山育ちの流星の学園生活   作:不知火 秋

1 / 10
はい、書きたくなったので書いてみました!

第1話どうぞ!


私のオリジン

 

 

 私が物心ついた頃には、私は山のど真ん中におり産みの親というものはおらず、親や家族と言えるのは私を拾ってくれた狼さん達だった。まぁ、言ってしまえば捨て子というやつである。

 

 

 

 

 

 

 1人で歩いたり走ったりできるようになってからは、お父さんやお母さんと一緒に山を走り回って狩りの仕方を学んだり、お兄ちゃん達と日向ぼっこや鬼ごっこをして遊んだり、おしゃべりをしたりと楽しい日々を過ごしていた。山では家族以外でも話し相手がおり、熊さんや鷹さん、鹿さん達とおいしい水場や最近の山の状況とかを聞いたりもしていた。

 

 もちろん、勉強もした。鷹さんの知り合いの九官鳥さんやインコさんに山の外に住んでいるヒトと呼ばれる種族の言葉を教えてもらったのだ。おかげでヒトに会っても読み書き話しはキチッとできる。ちなみに私はウマ娘と呼ばれる種族らしい。ウマ娘もヒトと同じ言葉を喋るんだね。

 その後、九官鳥さんからもしかしたら名前が分かるかもしれないということで、お母さんに名前の分かりそうなものを持ってきて欲しいと頼んでくれた。お母さんは名前が分かるのならと、私がお父さん達に拾って貰った時に最初に入っていたカゴを持ってきてもらい、そこで私の名が『ルインミーティア』であると知った。ありがとう九官鳥さん。これでキチッと熊さん達に名乗れるね!

 

 ちなみに狩りの対象はナワバリを侵略してこようとした熊や鹿なので、知り合いの鹿さんや熊さん達は全然無関係だったりする。むしろ、ルインちゃんグッジョブと可愛がられた。熊さん、はちみつありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 そんな生活を数年続けていると、ある日お父さんとお母さんが時々世話になってる知り合いに合わせてくれるということで、山の麓まで連れていってくれた。

 そこに居たのは、私のような耳を持った黒鹿毛のヒトとなんかめちゃくちゃガタイの良すぎる丸太を担いでる姿が似合いそうなヒトだった。

 当然、私はお母さんの後ろで(主にガタイがいい方に)威嚇した。だって怖かったやもん。

 

 お父さんがガタイのいい方に近づき話をするとガタイのいいガチムチはサムズアップし、隣のヒトに何かを話した後、黒鹿毛の人は私に近づくと話しかけてくる。

 

「私は、ヒシマサル。貴女は?」

 

「わた、しは、ルインミーティア....」

 

「ルインミーティアちゃんね。良ければなんだけど、私たちと暮らさないかしら?」

 

「はい?」

 

 

 何を突然言うのだ、このウマ娘(ヒト)

 どういう事かとお父さんに聞くと、一応お前もウマ娘なのだからヒトの生活に交わり、人間社会に馴染めるようにしろとの事。別に今生の別れになる訳でも無く、家族もこの2人の家のそばに居を構えるらしい。

 ふむ、確かにそれならいいか。

 

 私が承諾したことで、2人とも生活をすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、私はヒシさんやシュワさん(ヒシさんがそう呼んでたので私も呼ぶことにした)らと暮らすうちに、小学校にも通うことになったりもした。学校までの道は山をいくつか遠回りして通うコースらしいが、地図を見せてもらうと山を突っ切った方が早いので安全第一に突っ切ることを条件に山を突っ切るコースで毎日走って登校した。

 これは後で知ったことだが、後々ナワバリの問題にならないように、コースになる山々のヌシ達にお父さんが頭を下げに行っていたらしい。お父さん本当にありがとう。

 

 

 

 小学校に入学してからは色んなことがあった。学校では友人も出来たし、山登り(登校)で鍛えた運動能力を生かして運動会ではスターになったりもした。

 ヒシマサルさんこと、ヒシお義母さんの友達にシュワさんの出身国(アメリカ出身)のウマ娘がおり、時々その人がやってくると一緒に走ったり、その人の走り方を教えて貰ったりもした。

 ついでに、ヒシお義母さんの友達のさらに友達のオジサンとも仲良くなって、数ヵ月後には一緒にポケモン交換やバトルをする仲になっていた。

 後ろで、ぷれじでんとって言葉が聞こえたけどどんな意味なんだろうか。赤お姉さん曰く、オジサンが怒られているらしいが、とりあえず今は放置でOKらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから数年後、小3になった私は家にあるテレビであるものを見ていた。

 

 

 それはレースだった。皆、1着を目指し本気でぶつかり合っている姿がとても眩しく見えた。

 それを見ていて、私の中ではある思いが燃えていた。

『私もレースに出て、この人達みたいに競い合いたい』

 思いの丈を両親とヒシお義母さん、シュワさんに伝えると、すんなりとOKが出た。

 

 実は私がやりたいと頼み込んだなら、全力で応援をするつもりだったらしい。

 

 

 それからというもの私はシュワさん(実はアメリカでのトレーナー資格を持っていたらしい。元の本業は違うらしいが)からの指導や、ヒシお義母さんの友達こと赤お姉さんの指導を受けながら、シュワさんお手製のコースで鍛えまくり。体づくりのために素手で自分の畑や近くの村の畑を耕したり、重りをつけて登校したりもした。

 ついでに、シュワさんからは護身術として『しーきゅーしー』とやらを習った。

 もちろん休む日は山で遊んだり日向ぼっこしたり、それ以外にもオジサンや赤お姉さんとポケモンをした。オジサンはまた通話の後ろで英語で怒られてた。

 

 シュワさん曰く、『よく遊び、よく学び、よく鍛える』事が今の私に合っているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さらに数年後、私は小学校を卒業するとトレセン学園を受験。試験も突破し無事入学することが出来た。

 

 

 

 これから、私の学園生活が始まるんだ。楽しみだなぁ。

 

 

 

 




書いてて思った、初期ルインちゃん思ったより野生児だ。


ルインミーティア→実はトレセン学園に行く際に迷い、そこら辺にいた鳩やカラスに道を聞いていた。

両親とお兄ちゃん達→割と親バカ、シスコン

義両親→同じく娘大好き

赤お姉さん→『おい、ルー!この漫画面白いぜ!』(英語)で漫画好きにもしている。最近のお気に入りは男塾。

オジサン→せめて今日の分の仕事が終わってから遊んでくださいと部下に怒られた。


面白かったら、お気に入り、評価、ご感想お願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。