ウルトラマンティガ〜EPISODE OF EVIL〜   作:神白椿

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今回で序章は最後です。


始まりの日-5-

幸いにも僕はものの数分で目覚めた、警官からの話によると父さんと母さんは怪獣が落下した際に倒壊してきた家に巻き込まれ圧迫死したらしい。体は原型をとどめていないほど激しく損傷しているため会うことはできないとのことだった。

 

 

それから僕は心配して遅くまで話し相手になってくれたハジメが帰るとすぐにベットに横になった……目を閉じると父と母の笑顔が瞼の裏に浮かんでは、消えた、母は陽気な性格でよく僕もその母の考えた突拍子もない出来事に振り回されていた、父は物静かであまり長いこと会話をしたことはなかったが母に僕と共に振り回されている時は心の底から幸せそうな表情をしていた………頭を振っても振っても思い出が頭の中を離れず涙が滲み出た。これが本当に大切なものは失ってからじゃないと気づけないと言うことか、と一人で納得した。「こんなことならもっと話しておくべきだったな、色んなこと」と思わず独り言が漏れた。後悔先に立たずってことかと一人自嘲した。

 

 

 

「貴方の怪我は大したことがありませんが念のためもう少し入院してもらいます」と医師が言った、

「後どのくらいですか?」と僕が聞くと医師は「そうですね、後三日くらいでしょうか」と答えた。

「取り敢えず退院できてよかったな」とハジメは言ってくれたが僕はまだ気持ちの整理ができておらず返すことはできなかった、「ごめん、今日は?もう帰ってくれないか」というと彼は多少心配しながらも「分かったお大事にな」と言って帰っていった。

彼の根が優しいのは僕もよく知っている、だからこそその気持ちを踏みにじるような自分が嫌だった。早く立ち直らないとと頭では分かっていてもなかなか立ち直ることは出来なかった。

 

 

 

そして退院の時が来た、成人とはいえ親を失った状態で生きてゆくわけにもいかず僕はハジメの家に引き取られることとなった。

そして4月になり大学の入学式が行われてもなんだか行く気力がわかずに毎日を無気力に過ごしていた。言ってしまえば今の僕はただの穀潰しである、そんな僕を見かねたのかハジメも言いにくそうに何か職を探したらどうだろうかと言った。確かに働くことによる忙しさで悲しみから立ち直ることは可能である。が、僕は自分がなにになればいいのか分からずじまいだった。

 

 

 

 

そんな怠惰な生活を送って早4ヶ月が過ぎた、もちろん大学の入学は取り消しである、僕は流石にハジメの両親に迷惑だろうと思ったので自身の貯金を切り崩しながらネットカフェで暮らしていた、そんな時のことだった、自衛隊怪獣特別対策班-GUTS-の募集を見たのは、一目見た時にこれが僕の天職なのだろうと思った、そして善は急げという言葉があるように早速志願した。それが自らの運命の分岐点だったのだろうと今は考えている。




と言うわけで序章が終わりました。今読み返してみると戦闘描写がひどかったり、言い回しがわかりづらかったりと色々とダメな要素が多いように思えました、時々編集で直そうと思いますので何卒よろしくお願いします。

追記 いきなりできた組織に養成学校があるはずもないので面接などで受かったことにしておきます。
おそらく未知の怪獣と戦う仕事なんて恐ろしいので志願者が少なく、人手不足だったのだろうと勝手に思っています
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