獣電戦隊キョウリュウジャーMAGI・DE・カーニバル!? 作:ゼルガー
~氷結城~
やっとデーボテレビジョンの画面を見始めたカオス達であったが、そこに映し出された光景を見て、唖然としていた
「まさか・・・・・キョウリュウジャー!?」
「しかも、二人も!?ヤダ~」
「腹ただしい!この現代に二人も現れるとはな!」
「赤と・・・・青?違うわねぇ、紺色かしら?」
「キョウリュウレッドにキョウリュウネイビーって奴っすかね?」
「トリンめ、我らに対抗する為に、遂に獣電戦隊を結成させる気だな。十大獣電竜とロストナンバーズの恐竜スピリッツを宿した勇者の戦隊を・・・・」
握りこぶしを作り、カオスは歯ぎしりした。
そんな彼を見つつ、ただ一人ミコトはニヤリと細く笑っていた。
「へぇ、アレが噂のキョウリュウジャーか。人類が滅ぶのも生存するのも、奴ら次第ってか?ふっ、ときめかせてくれるじゃねーか。なあ、相棒?」
―――同感だ。奴らこそ、我が宿敵に相応しい。
「さあ、俺に見せてみろ。お前らの力をなぁっ!」
そんなミコトの手には、禍々しいオーラを放つ、真っ白な獣電地が握られていた。
◇
「よっしゃ!行くぜネギ」
「うん!」
二人はガブリボルバーを右手にゾーリ魔の群れに飛び込んだ
《イメージBGM・闘え!キョウリュウジャー》
キョウリュウレッドとキョウリュウネイビー・・・・ダイゴとネギは長い間、一緒に旅をしてきた。
その為、お互いがお互いをよく知っており、お互いの動きを把握し、息をあわせていた。
そんな二人のコンビネーションにゾーリ魔とキョーガッキは翻弄されてしまっていた。
「くそ、何だこの二人は!ここまで息があった攻撃が可能なのか!?ゾーリ魔共!!!」
『ウギギギギギ!!!』
ゾーリ魔達はヒョーガッキの命令を受け、一斉に襲いかかろうとした。だがしかし
「オラァーーーーーッ!今だネギッ!」
「OK、キング!ラス・テル・マ・スキル・マギステル!闇夜に切り裂く一条の光、我が手に宿りて、敵を喰らえ。白き雷!!」
キョウリュウレッドはガブリボルバーを連射し、半数のゾーリ魔を一箇所に集め、ネギが魔法で一気に一掃する。
そして残りのゾーリ魔達は、密集して、二体の巨大なモンスター【巨大ゾーリ魔】に変貌した。
流石の二人も、あまりの巨大さに驚く。が、それも一瞬だけ。何故なら
「そっちは頼むぜ、ガブティラ!」
「背中は預けたよ、トバスピノ!」
赤と紺の獣電竜が飛びかかり、噛み付いたからだ。
噛み付かれた二体の巨大ゾーリ魔は、頭を潰され、爆散して溶けるように消えていった。
「オノレ、キョウリュウジャー!だが、たった二人に何ができる!我らは軍、いずれ大群を率いて貴様らを絶滅させるのだぞ!」
「あ?何言ってやがる。俺達は戦隊だ!今はたった二人に見えるかもしれねーが、俺達は全部で6人いるらしいぜ?」
「そうそう。まあ、何時6人そろうかはわからないけどね?」
「ろ、6人だと?ふん、ハッタリを!《バンバンバンバン!!!》ぎゃああああああああ!?」
ヒョーガッキが二人の言葉を否定しようとした時だった。突然銃声が4回鳴り響き、ヒョーガッキが撃たれたのだ。
「おいおい、もう始めてるのか?熱心だねぇ~」
ガブリボルバーをくるくる回しながら呆れたような口調で話す黒いキョウリュウジャー
「遅れてゴメン!忙しくて、なかなか抜け出せなかったんだ!」
両手をくっつけ、頭を下げて謝る青いキョウリュウジャー
「アンタ達がトリンが言っていた、5人目と6人目のキョウリュウジャーか」
興味ありそうで、無関心にそう呟く緑のキョウリュウジャー
「WAO!これで全員集合ね♪」
全員揃ったことに喜ぶピンクのキョウリュウジャー
「お、やっと揃ったか。随分と集まりが悪い戦隊だな!」
ダイゴはそう皮肉を言いつつも、喜ぶようにそう言った。
「そう言うなよレッド。俺達にも、プライベートがあるんでね」
「それもそうだな。よし、皆行くぜ!」
『おう!』
6人は横に一列、左から、黒、青、赤、紺、桃、緑の順番に並んだ。
「聞いて驚け!!!」
ダイゴは、魂の奥底からそう叫んだ。自分たちの存在を敵に思い知らせるために。
「牙の勇者!キョウリュウレッド!!ハッ!」
「弾丸の勇者!キョウリュウブラック!!フッ!」
「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!よいしょっ!」
「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!フンッ!」
「角の勇者!キョウリュウピンク!!うふっ♪」
「戦慄の勇者!キョウリュウネイビー!ヤァッ!」
彼らはそれぞれの恐竜を司る称号とポーズ、セリフを言い放つ。
「―――史上最強のブレイブ!獣電戦隊!!」
「「「「「「キョウリュウジャー!!!!!」」」」」」
ダイゴの号令に、全員が大声で戦隊の名を叫びあげた。
「あぁれぇるぅぜぇ・・・・・・止めてみなっ!」
ども、ゼルガーです
暑さでバテて、全員集合してからの戦闘は次回に回すことにしました。
死ぬわ、この暑さ。外作業の社会人は辛いよ。