死にたくないので自分達だけの第三勢力作りました。   作:鬼獣八紅

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優真視点です。


死者の顔

 

「何で…その顔は…」

「おらぁ!」

 

 刀で首を取りに来た青柳が何か止まったので、その隙に鉄骨で弾き飛ばす。

 

「くっ、流水斬!」

 

 青柳が反撃してくるが、さっきほどの切れはない。

 反撃するなら今だ!

 

時空弾丸(ディメンションバレット)!」

 

 時空切削(ディメンションバイト)の性能を付与した弾丸を牽制に使い距離を詰める。

 てか足のワープゲート邪魔だな、解除しよ。

 

「鉄砲水!」

「ワープゲート!」

 

 水の弾丸をワープゲートで防ぎながら青柳に接近する。

 

「まずは左足!」

 

 時空切削(ディメンションバイト)でさっきの仕返しとばかりに左足を切断する、これで機動力は奪った。

 

「死ね、レイヴン!」

「死ぬかよ!」

 

 接近しすぎたため青柳が反撃してくるが、左足を失ってるためテレポートを使用するまでもなく避けれる。

 

「きゃ!」

 

 あ、バランス崩して転んだ。そりゃいきなり片足無くなったらバランスとれないよな。

 それより今が取り押さえるチャンスだ。

 

「動くなよ、少しでも動いたら首を切断する」

 

 青柳の首を掴むことでいつでも時空切削(ディメンションバイト)を発動出来るようにする。

 しっかし左足が痛ぇ、戻ったら環に治療してもらおう。

 

「さて青柳、少し話をしよう。俺たちの仲間にならないか?俺たちの目的は人が平等に平和を謳歌できる世界を創ることだ。お前の理想と似かよってるだろ」

「誰が…あんたの…仲間に…なるものですか!」

 

 ま、誰が姉の仇と手を組むかって話か。仕方ない、殺すか。

 

「勧誘を蹴るなら殺すしかないな、あばよ青『レイヴン緊急事態だ!』どうした灰…あ~博士、手短に頼む」

 

 灰崎さんの本名ばらすわけにはいかないから取り敢えず博士でいいか。それにしても何だいきなり?

 

『元花が恐らく誘拐された!』

 

「…あ?」

 

 どういうことだ?

 

『元花の転送装置から知らない人物が転送されてきた、その人物は自殺したため情報はない。とにかく一度戻って来てくれ!』

「わかった、直ぐに『レイヴンさん!』今度は何だ!」

 

 次から次えと、今度はミヤからの連絡か。

 

『ごめん、魔法少女が二人そっちに向かってる、私じゃ止められなかった!』

 

 二人、じゃあ恐らく向かってる来てるのは…。

 

「ファイヤボール!」

「サンダーボール!」

 

 やっぱ桃山と藤花だよな!

 

「美空!ひどい怪我、急いで医療班の所に行かないと。奈々!足止めお願い!」

「わかりました!」

 

 二人とも弓矢による怪我があるからミヤの妨害は受けたっぽいな。

 これじゃあ青柳に止めを差せない。仕方ない、撤退だ。

 

「総員、レイヴンの名の元に即事撤退しろ!キャットガールが拐われた、緊急会議を行う!アルは寄生した魔法少女を置いていけ、暴れられたら面倒だ」

 

 後で文句が出るかもだが、それより今は仲間を取り返すのが優先だ。

 

「じゃあな魔法少女、またどこかで」

 

 こうして、この戦は魔法少女軍に多大な被害を与え、悪の組織の幹部一名が行方不明という結果で幕を閉じた。

 

 

 

   ◇◇◇

 

 

 

 報告書

 参加魔法少女 531名

 生存者 209名

 

 聖魔連合参加者 19名

 参加者 19名

 生存者 18名

 行方不明者 1名

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