上越新幹線「あさひ」特急「かがやき」上原歩夢のひとり旅   作:新庄雄太郎

4 / 7
南は、早速歩夢を探すために、高岡へやって来た。

早速、観光客が多く利用する高岡大仏へ。


第4章 歩夢の行方

高岡市は、本州のほぼ中央にある富山県の北西部に位置し、市内の西側は山間地域、北東側は富山湾が広がるなど、自然が豊かな地域です。また、400年余りの歴史を持つ高岡には、伝統工芸や祭礼・歴史的建造物が数多く継承されており、見どころがたくさん。平成27年には、文化庁が設立した「日本遺産」に、高岡市の2つの物語が認定されました。

 

高岡市の大佛寺にある青銅製阿弥陀如来坐像「高岡大仏」。

 

地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。高さ16m。小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つです。およそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだといわれています。その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し、今の形となっています。境内入口から台座までまっすぐ伸びた参道を、大仏様の顔を拝みながら歩みを進めると、大仏様の目が少しづつ見開かれていく様子を見ることができます。高岡大仏は出来栄えの素晴らしさから「日本一の美男」と呼ばれるほど!高岡大仏の特徴である「円光背」には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が頂点に配されています。

 

「後、観光客でにぎわう場所は何処かな。」

 

と、南はガイドを見ながら歩夢を捜索した。

 

そこへ、1人の女が南に声を掛けた。

 

「あのー、すいません。」

 

「はい。」

 

「写真を撮っていただけないでしょうか。」

 

「はい、いいですよ。」

 

と、南はカメラを借りて大仏の前で写真を撮ることにした。

 

「撮りますよ。」

 

カシャッ、カシャッ。

 

「もう1枚お願いね。」

 

「はいよ。」

 

と、写真を撮った後は女にカメラを返して、南は歩夢を探した。

 

「あっ、お一人ですか。」

 

「えっ、あ、はい。」

 

「御一緒に、高岡へ行きませんか。」

 

「ええ、いいわよ。」

 

そう言って、歩夢は女と一緒に高岡市内を観光しました。

 

「へぇー、素敵な街なのね。」

 

「ええ。」

 

「ところであなたは瑞龍寺いかれました。」

 

「はい、昨日行ってきました。」

 

「そうですか、明日は何処かへ行くんですか。」

 

「ええ、明日は氷見線に乗って雨晴へ行こうかと。」

 

「そうですか。」

 

そして、歩夢は女と一緒に金屋町へ向かっていった。

 

「うわー、ここが金屋町ね。」

 

「ええ、結構人気らしいのよ。」

 

「そうなんですか。」

 

「じゃあ、そこへ行って見ます。」

 

「いいわね、やってみようかな。」

 

2人は、大寺幸八郎商店へ行ってアクセサリー体験をして来た。

 

歩夢は、キーホルダーを作り、女はイヤリングを作った。

 

「わぁっ、似合ってますよ。」

 

「ふふふ、そうかな。」

 

一方、南は歩夢を探していた。

 

「さぁ、知りませんなぁ。」

 

「そうですか。」

 

「いやー、見かけないね。」

 

「知らないわ。」

 

聞き込みをして見たが、歩夢の姿はなかった。

 




そして、歩夢はどこへ行ったのだろうか。



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。