戦乙女が放浪する話   作:猫を乗っけた青髪の女

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宇宙より飛来せし異星人

青年から化け物と変貌し、口は鋭利な歯があり、肌は青く変色し、コウモリの翼が生え、異常に発達した筋肉、そして鋭く尖った細い尻尾が生えてこの世のものではないと実感した。

 

「我は名はガイルヴァッヘン・ベリアズ。

世界を破滅させる為に呼び出され応じた。

それを阻むもの全てを喰らい尽くし全て終わらせよう。」

 

ベリアズと名乗るその男は何か呪文のようなを唱えると

突然地面が揺れ壁は溶け始め世界が変わる。

 

揺れが収まるとあたり一面岩のような硬い何かに変わり、

空を見ると真っ黒な空に星々が幾つも光りを放っていた。

そして心なしか空気が薄い、力もあまり入らない。

 

「ここは我が星ガリレイ。

ここが貴様らの墓場だ。『星降る終焉の光(スターレイ)』」

 

奴は腕を上げると、真っ黒な空から隕石がボクたち目掛け大量に降り注いできた。

ボクたちは隕石に当たらないよう避ける。

だが避けてばっかりでは奴に勝てない、ので雨のように降り荒れる隕石の合間を抜き奴に手前まで来れた。

 

剣でボクは切ろうとしたその時、

 

「遅い。」

 

その言葉と同時に身体全体が空高く浮かび上がり、剣は空を切る。

次の瞬間、何かが上から押さえつけるかのように地面へと叩きつけられる。

起きあがろうとするが身体が地面に引っ張られて起き上がることができない。

 

「如何がなものか、我が力は貴様などただの蠅にすぎぬわ。」

 

腹に蹴りを入れられ後方へかなり飛ばされた。

しかしそのおかげかさっきまでの重さは無くなっていた。

 

「こっちを忘れてもらっちゃ悲しいねぇ。」

 

それを言うと同時にカインはあいつに向かって無数の矢を放たれる。

するとあいつは腕を振り下ろす。

ギュンッッ‼︎

と荒々しく音が鳴り矢があいつを避けるように軌道が逸れる。

 

「その程度で我に打ち勝つつもりか?

本気なら命知らずよな。」

 

こちらに指を指す。

 

「勝つつもりならばこの程度は題してもらわなければな。」

 

指先に何かが集まっている。透明で見えないがその中心は空間が歪んでいるように見える。

 

見えざる必中の魔弾(ダークマターブラッドバレット)

 

弾が放たれる。見えないが何かすごい魔力を感じ取ることが出来た。

直感で理解する、まともに食らえば死んでしまう。ボクはすぐさま避ける。あまり速くないようで容易に避けれた、が、弾が軌道を変えボクに引き寄せられるかのように飛んできた。不意の出来事、反応が間に合わずもろに喰らってしまう。右半身が削り取られ空が半分真っ暗になる。呼吸がままならない。

 

「ひとり、なんと柔な。」

 

「嬢ちゃんッッ!?」

 

体が言うことを聞かない。

意識が遠のき、カインと化け物が戦っていてそんな時でもボクの心配をしている。

あぁ、だめ、まだ終わりたくない。あれに負けたままは嫌だ。

それでも身体から熱が抜けていくのがわかる。

視界も霞んでく、

 

「ダメだ嬢ちゃん!まだあんたは死ぬべきじゃない。」

 

遠くから彼の声が聞こえる。

まだ彼は生きてる、生きてるんだ...。

ボクがまもらなきゃ...いけないのに、そこでボクの意識はなくなった。

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