されはさておき、今回は諏訪大戦です。
それでは本編をどうぞ。
優弥と諏訪子は、指定された場所まで移動していた。
「この先に一騎打ちする為の場所があるぞ」
「うん。でも、勝てるかな?」
「自信をもてよ諏訪子。あれだけ頑張って修行したんだ。勝てなくても俺は文句を言わないさ」
「ありがとう、優弥」
そんな会話をしている内に指定された場所に到着した。そこには天照を含めた数人の神が居た。
「ようやく来ましたね」
天照がやって来た二人を見て言った。
「すみません。待たせてしまいましたか?」
「構いませんよ。それより、今回の決闘ですがこちらからは八坂神奈子が出ます」
「紹介された八坂神奈子だ。宜しくな」
「えぇ、宜しくお願いします」
「決闘についてですが、相手を気絶させるもしくは降参さてた方の勝ちという単純な決まりですがよろしいですか?」
「俺は構いませんが、諏訪子はどうなんだ?」
「私もそれで構わないよ」
「ならば始めてもらいます」
「諏訪子」
優弥は、決闘の為に離れようとしている諏訪子を呼んだ。
「何?優弥」
「頑張れよ。俺はお前を信じているからな」
「うん。頑張ってくるね」
諏訪子と神奈子が戦う為に離れた後、天照が優弥に近付いて来た。
「この戦いで、そちらの神の運命が決まるのですね」
「えぇ、そうで「素で話してもらって構いませんよ」そうさせて貰う」
「ふふ、貴方とは良い友人になれそうですね」
「そうか」
二人はたわいも無い会話をしていた。
一方、諏訪子と神奈子の方は、神力弾や鉄の輪、大きい木の棒(御柱)が飛び交っており、
「やるじゃないか、洩矢の神よ」
「そっちこそ、八坂の神」
激しい戦いが繰り広げられていた。
「まだまだいくよ」
諏訪子は能力を使い大地を操り、逃げ道を塞ぐ様にしてから鉄の輪を投げ、神奈子に攻撃した。
「くっ!追い込まれたか!」
神奈子は激しい攻撃を回避しながら、能力を使い雨を降らせた。すると、鉄の輪が錆び始めた。
「なっ!?鉄の輪が!?」
「隙があり過ぎだ」
諏訪子が驚きで硬直した所を狙い、神奈子が御柱を諏訪子に放った。
「うっ!!」
諏訪子は硬直のせいか、避けられずに直撃してしまった。
「あら?そちらの神が不利の様ですね」
「そうだな」
「応援でもしてはどうですか?」
「いや、この戦いが始まる前に信じてるって言ったんだ。だったら最後まで見届ける事が、諏訪子にとって応援になると思ってるんだ」
「素晴らしい信頼関係ですね」
優弥と天照は戦いの様子を見ながら、会話をしていた。そして、
「かはっ!!」
遂には神奈子の御柱を喰らい続け、諏訪子は吹き飛ばされてしまった。
「これでどうだい?洩矢の神」
「ぐっ!まだ、負けてない」
諏訪子はそう言って、また神力弾を打ち始めた。だが、最初の方と比べると明らかに弾の数が少なくなっている。
「はっ!そんな数では私は倒せないぞ」
「くっ!」
圧倒的に諏訪子が劣勢になって行く。
「どうやら勝敗が決まるようですね」
「あぁ。(何だ?この嫌な感じは)」
天照は勝敗について言ったが、優弥はそれよりも嫌な予感がしてそれ所では無いと思っていた。すると、
「うっ!」
遂に集中力が切れてしまったのか、諏訪子は避けきれずにもろに喰らってしまった。
「どうだ?降参するか?」
「はぁ…はぁ…降参、する訳には、いかないんだ」
諏訪子はふらふらしながらも立ち上がった。
「どうしてそこまでするんだ!?」
神奈子は、幾ら自分の運命が掛かっているからといっても、ボロボロになっている諏訪子になりながらも立ち上がった諏訪子に驚いていた。
「優弥は私を信じてるって言ってくれたんだ。だったら、その思いに答えなくちゃいけないんだ」
「洩矢、いや諏訪子」
「さぁ、続きをやろう神奈子。まだ、勝敗は決まっていない。」
「そう…だな。だったら、次の一撃で終わりにしよう。諏訪子」
「あぁ、私の最後の力を喰らえ」
「行くぞ、諏訪子」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」
諏訪子は残っている神力を、神奈子はまだ半分以上残っている神力を集中させて、同時に放った。
ドォォォン!!
辺りには物凄い音が響き渡った。ぶつかった神力弾の周りは煙が立ち込めていて、よく見えない状態だった。
「諏訪子!」
優弥は、諏訪子を呼んだが返事がない。その内に辺りの煙は段々晴れて行きそこには、
「私の勝ちだな。諏訪子」
と、余裕の表情で立っている神奈子と、
「あ、あぁ。私の…負けだ。神奈子」
肩で息をしていて、立っているのもやっとの状態の諏訪子だった。
「諏訪子の負けか」
「その様ですね」
優弥と天照が言葉を発した時、
「ようやく終わったか」
と、第三者の声が聞こえてきた。
「誰だ!?」
優弥は周りを見渡す。すると、上空に一人の神と、優弥達を囲む様に大量の神が居た。
「貴方達!?一体何をしているのですか!?」
と、天照は言うが、
「見て分からないんですか?今から其処の洩矢の神を始末するんですよ」
「な、何ですって!?」
上空に居る神は、天照に向かってあまりにも残酷な事を言い放った。
「さて、それではトドメを刺させて貰いますよ」
諏訪子に向かって、神力弾が放たれた。
「させるか!…何だ!?身体が、動かない!?」
優弥は諏訪子を助けようと動こうとしたが、身体が動かずその場に立っているしか出来なかった。そして、
「かはっ!」
諏訪子は先程の戦いで神力、体力共に殆ど失っていたので、避けられずに直撃してしまった。
「うぐ…はぁ、はぁ」
「諏訪子!くそ!何で動けないんだ!」
諏訪子は、まだ気を失ってはいなかったが、重症を負ってしまっていた。
「まだ死なないんですか。仕方ない。其処の神、トドメを刺しなさい」
周りにいた神は、刀を持って諏訪子に近付いて行った。
「くそ!やめろ!」
優弥の叫びも虚しく、神は刀を振りかぶった。
「やめろ!やめてくれ‼︎」
優弥は懇願する様に言った。
「はぁ、はぁ(これで終わりなの?嫌だ!まだ生きたい!領民と生きたい!優弥ともっと話したい!)
諏訪子は諦めずにいたが、神は無情にも刀を振り下ろしていた。諏訪子はは遂に諦めたのか目を閉じていた。
「やめろって言ってんだろうがぁぁぁ‼︎」
その瞬間優弥の目が一瞬紅くなり拘束が解け、優弥は高速で諏訪子と神の方へ走っていった。
ザシュッ‼︎
肉の切れる音が聞こえた。
「…えっ‼︎」
諏訪子は、自分に来る筈の痛みが来ずに疑問に思って目を開くと其処には、
「うぐ‼︎だ、大丈夫か?諏訪子」
諏訪子を庇い背中を斬られた、優弥がいた。
「な、何で庇ったの?」
「そんなの決まってるだろ。おm「まだ生きているんですか。いい加減死んで下さいよ」黙れよ、クズ野郎」
「ゆ、優弥?」
今までに無い程の殺気を放っている優弥にその場に居る者全てが恐怖を感じていた。
「た、たかが人間の癖に我ら神に向かってなんて口を聞いてるんだ!」
少しもどりながらも、上空の神は言った。
「聞こえなかったのか?黙れと言ったんだよクズ」
「き、貴様!おい!こいつを殺ってしまえ」
優弥に向かって大量の神が殺そうと向かっていった。
「雑魚が。調子に乗るんじゃねぇ!」
優弥は一瞬で、向かってきた神を血祭りにあげた。
「な、何だと!?」
攻撃をした神以外が驚愕の表情を浮かべた。すると、
「フハハハハハハハ」
狂った様に優弥は笑い始めた。
「な、何故笑ってるんだ!」
上空の神は恐怖を感じながらも言った。
「ハハハ、何故かって?きまってんだろ。こんなにも殺すことが出来るんだ。俺は嬉しいんだよ」
優弥は、おかしな事を言い始めた。
「優弥?ど、どうしたの?」
「諏訪子。怪我は治した。直ぐに此処から離れろ」
「で、でも…」
「いいから早く。それに今の俺は優弥であって優弥じゃ無いんだ」
諏訪子は自分の体を見てみると確かに怪我が無くなっていた。
「早くしろ‼︎」
優弥?の一喝により、諏訪子は遂に優弥のそばから離れていった。
「き、貴様は一体何者だ!?」
「テメェなんざに名乗る名じゃねぇんだよ‼︎」
優弥?は左手を前に出した。その左手に能力を使い、刀を創造して持った。そして刀を鞘から出した。
「テメェらは必ずぶっ殺してやる。覚悟しやがれ」
「はっ、何を言っている。先程の様にはならんぞ」
「四の五の言う前にさっさと掛かって来い」
「行くぞ、テメェら!」
「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」」」
一斉に優弥?に対して神が襲い掛かって来た。
「見せてやるよ。俺の力を」
そう言った優弥の目は紅かった。
どうも作者です。
本編で優弥君があの調子なので、今回は呼んでいません。
あの優弥君の状態については次回説明したいと思います。
話すことが無いのでこれで終わりたいと思います。
次回もゆっくりしていってね。