獣電戦隊キョウリュウジャーMAGI・DE・カーニバル!? 作:ゼルガー
ANOTHERBRAVE01「俺の名はナギ・スプリングフィールドだ」
ダイゴとネギがキョウリュウジャーになる20年以上前の伝説の話。
「兄貴!本当に俺達から抜けるのかよ!」
「ナギ、話は分かるが・・・・・・」
「悪いな、マギ、詠春。これは、俺にしか出来ない・・・・・俺がやらなくちゃならねーことだ」
ネギの父であるナギ・スプリングフィールドの・・・・・・
「後は頼むぜ、マギ。お前が赤き翼を引っ張るんだ」
「兄貴・・・・・」
「アル、師匠。マギを頼む。ラカン、喧嘩はまた今度だ!」
「ええ、お任せ下さい。ナギ」
「行ってこい、馬鹿弟子」
「おう!帰ってきたら、とことんやり合おうぜ!」
光速の勇者と呼ばれた魔法使いの伝説。
「ガトウ、世話になったな。タカミチもクルトも元気でな」
「ああ。俺も世話になった」
「ナギも元気で!」
「・・・・貴方もね」
聞いて驚け!
「じゃあ皆!またな!」
獣電戦隊キョウリュウジャーMAGI☆DE☆カーニバル!?外伝
AnotherBraveStor
◇
俺が最初にこの力に気がついたのは、ガキの頃だった。
イギリスのウェールズで俺は双子の兄として生まれた。
家族は代々有所正しいスプリングフィールド一族の魔法使いで、村の中でもエリートぞろいの一族だった。
現に親父は魔法学校の校長を勤めていたくらい、優秀だった。
兄貴は優等生で、いろんなことを知ってた。
そして双子の弟であるマギ。アイツが一番とんでもなかった。
突然変異というくらいの膨大な魔力を持って生まれたからだ。物覚えが悪いと言う欠点はあるが、どんな魔法も強力な威力を持っていた。
だが、俺には魔法の才能は無かった。弟に持って行かれたかのように、魔力は普通の魔法使いくらいにしか無かった。
周りの同情の眼差しが毎日ウザく感じた。
だからだろうか。俺は、魔法使いが大嫌いだった。
いつの日か、こんな村を出て行って、魔法とは関係なく、自由に生きてやると
小さい頃からずっと、夢見ていた。
「おーい兄貴!今日もこんなところにいるのかよ!」
村で一番のお気に入りである木上で昼寝していると、弟のマギが俺を呼んでいた。
ちっ、いい気分だってのに。
「何のようだよマギ。俺は昼寝をしてるんだが?」
「んなことよりさ、今日も特訓しよーぜ!」
「んあ?」
「だって、兄貴!よくわかんねーけど、俺の魔法を殆ど殴っちまって効かねーじゃん!今日こそ一撃入れてやるぜ!」
「いや、お前な・・・・・」
馬鹿な弟を持つ兄の心境って、皆こんな感じなのか?
ん?何だ、お前が言うなって声が聞こえた気が・・・・・気のせいか?まいっか
魔法が効かない・・・・・と、いうよりも、魔法を喰らうと思ったとき、俺の手によくわからない何かが湧き上がって、それを纏うことで弾いてるだけなんだがなぁ。自分でもよくわかってねーし
「つかお前、学校はいいのかよ?」
「学校は嫌いだからフケた!」
「俺が言えることじゃねーけど、サボんなよ・・・・・」
俺は単純に、魔法が嫌いだから通ってないだけだ。魔法以外なら、ちゃんと空いた時間に親父に教わってるしな。
でもこの馬鹿は、脳筋だから知識のちの字すら無い鳥頭。
マジで将来が心配だよ
「いいじゃねーか。それに、そろそろ家出する気だしな!」
「・・・・は?」
「こんな田舎にずっといてたまるか!俺は、実力が全ての魔法世界に行って、最強の魔法使いになるんだ!」
「お、おいおい」
「親父や周りが言ってる立派な魔法使いなんかクソ食らえだ!」
「まあ、それは同意だけどよ」
俺達、まだ子供だぜ?親父達や兄貴を心配させてで魔法世界に行きたいのかこいつ?
・・・・・駄目だ、こいつを一人にしたら色んな意味でヤバイ。
よし、決めた。
「仕方ねーな。お前が行くなら俺も行くぜ」
「本当か兄貴!やったぜ!」
「お前一人だと、絶対何かやらかしそうで怖いしな」
「なんだとー!」
どっちにしろ、こいつに着いていけば、俺も自由の身だしな。
んで、こいつの面倒を見てくれる奴が見つかったら、本当の意味で魔法からオサラバして自由になってやる。
「よーっし!じゃあ、明日から出発だー!」
「・・・・は?はぁっ!?」
明日だと!?無計画にも程があるだろうが?!
取り敢えず、この馬鹿の頭を叩き、今度こそ計画的に家出の計画を立てた。
あれ?何かこの先もこのバカの所為で苦労しそうな気がする。
最初の目的地は、関東魔法協会がある麻帆良の地だ。
マギが、日本を観光したいを駄々こねたのが原因だ。マジでこの先どうなるんだ・・・・・・不安だ。
ども、ゼルガーです
AnotherBraveはナギが主人公です。
本編の外伝ですが、本編では語られない、ナギの活躍を書いていこうと思ってます。
原作とは違い、賢く、苦労人で、馬鹿ではないナギです
原作ナギの要素は成り代わりである弟マギが受け継いでます。
まだ幼少編なので、二人の年齢は10歳です。
次回は麻帆良祭の格闘大会です
ちなみに、ナギの外見や服装、そしてナギのヒロインの少女のイメージは、アルシャードセイヴァーRPGのモーニング・ムーンがモデルです