指揮官、ちょっとこっち来てくださいぃ!   作:綾凪九尾

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続きましたね!
やったね


指揮官ご無事ですか!

「どうしてこんな小さい町でこんなに事件が起きるのでしょう。」

 

ポリがそう言って、近くのカフェでコーヒーを飲む。俺がポリの所属する警察署に勤務して初日。出動件数は5回ぐらいから数えるのをやめた。

 

「見てわかる通り、この前哨基地は指揮官が居てもこれほどにも治安が悪いんですぅ。どうにかして欲しいものですねぇ。」

 

ポリは皮肉そうに俺にそう言う。俺にはそんなこと言われても何も出来ないのが本音だった。

 

「まあ、こんなところ指揮官に言っても意味無いですか。さて、ミランダがまたミスをしたみたいですぅ。助けに行きますよん。」

 

ポリは肩にかけた銃を持って、立ち上がった。

 

「じゃあ、指揮官行きましょう。」

 

俺も立ち上がり、銃を持つ。そして、場所をタブレットで確認してミランダのいる所に向かう。

 

「おかしいです!ちゃんと私は交通整理してたはず…。」

 

「こちらですぅ。ミランダ、ここは指揮官と私がしますから。迷子の子がいないか探して欲しいですぅ。」

 

俺は交通整理を始めた。ミランダがどうやったらこんなに渋滞をさせたのか逆に気になるものだった。

 

「こちらですぅ!おやぁ?指揮官、意外と上手いですよん。元々、交通整理してましたぁ?」

 

「いや、そんなことは…。」

 

「なるほどぉ。ここを交通整理したらまたゆっくりしますよん。」

 

交通整理を約20分間した後、信号機は元に戻った。ミランダに聞くと「アークからの電気供給が遅れているみたいで!」と言っていた。アーク自体、かなりの広さだ。電気を作ってもアーク内しか使えないのだろうか?

 

「指揮官…発電所ありますよん。」

 

「アッ…」

 

「誰も対応してないんじゃないんですかぁ?」

 

「…かもしれない。」

 

本日の勤務が終わったあと、発電所を確認すると起動はしているが、発電量は少なかった。

 

「どうして、ミランダはミスばっかりするんですかねぇ。」

 

「新人だからだろ。」

 

さっきの交通整理をした道路の近くにあるカフェでまたコーヒーを飲んでいた。

 

「そういえば、ブリッドがコーヒーに目が…アイタッ!」

 

急の痛みで俺は何が起きたかわからなかったが、ポリが手に持ってるもので状況を理解した。どうやら、俺はポリの警棒で叩かれていたらしい。

 

「私と仕事をしているんですぅ!別の人の名前を出さないで欲しいですぅ!」

 

「ご…ごめん…。」

 

「本当に…指揮官って女たらしじゃないですかぁ?」

 

「いや…そんなつもりは…。」

 

ポリはため息を吐いて、警棒をホルダーに戻す。

 

「無意識って言うのが悪質ですねぇ。ガルル!」

 

「威嚇しないでくれポリ。俺が女たらし…?」

 

俺らはカフェから出て警察署に戻った。一旦、俺はゆっくり出来た。

 

「念の為に持ってきた書類をここで…。」

 

「指揮官…こんなところで何をしているのですか?」

 

「ラピ!」

 

「急に連れていかれたと聞いて心配していましたよ。」

 

「ラピはどうしてここに?」

 

「ポリに連れていかれたと聞いたのでここと思ったのですが…合っていたようですね。お怪我はありますか?」

 

「いや、大丈夫だ。」

 

「そうですか。」

 

ラピは安堵した顔をしていた。しかし、俺は今警察署に勤務しているから帰れないとラピに言う。ラピは「それは…そうですか。」と言った同時に「ダメですよん。ここは関係者以外立ち入り禁止なんですが。」とポリが警棒を持ってラピを見ている。

 

「指揮官を探しに来ただけよ。A.C.P.U.には何もする気ないわ。」

 

「ガルル!その言葉信じてもいいですか?」

 

「…ええ。」

 

「それは良かったですぅ。」

 

ポリは警棒をホルダーに戻して、ラピは「では、指揮官お帰りをお待ちしています。」と言って警察署を出ていった。

 

「指揮官は今、私の部下ですよん。それだけは覚えておいてくださいっ!」

 

「…ウス。」

 

「次は、ちょっと厄介な護衛任務ですぅ。指揮官にはショットガンを渡しときますぅ。私が使ってるやつを人でも扱えるように改造されたやつですよん。」

 

そう言って、ポリが髪の毛の中からショットガンを渡してきた。

 

「かっこいいよなこれ!」

「ワン!私も思ってますぅ!」

 

ポリの直属の部下と共に装甲車に乗り、護衛対象のいるホテルに向かった。

 

「今回の護衛対象はアンダーソン副司令官ですぅ。指揮官はしっかりヘルメットを付けて隠れてくださいっ。」

 

「どうしてだ?」

 

「業務怠慢で捕まりますよん。」

 

「…そうなのか。」

 

サイレンを鳴らして進む装甲車はアーク内一のホテルに到着した。

 

「ふむ。A.C.P.U.か。信じているぞ。」

 

「はいっ!私たちにお任せ下さいっ!」

 

ポリの部下たちはアンダーソン副司令官に敬礼をする。俺も見よう見まねで敬礼をした。

 

「ん…?君は見たことの無い顔だね。」

 

俺の方を見てアンダーソン副司令官はそう言う。何とかバレないように声を低くしてアンダーソン副司令官と会話をする。

 

「はい!本日はポリさんのご協力で新人の私がご同行させてもらっております!」

 

「ふむ。君のような、熱意のある子がいる事が嬉しく思うよ。」

 

アンダーソン副司令官はそう言って、警察車両に挟まれた装甲車へ消えていった。

 

「指揮官危なかったですよん。」

 

「何とか…騙せた…。」

 

「このまま指揮官も警察官になりませんか〜?」

 

「…地上取り戻したら考えようか。」

 

「ワン!それは私も嬉しいですぅ!」

 

ポリの部下たちは装甲車に乗り込み、俺とポリも装甲車に乗った。その後、何者かに襲われると言うことも無く平和に護衛任務が終わった。しかし、ポリが無線に耳を当てていた。

 

「また事件ですよん。私たちがサクッと終わらせてしまいましょうかぁ。」

 

ポリは運転手に指示をして、事件現場へ装甲車で向かった。そして、事件現場につく。

 

「なんですかねぇ…?」

 

ポリは部下たちに周りを見るように指示をして、俺とポリは2人で周りを見ていた。

 

「この部屋見てみるか。」

 

「気をつけてくださいねぇ〜。犯人がいたら危ないですからねぇ〜。」

 

俺は拳銃を構えながら、倉庫の部屋に入る。しかし、誰も居らず拳銃を拳銃ホルダーに戻したと同時に後頭部に衝撃を受けた。その衝撃で俺は意識を手放した。

 

〜ポリ視点〜

「指揮官?指揮官どこですか〜?」

 

私も指揮官を追いかけて、倉庫の部屋に入る。しかし、指揮官の姿はなかった。私は無線で部下たちを集める。そして、怪しい車などを見てないかを聞くと1人の部下が「黒い車が先程出ていきましたが…。」と言う。私は「まさか!」と思い、床を見ると赤い液体が床に着いていた。

 

「…すぐに対応しますっ。署長に連絡。そして、カウンターズとトライアングルに連絡してください。」

 

私は部下たちに指示をする。部下たちはトライアングルに連絡をすると聞くと「何があったのですか…?」と聞いてくる。

 

「指揮官が拉致されました。早く、犯人を捕まえに行きますよん。」

 

少しした後、A.C.P.U.の作戦本部にカウンターズとトライアングルではなく、プリバティただ1人だけ来ていた。

 

「私はプリバティだけではなくトライアングルを呼んだはずなんですけどねぇ。」

 

「私だけではご不満ですか?」

 

「いえ〜。信じてますよん。」

 

「はい。」

 

カウンターズは指揮官の居場所をもう掴んでおり、装甲車へ乗り込み猛スピードで指揮官の監禁場所へ向かった。

 

「今回の部隊の隊長は一応私ですよん。でも、勝手に動いても大丈夫ですぅ。」

 

装甲車は人通りのない廃工場に止まった。特殊部隊のように装甲車を降りる。私とプリバティは裏口からカウンターズは正面から潜入する。

 

「カウンターズは大丈夫でしょうか。」

 

「大丈夫ですよん。」

 

私は銃を構えながら廃工場を進んでいく。広い場所に出ると私は鼻をスンスンする。

 

「こっちですぅ。」

 

私は指揮官の匂いを見つけて、匂いの強くなる方へ向かうと拳銃を突きつけられた指揮官を発見した。

 

「そこまでですぅ。」

 

犯人は驚いたが、指揮官に拳銃を突きつけて「動くなよ!お前ら動けばこいつが死ぬぞ!」と大声で話す。私たちは銃から手を離した。

 

「ふ…やれば出来るじゃねぇか。」

 

「私たちはあなたを殺すつもりありません。今、やめておけば刑も軽くなるはずですぅ。」

 

「うるせぇ!俺は…こんなことしないと…。」

 

指揮官に向けている拳銃を何とかしたい。プリバティもそれは同意見そうでジェスチャーで拳銃を取り上げることを理解した。

 

「クソ!俺だって…クソ!」

 

犯人が下を向いた瞬間にプリバティが閃光手榴弾を投げた。炸裂したと同時に私が犯人の持つ拳銃を警棒で叩いた。

 

「なんだよ…クソが!」

 

目をつぶったまま私のことを殴ろうとする。その拳は私に当たりそうになった瞬間に、指揮官の手が犯人の拳を掴んだ。

 

「すぅー。逮捕だ。」

 

指揮官は犯人の拳を掴んで、犯人を押さえ込んだ。そして、犯人に手錠をかけた。指揮官に手錠を渡した覚えはなかったが、パッと自分のホルダーを確認すると私の手錠を知らぬ間に取っていたらしい。

 

「指揮官お手柄ですぅ!」

 

「助かったぞポリ。」

 

指揮官は私の頭を撫でてくれた。私は嬉しくなったが恥ずかしくもなって照れ隠しに自分の髪の毛を撫でる。

 

「プリバティも助かった。」

 

「べ、別にあなたが心配だから来たとかじゃないですからね!ま、まあ!無事でよかったですね!私はこれで!」

 

プリバティは走って消えていった。その場には私と指揮官だけになったが、数十分後にカウンターズが入ってきた。

 

「指揮官様!大丈夫?」

 

「ああ、大丈夫だ。アニス」

 

「師匠…怪我してませんか?」

 

「大丈夫だ。ネオン」

 

「あまりご無理なさらないでください。」

 

「ラピ、心配かけたな。」

 

「いえ、あとはA.C.P.U.に任せましょう。」

 

カウンターズも前哨基地へ戻って行った。事件処理として、私はその場に残り、指揮官は病院へ運ばれて行った。

 

〜ポリ視点終わり〜

 

ポリのおかげでこうして、病院のベットで寝転んでいる。まさかの勤務初日で病院送りになってしまった。指揮官として…男として…すごくなんだか複雑な気持ちである。

 

「指揮官、大丈夫ですかぁ?」

 

個室の入口の方から声が聞こえてきた。そこには白い毛玉が立っていた。

 

「可愛い子犬だ。」

 

「誰が子犬ですかっ!」

 

ポリが怒ってドアの影から出てきた。どうやら、ポリは俺を巻き込んでしまったことを反省しているようだった。

 

「すみません…巻き込んでこうなってしまいましたぁ…。」

 

ポリは髪の毛を触って申し訳なさそうな顔をする。俺は別に怒っているわけではないので、ポリに手招きをした。

 

「なんですか?怒ってますよねぇ。」

 

「怒ってないぞ。」

 

そう言って、ポリの頭を撫でてからキスをした。

 

「ワ…ワ…ワン!また、私のことを褒めてくださいね!」

 

「もちろんだ。これからも頑張ってくれポリ。」

 

ポリは笑顔に戻って、病院の部屋を出ていった。自分がしたことを思い出して、部屋で暴れているとペッパーに見つかって怒られた。




どうも、初めての方は初めまして。
私のを読んだことある人は元気してます?
綾凪九尾でございまする。
実は、この小説1話目を書いていた時ポリを持っておりませんでした。そうです。キャラ不所持で小説を書いていたおりました!すみません!
しかし!大丈夫です!ポリをしっかり手に入れた上!Lv120まで上げて現在主力入りを確定してくれております。
これは気分転換に出していこうかなって思いますのでどうかよろしくお願いします。
それでは!
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