山育ちの流星の学園生活   作:不知火 秋

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現在の時間軸はとりあえずアニメ2期終了後となっております。


原神の次のバージョン、復刻で神里綾華と申鶴が来るらしいですね。手持ちので足りなかったら、ちょっと錬金術(という名の課金)を行います。
目指せ、両方1凸!ついでに綾華の武器も欲しい!
最近のトレンド(自分の編成)は夜蘭、行秋の元素爆発に胡桃のスキルを組み合わせたありきたりなテンプレです。あと一人どうしようか。
ちなみに往生夜行はできませぬ。先生来て欲しい。

(火魔女でいいの来ても秒でゴミになるの辛み。耐えられないのでZONE飲む。おいちい)



あと、シービーの姐さんは来ませんでした。ようこそジョーダン、ロブロイ。あとは配布石と次のお給料日で勝負をかけようと思います


急募、変態の殲滅方法

 

 

 

 

 目を覚ますと、そこは天国であった。

 まぁ、人によっては地獄になるかもしれないが天国だった。天国と言ってもそこはすぐに地獄に送られること請け合いな天国ではあるが。

 多分、前に読んだラノベの主人公である吸血鬼もどきの彼ならきっと全力で羨ましがってくれそうなそんな天国だ。

 

 いい加減、どんな天国か教えろ?仕方ないなぁ。教えてあげよう。

 

 

 

 

 そう、私の言う天国とは目が覚めたらディープインパクトちゃんとオルフェーヴルちゃんに抱き枕サンドイッチにされている状況だ。ただ普通に抱き枕サンドイッチになってるならば、『まぁ、いいか』となるが、今は違う。

 具体的に言えば2人の胸部装甲がちょうど私の頭を挟んでいるのである。

 

 

 正直に言う。ヤバい。主に酸素が足りない。

 

 

もぐぐ!もぐぐぐもぐぐぐぐぅ!(待って!普通に息が出来ない!)

 

 

 今に至るまで、コレでよくぞ生きてた私の体。

 そろそろこの天国からマジでおさらばしないと、私がこの世からおさらばすることになる。

 

 軽くもじもじして抜け出そうとするが、2人のウマ娘によるガチ抱き枕には勝てない。なんてこった。コレは詰みってやつだろうか。

 

 意識が遠のく感覚をハッキリと自覚してきそうになったタイミングで2人の拘束が緩む。

 命かかってる状況でこの機を逃すほど私はマヌケでは無い。亜音速(個人の感想)で抜け出し、私は無事に生還を果たしたのだ。

 

 

 おのれ、このたわわなおもちめ。おかげで死にかけたぞ。

 

 

 一部の人からはご褒美かもしれない天国を抜けた私は、2人を起こし今日の準備をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は進み、放課後。

 ようやくスピカへの体験加入である。3人でスピカのチームルームを探していると、背後に気配を感じたが振り向く前に何かの袋に詰められ運ばれてしまった。

 2人がかりで運んでいるし、地味に腕すら動かせない持ち方されてるのがなんとも手馴れてるなこの人達。

 

 わりと焦ったが、私は前にオジサンが言っていた『逆に考えるんだ。連れ去られてもいいさと。拉致されたらジタバタと暴れるのではなく移動先で警戒が緩んだ所をぶちのめすのだ』という言葉を思い出し、すぐに冷静になった。

 ありがとうオジサン、貴方の言葉で冷静になれた。なんかどっかの英国紳士が混ざってるような気もしないでもないが、とりあえずありがとう。

 

 

 

 

 しばらく担がれていると。地面に下ろされ、ようやく袋が外される。

 

 袋を外す瞬間に腕も自由になり、ようやく頭が袋から出たと認識した瞬間。

 

 

 私は全力で目の前にいる人物に殴りかかった。

 

 

 

 

 が、私はすんでのところで止めた。あと、ミリでも拳が近づけば当たるところで止めた。

 

 

 服をよく見ると、うちの学校の生徒だったのである。なんだトレセン学園に侵入した誘拐犯じゃないのか。

 ちなみに殴られかけたのはウマ娘であり、鹿毛で左の耳にリングのようなアクセサリーがついている子だった。地味に涙目になっていた。ゴメンね。

 

 

 

 

「.....なんですかココ....部室?」

 

 

 周りを見渡すと、部室と呼んで差し支えないような、そんな部屋であった。

 

 

「はっはっはー!ただの部室じゃねぇぜ!ココはスピカの部室だ!」

 

 なん....だと....。ここがスピカの部室...!?

 

 他の2人も戸惑っているのか、こっちを見る。戸惑う気持ちは分かる。

 

 

「で、なんで私ら連れ去ってきたんですか....」

 

「そりゃあ、もちろん有望な新人のスカウトだ!」

 

「何言ってんだこの芦毛。スカウトって言葉を辞書で引き直せ」

 

 

 

 そんなコントをしていると、後ろから『きゃっ!』という可愛らしい悲鳴が聞こえた。

 目の前のウマ娘達はゴミを見るような目で少し下の方を見ていた。

 何を見てるんだ?と思い、頭だけでもそちらを向く。

 

 そこにいたのは

 

 

 

 

「ふむ。2人ともいいトモをしている....」

 

 あの時の変態だった。

 

 

 

 変態は、2人の後ろ蹴りにより後ろへ吹き飛ぶ。

 

 

「あの変態、なんですか?」

 

「ウチのトレーナーだから安心してくれ。変態なのは仕様だ」

 

「それを聞いてどう安心しろと?」

 

 

 

 数秒すると、そのトレーナーは何事も無かった起き上がる。アレ、ホントに人間で間違いない?私の知ってる人間とは違うんだけど。ウマ娘2人の蹴りで無傷って人間じゃないでしょ絶対。

 

 

「私だけじゃ飽き足らず、この2人にまで手を出すとは....。夕方に突然背後から音もなく近寄られた挙句、足を撫で回すように触られるのホンッッッッッット、気持ち悪かったんですからね。その場で殺されなかっただけ感謝してください」

 

 私の発言を聞いたスピカの面々とオルフェーヴルちゃんとディープインパクトちゃんはこのトレーナーをゴミを見るような目で見ていた。

 

 

「何してんのよトレーナー....」

 

「そこにいいトモがあったから、つい」

 

「トレーナー....言い訳になってないよ....。むしろ自分の首絞めてるよ....」

 

 反省の色なさすぎでは?ていうか、登山家か何かか。

 

 

「....今、ここで殺した方が世のためかな?」

 

「いやいやいやいや!まだ死にたくねぇ!」

 

「だったら自重してください」

 

 

 

 

 

 

 その後、なんだかんだあって自己紹介が始まった。スピカに所属しているのはスペシャルウィークさん、トウカイテイオーさん、メジロマックイーンさん、ゴールドシップさん、サイレンススズカさん、ダイワスカーレットさん、そして最後に私が殴りかけたウオッカさん。これに、トレーナーである沖野トレーナーを入れた、計8名で構成されているようだ。

 一応、ウオッカさんに殴りかけたことを謝ったら許してくれた。優しい。

 

 

 挨拶をすませると早速練習に移るようで、私達も体操服に着替えることとなった。沖野トレーナーはゴールドシップさんに蹴られ部室から出された。なんで部屋にいて大丈夫だと思ったのか。

 

 

 

 練習が始まり、しばらく走り体が温まってきた頃。沖野トレーナーの指示で併走トレーニングを行うこととなった。私の相手はスペシャルウィークさんとトウカイテイオーさんのようだ。

 距離は2400m。うん、楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

「併走トレーニングだろうと、1番は譲らないからね!」

 

「私も負けないです!!」

 

「お2人と並走しても恥ずかしくない走りをさせてもらいますよ」

 

 

 レースが始まると、私たち3人は同時に飛び出る。しばらくすると2人は私の後ろを走る。

 脚質は2人とも先行のようだ。

 

 2人のペースは模擬レースの時の比ではなく、あの時と比べると凄まじく早い位だった。というか遊びレベルにしか見えない位だ。

 それは最終コーナーを抜けようとする時になっても変わらない。

 

 

 

「早い....」

 

「ふふん!当然!ボクが一番だ!」

 

「させません!ここから抜かします!」

 

 

 

 うん、この人達が相手なら使っても大丈夫だね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私が1歩踏み込むと、瞬間、私の周囲が黒い木々と黒い霧に包まれた。

 

 

「何コレ!?真っ暗じゃん!オマケに霧!?」

 

「うわっ!危ない!木にぶつかるぅ!!?って狼!?」

 

「それじゃぁ、先輩方。サヨウナラ」

 

 

 私は領域効果で召喚した狼と共に駆け出し、走り抜ける。こんな森、私からすれば庭同然だ。

 2人を置き去りにした私はギアを最大出力で入れ、前傾姿勢になり最終直線を突き進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝てる。そう確信してあと10mでゴールという時、

 

 

「「負けるかぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

 私は2人に追い抜かされた。

 

 そのまま、2人は同時にゴールを切り、私はその後にゴールを通過する。

 

 

 

 

 

 私は、レースが終わると背中から芝に倒れ込む。

 

 

「ちょっと!ルインさん大丈夫!?」

 

「スポドリっス。大丈夫っスか?」

 

「うん大丈夫。いやぁ、負けた負けた。領域使った(・・・・・)のに負けるのはキッツイや。あー、悔しい」

 

「はぁ!?領域だって!?使えるのか!?」

 

 私が領域を使ったと言うと、別方向から声が聞こえてきた。

 沖野トレーナーだ。

 

 

「えぇ、もちろん。使えるんで、領域使いましたよ。負けましたけど。それがなにか?」

 

「マジか....。この前やってた模擬レースとやらでは使ったのか?」

 

「使う必要も無かったですよ。ギア上げるだけで勝てましたから」

 

 私はオルフェーヴルちゃんからもらったスポドリで喉を潤しながら答える。

 あー、生き返る。

 

 

「キミの領域、スゴいね....。領域と分かっててもホントに木と正面衝突するかと思ったし....オマケに視界も悪いからどんなところ走ってるかも認識しずらいし....」

 

「ホントに正面衝突するかと思って心臓バックバクになっちゃいましたよ.....。あー、今になって疲労が.....。というか、一緒に走ってたオオカミって本物そっくりすぎませんか!?」

 

「ありがとうございます、そう言われると嬉しいです。アレはそういう領域なんで、褒め言葉ですね」

 

 

 

 

 

 その後のトレーニングも自主性を重んじるのか、自分のしたいトレーニングをさせてくれた。

 

 ゴールドシップ先輩は、何故か将棋版で囲碁をしていた。何してんだあの人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日の全てのトレーニングが終わり、寮に戻ると私たちは意見交換を行った。

 2人からしてスピカは一応好感触ではあったが、やはりリギルの方があってるらしい。

 

「そっかぁ.....。あぁ、あと私はスピカに行こうと思うんだ。あの自由さが個人的には気に入ったかな」

 

「自由さ....色々と自由だよね。色々と」

 

「まぁ、私にはスピカがあってるんだと思う」

 

「うん、貴女が決めたのならそれでいいと思う」

 

「それに、アレだけ強けりゃ追いかけがいがあるからね。今度は絶対抜かす」

 

「「それには同意」」

 

 実は2人もあの人たちに負けたので割とやる気がみなぎってるようだった。私もこの2人のやる気に負けてられない。

 

 

 私はこっから強くなる。そう胸に誓った。

 

 

 




公開可能データ

領域「ブラックウルフ」
・黒い木の乱立する暗い森と黒い霧の世界へ連れ込み視野の悪さで半強制的に全体の速度を少し下げ、狼達と駆け出し自身の加速力と速度を上げる。
範囲は前後合わせて6名を巻き込む範囲

・????
??????



発動条件
・最終コーナーを抜け、直線に出た時に発動。発動するか否かはオンオフ可。

・??????




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