたのにいきなりキスなんてされたら我慢できないよ♡」

 

「…よくそんな恥ずかしい事平気で言えるね……」

 

「えへへ、あっ!そうだ、ところで…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤ちゃんって、結局どうやって作るの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れてた!!!!

キスで頭とろとろに溶かされて完全に忘れていたが、これが残っていた。

 

 

 

というかこれ、私たちもう付き合ってるんだよね?

付き合いたての彼女に子作りの方法を説明するなんて、プレイの一環でしかない。

 

 

 

というか花梨は私とのキスで子供ができると思っていた。つまり、同性でも子供が作れると思っていたのだ。

この事実を伝えたら悲しい気持ちにさせてしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

「花梨、その……落ち着いて聞いてほしいんだ」

 

「急にどうしたの?」

 

「実は、女の子同士じゃ赤ちゃん、作れないんだ」

 

「……え?」

 

「赤ちゃんっていうのは、男の人の精子と女の人の卵子が合わさって生まれるものなんだ。

だから卵子しか作れない私たちじゃ赤ちゃんは作れないんだ……」

 

「なるほど……」

 

「その、ガッカリさせちゃったよね?」

 

「うーん、正直養子でも貰えば解決するしそんなに」

 

「血の繋がりに拘泥しないタイプ!?」

 

「血の繋がりより心の繋がりだよね」

 

「一理あるけど!一瞬の迷いもなく受け入れられるとは思ってなかった!!」

 

 

 

 

花梨はドラマなら何話か引っ張れそうなテーマの結論に一瞬で至っていた。

こんな一瞬で解決すると思っていなかったので、少し動揺してしまったが、悲しませる事にはならなかったので安心もした。

 

 

 

 

 

 

「それでなんだけど、男の人の精子ってどうやって女の人の体の中に入るの?」

 

 

 

 

 

また忘れてた!!!!!!!!

というか結局説明しなきゃダメなの!?

 

 

 

 

 

 

「ぁ…その……男の人の、あれが、臨戦体制になって、その……」

 

「…?言いにくいことなの…?」

 

「ぇ、まぁ、うん……」

 

「顔赤いけど、大丈夫……?かわいいね」

 

「急にやめて!?吹っ切れ過ぎじゃない!?」

 

「ふふっごめんね♡それで、赤ちゃんの件は…?」

 

「うん、その……

あーもう無理!!男女が裸でエロいことするとできます!!!」

 

「??!?!?!?????!?!!?!!!!?」

 

「赤ちゃんはできないけど、エロいことは女の子同士でもできるんだよ!!そのエロい身体に教えてあげるよ!!!!!」

 

「えっちょっ香織ちゃん!?なんでおっぱいとお股触るの!?

ぅあ…♡なにこれ…♡気持ちいい……♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみませんでした」

 

 

 

翌朝、私は起き抜けから全裸で土下座をしていた。

深夜テンションと恥ずかしさで暴走した私はうっかり花梨を襲ってしまったのだ。

 

 

 

 

「ううん、大丈夫だよ。こっちこそゴメンね

香織ちゃん昨晩泣いてたよね、悲鳴みたいな声も出てたし、お漏らしも何度かしてたのに、私止まらなくて……」

 

 

 

 

 

そして返り討ちに遭った。

あの後一度だけ花梨を絶頂に導くことは出来たが、その後花梨が『香織ちゃんも気持ち良くなろ?』とか言い出したと思えば一瞬で主導権を奪われ、そのまま数時間凌辱されてしまったのだ。

 

 

 

 

 

「それは、その、忘れて……ください………」

 

「ふふっ、やーだ♡」

 

 

 

 

 

そんなちょっとお茶目な花梨の声を聞いて、あぁ私はこの子に絶対に勝てないのだと、全裸土下座のまま下腹から蜜を垂らしながら悟るのだった。




【野田香織】
潜在レズ
深夜テンションで親友にキスをしてしまい自覚した。

ソロプレイが毎晩の日課であり、未経験のくせにナカまで開発済み。
そのため花梨に攻められた際には一瞬でアヘアヘになってしまった。
本人は花梨がテクニシャンだと思っているが、単に本人の性感帯がヤバいだけなのである。

花梨へのセクハラが「キスについて話す」で止まっているピュアな少女。単に性欲が強くて開発済みなだけなのだ。



【山口花梨】
無知ガチレズ
小学校高学年からずっと香織が好きだが、その気持ちを完全に封印して接していた。
なので香織を好いている素振りすら誰にも見せていなかった。

吹っ切れてからは妙に蠱惑的な雰囲気を出すようになり、学校で告白される頻度が2.5倍になった。



ぐっちゃぐちゃになる香織を見てSに目覚め、この後はインターネットから性知識を仕入れては香織で実践している。


しかし香織がすぐアヘアヘになって使い物にならなくなってしまうため、少し欲求不満。

情事の際は香織が眠った後、彼女に跨ってキスしたり胸揉んだりしながら自分を慰めるのが密かな定番となっている。
(この辺の後日談をノクターンで書いてみたい)

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