上越新幹線「あさひ」特急「かがやき」上原歩夢のひとり旅 作:新庄雄太郎
そして、次の日に南は夜行に乗って高岡へ向かった
歩夢は、上越新幹線に乗って長岡で下車し、そこから特急に乗り換えていくのだ。
「長岡から特急に乗って行くと、3時間掛かるのね。」
ホームへ行くと、駅のアナウンスが流れた。
まもなくー、9時04分発北陸本線廻り特急「かがやき2号」金沢行が到着します、白線の内側へ下がってお待ちください。
「北陸へ行くには、これに乗ればいいのか。」
ホームに、特急「かがやき2号」が長岡駅に到着した。
「金沢行か、これに乗ればいいのね。」
そう言って、歩夢は長岡から特急「かがやき2号」に乗って北陸へひとり旅へ行った。
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルーッ!。
まもなく―、9時04分発特急「かがやき2号」金沢行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。
と、駅のアナウンスが流れた。
ファーン!。
9時04分、歩夢が乗った特急「かがやき2号」は長岡を発車した。
歩夢が乗った長岡と金沢、福井、和倉温泉まで走る特急「かがやき」はヘッドマークには「スーパー」がつけられており、青とオレンジと薄茶色のデザインで485系で運転されている。この列車には1日6往復運転されており、今年のダイヤ改正で自由席が導入された。
上越新幹線「あさひ」と特急「かがやき」で行くと金沢へは3時間58分、富山へは3時間21分である。
長岡を9時04分に発車し、途中停車駅は直江津、富山、高岡、終着金沢へは11時34分に到着する。
特急「かがやき」に乗ると、日本海が目の高さと同じになる。
「海がきれいだわ、前はあの人と一緒にね。」
と、歩夢は車窓を眺めた。
直江津に通ると、ここは北陸本線に入るのだ。
「北陸へひとり旅するのも、いいかもね。」
その頃、彰は内浦の千歌に電話してみた。
「えっ、旅館に歩夢ちゃんが来てないかって。」
「そうなんだけど、お邪魔してない。」
「いいや、旅館にも来てないわよ。」
「そうか、ありがとう、千歌ちゃん。」
と、電話を切った。
「どうだった。」
「電話したんだけど、シオンの家や千歌ちゃんの旅館にも来てないって。」
「そうか、やはり友人の家にも行ってないのか。」
ファーン!
歩夢が乗った特急「かがやき」は親不知通り過ぎると、富山県に入った。
10時56分、特急「かがやき2号」は富山駅に到着し、富山を発車した。
呉羽と小杉を通り過ぎ、越中大門を超えて橋を渡って高岡へやって来た。
たかおかー、たかおかー、高岡ですご乗車有難うございました、城端線、氷見線は乗り換えです。
と、駅のアナウンスが流れた。
11時09分、歩夢が乗った特急「かがやき2号」は高岡に到着した。
「やっと、高岡か。いい町ね。」
そう言って、歩夢は高岡駅に下車した。
次に南に会ったのは、侑と彰としずくだった。
「ほう、置手紙を残してひとり旅に出たんだね。」
「ええ、昨日の朝早く出て行ったから、どこへ行ったかは。」
「それで、心当たりの方は当たってみました。」
「ええ、千歌ちゃんの旅館と名古屋のシオン君の家にも当たって見たんだけど、ところが来ていないって。」
「そうか。」
そして、暫くして高山がやって来た。
「只今。」
「おっ、どうだった休暇は。」
「うん、まぁね。ん、何かあったのか。」
「実はな、侑の友人の女の子が置手紙を残して出て行ったらしいんだよ、どうもひとり旅に出たらしいんだよ。」
「えっ、置手紙を残して行方不明!?。」
「うん、私の幼馴染なんだけど名前は上原歩夢っていうの。」
と、侑は南に言った。
「と言う事は、新幹線に乗って友人に会いに行ったとしたら。」
南は早速時刻表を見て見ることにした。
歩夢は名古屋の友人に会いに行ったとして。
東京から名古屋へ行くには東海道新幹線に乗る。
東京発午前7時07分 東海道新幹線「ひかり3号」に乗車
名古屋着午前8時58分 下車
そこから友人の家に行く。
名古屋発午前8時12分 北陸本線特急「しらさぎ1号」に乗車
高岡着午前11時34分 下車
「もし、名古屋から高岡へ行ったとしたら特急「しらさぎ」に乗って行ったんじゃないかな。」
「そう言えば、歩夢はひとり旅をする時はよく北陸へ行っていたな。」
「確か歩夢は金沢も好きだけど、能登や、越前も好きだって言っていたわ。」
「能登と越前ね。」
と、しずくは言った。
「石川と福井ではないのは確かだな。」
「と言う事は、新幹線と特急に乗り次いで北陸へ行ったとみて間違いないですね。」
「ん、待てよ。」
「どうした、高山。」
「そう言えば、その女の子は確か上越新幹線に乗っていたな。」
「えっ、それ本当。」
「うん、確か7時36分発の「あさひ1号」だったな。」
「それ、本当か高山。」
「ええ。」
「その女の子は、確か長岡で降りてたな。」
「それ本当か。」
「ええ。」
「わかったぞ、歩夢は上越新幹線に乗って長岡から北陸へ行ったんだよ。」
「えっ、それ本当なのか。」
「うん、高山時刻表を見せてくれ。」
「はい。」
南は時刻表を見て見ると。
東京発7時36分 上越新幹線「あさひ1号」新潟行に乗車
長岡着8時57分 下車
長岡発9時04分 北陸本線特急「かがやき2号」金沢行に乗車
高岡着11時09分 下車
「なるほど、上越新幹線を利用して北陸へ行ったのか。」
「その通りだよ、歩夢ちゃんはそれに乗ったんだよ。」
「と言う事は、問題はどこへ行ったかですね。」
「そこなんだよね。」
「よしっ、この歩夢の捜索は私が行こう。」
「えっ、主任だけでですか。」
「うん。」
そう言って、南は歩夢を探すために北陸へ向かった。
「今から行くとしたら、夜行で言った方がいいかな。」
「そうね、夜行で行くとしたら上野発の列車があります。」
「そうか、早速その夜行に乗って歩夢の捜索に行ってくる。」
そう言って、南は歩夢を捜索に行く為、上野から夜行に乗って探しに行くことにした。
上野駅
「上野から金沢までは夜行に乗ればいいのか。」
と、列車の電光掲示版を見ていた。
「えーと、次の上越線経由の寝台特急「北陸」は22時44分か。」
ホームへ行くと、北陸へ行く人がいた。
南は上野駅から上越線経由の寝台特急「北陸」金沢行に乗って歩夢を捜索する事になった。
そこへ、アナウンスが流れた。
「まもなくー、22時44分発上越線回り寝台特急「北陸」金沢行きが参ります、危ないですから黄色い線の内側まで、下がってお待ちください。」
と、アナウンスが流れた。
そこへ、寝台特急「北陸」が入線して来た。
「金沢行か、これに乗ればいいんだな。」
と、言って南は寝台特急「北陸」に乗り込んだ。
私は個室B寝台1用に乗って、歩夢を追いかけるだ。
「歩夢、必ず追いかけるからな。」
と、言って南は個室に入った。
「まもなくー、15番乗り場に22時44分発寝台特急「北陸」金沢行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。」
と、アナウンスが流れた。
ピィーッ!
22時44分、南が乗った寝台特急「北陸」は夜の上野駅を発車した。
寝台特急「北陸」は上野の夜に出発して翌朝金沢へ着く、上越線を経由して北陸本線に入る、上野を22時40分に発車して、途中停車駅は高崎、水上、糸魚川、魚津、富山、高岡、津幡、終着金沢へは翌朝の6時33分に到着する。
「失礼します。」
そこへ、車掌がやって来た。
「はい。」
「恐れ入ります、乗車券と特急券と寝台券を拝見させていただきます。」
「はい。」
「高岡までですね。」
「はい。」
そう言って、南は車掌に拝見し、私は歩夢の日程表を見てどこへ行ったか探すことにした。
「歩夢、必ず見つけてやるからな。」
ピィーッ!。
と、警笛を鳴らし。魚津で朝を迎えた。
「ファー、よく寝たな、もう北陸に来たのか。」
5時57分、南が乗った寝台特急「北陸」は高岡に到着した。
「えーと、歩夢はここで下車してどこへ行ったのかな。」
と、駅の構内を捜索することにした。
「あのー、すいません。」
「はい。」
「この女の子、見かけませんでしたか。」
「いやー、この女の子知りませんな。」
「そうですか、どうも。」
構内を探したが、歩夢の姿はなかった。
「高岡で降りたから、どこへ行ったんですかね。」
と、南は駅前に出ると歩夢はいなかったか聞いてみた。
「さぁ、知らんなぁ。」
「いやー、見かけないね。」
「知らないわ。」
そう言って、捜してみたが心当たりはなかった。
次回、南は高岡で歩夢を探すのだ。
ご期待ください