それでは本編をどうぞ。
宿に泊まった次の日、優弥達は昨日聞いた話の聖徳太子が何処にいるかを村の人に聞いていた。
「噂の聖徳太子は何処にいるんですか?」
「ん?聖徳太子様のいる場所?それはな、ここから真っ直ぐ歩いて曲り角がある場所で左に曲がって進めば大きな屋敷があるから、そこが聖徳太子様のいる場所だぜ」
「ありがとうございます」
優弥は聞き込みに成功して案内された場所に向かっていた。
「ところで優弥君はどういう風に聖徳太子に会うつもりなの?」
「それは、一応ここら辺での有名人らしいから、会いに来たっていう理由にして会うつもりだ」
「へぇ〜、いい考えだね」
「っと、そうこうしているうちに着いたぞ」
着いた屋敷は確かに大きくて、二人は驚いていた。
「結構大きいね」
「そうだな。それじゃあ入るか」
二人は屋敷の門の前に行き、中にいる人を呼ぼうとした瞬間に、
「ん?お主達は一体誰じゃ?」
と、声が聞こえた。二人は声が聞こえた方を見ると、頭には鳥帽子を被っていて、白装束の服を着ていて、紺のスカートをはいた、せの小さな女の子がいた。
「えーと、君は誰かな?」
「我は物部布都じゃ」
「俺は黒岩優弥だ」
「私は白です」
「うむ、それでお主達は太子様に何か用事があるのか?」
「それって聖徳太子のこと?」
「そうじゃ」
「まぁ、確かに用事があると言えばあるんだけど」
「それなら中に入るといいぞ」
「え?中に入ってもいいの?」
「うむ、お主達は悪い奴には見えないから、太子様も許してくれると思うぞ」
「それじゃあ遠慮なく入ります」
二人は布都に案内されて、中に入った。
「それにしても、布都ちゃんどうしてここにいるの?」
「我は太子様と一緒に暮らしておるからの」
「えっ!?それって本当?」
「うむ、本当じゃ」
「すごいね布都ちゃん」
「お主こそ、そこの男と一緒にいるとなると、恋人か何か?」
「そ、そんなのとは違うよ///」
白が顔を真っ赤にして否定していると、
「そうだぞ、俺と白は旅の仲間だけどそんな仲じゃないからな」
と、優弥も否定の言葉を言うと白は俯いて、
「でも、そんな仲になれたなら」
と、小声で呟いた。
「ん?白、何か言ったか?」
「な、何でもない」
「(ふむ、白は彼奴のことが好きじゃな)」
布都は微笑ましそうに二人を見ていた。
「ここが太子様が居られる部屋じゃので」
「あ、ありがとう布都ちゃん」
二人が部屋の中に入ると、紫色の服を着ていて、髪は何かの耳にも見えるような見た目の女性が座っていた。
「太子様!お客人が来ておるぞ」
「ありがとうございます、布都。失礼ですが、貴方達は誰ですか?」
「俺たちは旅の者で、俺は優弥って言います」
「私は白です」
「私は豊聡耳神子、又の名を聖徳太子と言います。それで、ここには何の用事があってきたのですか?」
「それはですね、村の人の噂を聞いて来たんです」
「そうですか、それはどんな噂なんですか?」
「まぁ、いい噂ではなかったですね。でも、実際に見てみないと分からない事もあるので、俺は気にしてませんよ」
「ありがとうございます」
その後、神子が優弥の旅の話を聞いたり、逆に質問をされて答えたりと、四人は楽しく会話をして、次の日にも会う約束をして、優弥と白は宿に戻った。
どうも作者です。
優「優弥だ」
冷「冷弥だ。今回も前回と同じで遅いな」
すみません、実は学校でテストがあり、なかなかこっちに手が出せなくて、遅くなりました。
冷「まぁ、そういう事情があったのなら仕方ないが次の話は早く投稿しろよ」
分かりました。それじゃあもう締めましょうか。
優「そうだな」
それでは次回も、
「「「ゆっくりしていってね」」」