上越新幹線「あさひ」特急「かがやき」上原歩夢のひとり旅   作:新庄雄太郎

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そして、歩夢の家に言ったら。

机の上に、置手紙を残して出て行ってしまったのだ。


第2章 置手紙

「あれ、誰もいないのかな。」

 

と、彰と侑は歩夢の家にやって来た。

 

「おーい、歩夢。」

 

彰は部屋に入ると、机の上に置手紙が残されていた。

 

「えっ、何これ。」

 

置手紙には、こんな事が書いてあった。

 

私は弱い女です、明日は1人で旅に出ることになったので、二度と戻る事のない旅になるのでどうか探さないでください。 歩夢

 

と、置手紙に書いてあった。

 

侑はすぐに、シオンに電話してきていないか電話をして見た。

 

「はい、俺シオンだけど、ああ、侑ちゃん、どうした。」

 

「あのね、歩夢来ていないかな、多分名古屋の友人と一緒かなと思って。」

 

「俺の家には来てないけど、どうしたんだい。」

 

「それが、歩夢が置手紙を残して出て行っちゃったのよ。」

 

「えーっ、歩夢ちゃんが。」

 

と、シオンは驚く。

 

「もし、来ていたら連絡してよ。」

 

「わかったよ、こっちも探してみるよ。」

 

そう言って、シオンは名古屋駅へ向かって歩夢を探すことにした。

 

「えっ、この女の子。」

 

「はい、心当たりありませんでしょうか。」

 

「さぁね、乗客がいっぱいだからこの女は知らないな。」

 

在来線ホームへ行って探してみたが、歩夢の姿はなかった。

 

早速、新幹線ホームへ行って見た。

 

「歩夢が新幹線に乗って名古屋から来るから、「ひかり」に乗ってくるかもしれんな。」

 

と、思い込んだシオンは探してみることにした。

 

「東京から来た女の子。」

 

「ええ、この「ひかり」に乗っていませんでしたか。」

 

「いいや、この「ひかり」には乗っていなかったぞ。」

 

特急「南紀」と特急「ひだ」の番ホームへ行って見たが、歩夢はいなかった。

 

特急「しなの」の番線ホームでは。

 

「さぁね、この女の子は知らんなぁ。」

 

「そうですか。」

 

「ええ。」

 

そして、特急「しらさぎ」のホームでは。

 

「もしかしたら、歩夢は名古屋から北陸へ行ったって事も考えられるな。」

 

と、早速車掌に聞くことにした。

 

「すいません、この女の子知りませんか。」

 

「さぁ、この女の子は見なかったわね。」

 

「しかし、歩夢は特急「しらさぎ」に乗って北陸へ行く事もあるから、乗ってるかな思って。」

 

「なるほど、その女の子はこの「しらさぎ」には乗っていなかったな。」

 

「そうですか、どうも。」

 

名鉄ホームへ行って見た。

 

「さぁね、知らんな。」

 

「でも、この女の子だけどこの列車には乗っていなかったな。」

 

「そうですか、どうも。」

 

そして、シオンは侑に電話した。

 

「あっ、シオン君、見つかった。」

 

「ああ、JRと名鉄と高速バスにも当たって見たんだけど、歩夢らしき女の子は見なかったそうだ。」

 

「そう、ありがとう。」

 

と、言って、侑は電話を切った。

 

「それに、歩夢は千歌ちゃんの家に行ったのか。」

 

「ええ、千歌ちゃんの家には行っていないし、レオンの家にも来てないんだって。」

 

「そうか。」

 

「どこへ行ったのかな、歩夢。」

 




そして。

歩夢は名古屋にも行っていない事だから、どこへ行ったのだろうか。
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