死にたくないので自分達だけの第三勢力作りました。   作:鬼獣八紅

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優真視点です。


戦況

 

「魔法少女完全に混乱してんな、大方楽勝だと思って油断しまくってたんだろ」

 

 テレポートで近くの森林に着いたが、見たところ完全にこちらの無双状態だな。

 しかし見た感じ魔法少女の数は約500人、いくらこちらが無双していてもこの数を相手するのはさすがに無理だ。

 

「一人あたり10人倒せればいいだろ」

 

 相手は腐っても魔法少女だ、調子に乗ると痛い目にあう。

 それにこの戦いは別に勝たなくていいからな。

 

「俺も殺るか」

 

 茂みから引き金を引き、放たれた弾丸は近くにいた魔法少女に命中する。

 

「みんな!こっちに敵が!」

「やべバレた!」

 

 確かに音でバレるとは思ってたがこんなすぐバレるのかよ!

 

「ファイヤボール!」

「テレポート!」

 

 炎の魔法少女が攻撃してきたので、テレポートで魔法少女の上空へ移動する。

 追っ手は四人、何とかなるか!

 

時空切削(ディメンションバイト)!」

 

 魔法少女の頭に触れて、頭だけを異空間倉庫へ転送する。これで残り二人。

 

「よくも!」

 

 また攻撃が来たのでテレポートで後ろに…。

 

「ここ!」

「あぶね!」

 

 反撃された?!それも見てからだった。反射神経だけでこれって魔法少女の基礎スペック高すぎるだろ!

 

「ストーンバレット!」

「ちっ!」

 

 もう一人が攻撃してきたのでテレポートで回避する。それぞれ土と火の魔法少女か。

 時空切削(ディメンションバイト)を使うためには触れる必要がある。けとさっき防がれたし、何より反撃される危険性がある。

 けど…。

 

「弾丸なら反射神経で対処できないだろ」

「!」

「ストーンウォール!」

 

 俺が鴉の手(レイヴン·ハンド)を見せた瞬間、相手が地面の壁を生成してきた。確かに拳銃持ち相手に隠れるのは正しい判断だ。

 

「けどな…」

 

 俺にとっては悪手だ。

 

転送弾(テレポートバレット)

 

 弾丸を二発、発射した瞬間に魔法少女の頭上に転送する。

 悲鳴は聞こえ無いな、それに石壁も消えてない。

 

「二人は…死んでるな。それにしても、使用者が死んでも魔法の影響は残る…あ消えた」

 

 死んでから暫くしたら効果が切れるんだな。

 

「次は『ぐ…』うん?」

 

 声が聞こえたので後ろを見ると魔法少女が矢に射られて倒れていた。

 気付かなかったから危なかったな。

 

「優真さん危なかったなですよ」

「ありがとなミヤ、それと今はレイヴンと呼んでくれ」

 

 ミヤだったか、確かにミヤの影操作を最大限使うんだったら森の中が良いしな。

 

「ミヤ、戦況は?」

「んっとね…、そちらのメンバー全員と白夜様とオロチと裂が暴れてて他はぼちぼちって感じ。あ、ウルフは帰ったよ」

「帰った?!」

 

 参加意識は本人次第だが途中で帰るかよ普通!

 

「ウルフ曰く、『疲れるので無駄な戦闘はしたくありません』だって。ただ部隊を二つほど壊滅させてましたね」

「部隊?」

「どうやら魔法少女たちは数個の部隊に別れているようで一部隊が約十人ほどで編成されています。レイヴンさんが狙撃したのは大隊長ですね。で、ウルフはそのうち二つを壊滅させました」

「…え、強くね?」

 

 訂正、ウルフ普通に帰っても問題ないくらい仕事してた。

 

「それで白夜とオロチはまだわかるが裂が暴れてるってのは?」

 

 白夜はこの前の戦いで何となくバトルジャンキーぽく感じたしオロチはこの戦いの参戦の言い出しっぺだから分かるが、裂ってあの寝暗そうな口裂け女だろ。

 

「ああ、それなら…」

 

 

   ◇◇◇

 

 

「ぎゃははは!もっと!もっと斬らせろ!」

「…何あれ?」

 

 見ると裂が戦場のど真ん中で巨大なハサミを使って、魔法少女たちの胴体を真っ二つに斬りまくっていた。

 

「裂は刃物持つと性格変わるからね、それに裂はここに来た理由が捨てられたとかじゃなくて所属していた組織を壊滅させて居場所が無くなったかららしいし」

「…今度からこういった戦いには積極的に参加させよう」

 

 ああゆうのは我慢すると悪いしな。

 

「こちらもそろそろ動『レイヴン覚悟!』!?」

 

 後ろから声が聞こえたのでとっさに鉄骨を出すと、鉄骨めがけて刀が振り下ろされた。

 

「来たか、青柳美空!」

「レイヴン、今度こそお前を倒す!」

 

 

 

 





次はこの戦いの各視点になるかもです。
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