死にたくないので自分達だけの第三勢力作りました。 作:鬼獣八紅
三人称視点です。
「ライズ、何だその
聖魔連合内にそのような武器の情報は無い。
それに
『
「いやまあそうだよね名前的に。だけどさ、そもそも
『確かにな、だけどお前たちも知ってる物だぞ。
「は? あれが?」
『そうだ。だが、
そして変身アイテムは所有者の魔法が込められており、魔法は魂に刻まれている。
なので、変身アイテム=
「おいライズ、その理屈なら俺の
『いや、若干だが異なる。そもそも、二人の武器は肉体を使った物だろう』
「ん? じゃあ灰崎さんの薬の分類は?」
『あれは知らん』
じゃあ灰崎が作り出した薬は何なのかというと、
アレは完全に灰崎達の技術がおかしいだけであり、血液などの肉体の一部から魔法を抽出する技術は異世界にも存在しないのだ。
”なぜ魔法の無い世界出身の者がそんな技術開発しいるのだ”とはライズの言葉である。
『おいおいライズ、そんな言い方はないじゃないか』
『事実だろ、だいたい何だ血肉から魔法を抽出するってのは! 確かに血肉にも魔法は多少染み込んでおるが、無茶苦茶だ!』
『いや
灰崎の言う通り、ライズの知識欲はかなりのものだ。
噂程度の物であったとしても、調べててもおかしくない。
「確かに、何で言わなかったんだ?」
『…灰崎の言う通り、我は
「材料?」
『最低でも知的生命体一人分の命が必要だ』
そして、魔法陣に作成した道具と知的生命体を置き儀式を行うことで
この儀式で行われる内容は、知的生命体の魂を道具に移し替えすというもの。なお、移し替える際に知的生命体の人格は消え、数を増やすことで作成する
「ちょっと待って!
「そうだ。ぶっちゃけ我が言えた口ではないが、
ライズだって始めて聖魔連合と接敵する少し前の通路で、魔法少女を材料にしたアンデットを嗾けるいたのであまり強くは言えない。
だが、それはまだ襲ってきたところを反撃し死体を再利用したという建前がある。
一方の
一応名誉のために記載しておくと、これ程までにイカれているのは一部だけで大半の信者は真面目に
というより、どんな宗教組織にも一定数このような過激派はいるものだ。
「…うん、ライズが言わなかった理由なんとなくわかったわ。そんな連中が作ってた武器なんて碌なもんじゃなくて言えたもんじゃないわな」
『だろ。だが、オウルの魔法を使えば犠牲無しで
「私の魔法?」
『あぁ、正確にはオウルの
オウルは過去に行った伊吹山の戦い、そしてライズ&八世召との地下戦で大量の魔法少女の魂を吸収した。
そのため現在のオウルの魂は膨大な量となっており、その魂を
切り離した魂を使えば、生贄無しで
え? 元は魔法少女の魂だって? オウルは魔法少女限定で倫理観をゴミ箱にボッシュートしているので問題ない。
「なるほどね。たしかにそれなら戦力強化と魂の活用を同時にできそう。他の人に対しても死なない程度に取れば弱くはなるだろうけど各自専用の
『魂は回復するものなのか?』
「え、そうだよ。まあ肉体で例えると失った爪や髪が伸びる程度だけど。ひょっとして知らなかった?」
『そこまで正確に魂を観測できるのはオウルしかおらん。だが、それは朗報だな、色々研究がはかどりそうだ』
『ところでオウル、何をベースに
「そうだね…マジでどうしよう」
「血染め桜とかどうだ? ぶっちゃけ性能十二分に引き出せてないしあまり使ってないだろ」
オウルの盾、血染め桜には【怨みの重み】という相手を憎んでいるほど自身が強化されるという効果がある。
が、ぶっちゃけオウルが魔法少女連盟に潜入している関係上この効果を使う場面があまりなく、完全に腐らせてしまっているのだ。
それなら、
少なくとも、今の盾よりは汎用性が高くなるだろう。弾丸の発射口は後付けなのでいつでも改良できる。
「…確かに。というか魔法少女始めたばっかの時は植物操作がメインウエポンだったけど、最近はもっぱら肉塊と魂での近接戦だから大盾と相性悪くなっちゃったし」
「ならそれで決まりだな。ライズ、
『無論調べておる。とはいえここでは魔法陣の展開には狭すぎる。場所を移そう』