デザイアロンパ 希望のライダーと絶望のジャマト   作:ボルメテウスさん

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乱闘

4人と2人による戦い。

 

それは、本来ならば、数においては有利なはずだった。

 

しかし、それはあくまでも数だけである。

 

「はああぁぁぁ!!」

 

まず、仕掛けたのは桑田だった。

 

その手に持つ、人の頭はあるだろう大きさの鉄の鉄球。

 

それを真っ直ぐと、僕達に向けて、投げる。

 

超高校級の野球選手である彼が放たれるその鉄球は、とても早く鋭い。

 

チェーンアレイという武器の性質上、投げられる範囲はある程度は分かる。

 

なので、すぐにそこから離れれば良い。

 

だが、それを狙うように、舞園さんの両肩にある左右に配置されたスピーカーから放たれた音圧で食堂にある机を吹き飛ばす。

 

それによって、僕達はそれを避けるしかできない。

 

「まったく、厄介なバックルが向こう側にあるな」

 

「えぇ、まったく」

 

そう言いながら、セレスさんはその手にある盾で、十神君は両腕にある爪で攻撃を防ぐ。

 

僕はニンジャバックルの力で、身軽な動きで、それらを避ける事はでき、霧切さんはその手にある銃で撃ち落とす。

 

「本来ならば弾切れを心配したい所だが、奴のあれはチェーンアレイだからな。

すぐにその手元に戻る」

 

「さて、どうしましょうか」

 

「ならば、少し無茶をするしかないわね。

苗木君が」

 

「僕が!」

 

霧切さんの言葉に、僕は思わず言う。

 

「えぇ、これはある意味、あなたしかできないわ。

まずは桑田君をどうにかするしかないわ」

 

「それって、そうかっ」

 

その言葉と共に霧切さんは頷く。

 

「それじゃ、少しやるわ」

 

その言葉と共に霧切さんが、その手にある銃を真っ直ぐと舞園さんに向けて、銃口を向ける。

 

それと共に引き金を引き、銃弾が向かう。

 

「そんなのでっ!」

 

そう、舞園さんは、その攻撃を防ぐ。

 

それと共に、僕は真っ直ぐと桑田君の元へと向かう。

 

「そんな迂闊に近づけさせるかよ!!」

 

そう、鉄球が僕に向かって、襲い掛かる。

 

だけど

 

「あら、させるとでも」

 

そう、襲い掛かってきた鉄球は、セレスさんが投げた盾で相殺した。

 

同時にポンッと煙りと共に僕は姿を消す。

 

「なっ、姿を」

 

「よっ」

 

僕はそのまま桑田君の近くに来ると同時に、そのベルトにあるバックルを取る。

 

「お前、何時の間に!?」

 

「悪いけど、このまま大人しく「苗木、後ろだ!!」えっ」

 

『リボルブオン』

 

聞こえた十神君の言葉と共に、思わず振り向く。

 

そこには、左右と上下半身の装甲の位置を反転させる。

 

そして、舞園さんの手には巨大なチェンソーを持っており、それを真っ直ぐと僕に向けて、振り下ろそうとする。

 

「っ!」

 

僕はすぐに両手にある武器を合わせて、弧を描く両刃刀へと変え、受け止める。

 

「ぐっ」

 

二つの大型バックルが合わさったのか、その力は僕のよりも遙かに上だ。

 

僕はすぐにその場から避ける。

 

だが、その刃先は。

 

「あぽっ」

 

後ろにいた桑田君のベルトが、そのチェンソーに当たった。

 

それに驚いている間にも、吹き飛ばされた桑田君はそのまま壁に激突し、変身が解除される。

 

同時に桑田君のバックルに装填されているIDコアにヒビが入り

 

『RETIRE』

 

「なっなんだよ、これは、俺の身体がなんでっ」

 

そうしている間にも、桑田君の身体は消えた。

 

まるで、そこには始めから何もなかったように。

 

「残念ですね。

せっかく苗木君からバックルを頂こうと思いましたのに」

 

そう笑みを浮かべた舞園さんは、既に正気ではない。

 

「ちっ、雑魚が1人減っても、変わらないか」

 

「どうしますの」

 

そう考えている間にも、舞園さんはそのまま僕に攻撃を仕掛けていく。

 

重量感のあるチェンソーによる攻撃、そして下のアーマーから放たれる攻撃に、どうする事もできない。

 

何よりも、スペックの差が大きすぎる。

 

「このままじゃっ」

 

「苗木君、あなたに任せると私は言ったわ」

 

「霧切さん」

 

「だから、私の命も預けるわ」

 

その言葉と共に、何かが宙を飛んでいた。

 

それを見た僕は、すぐに空を跳ぶ。

 

そう、手に取る。

 

「借りるよ、霧切さん!!」

 

そう、彼女の持っていた大型バックルをベルトに装填する。

 

そして、操作を行う。

 

『DUAL ON!NINJA&MAGNUM!READY FIGHT』

 

その音声と共に、僕は新たな姿へと変わる。

 

この姿で、僕は、舞園さんを止めてみせる!




生き残り人数 残り14人

現在判明しているライダー
苗木誠-タイクーン
霧切響子-ギーツ
舞園さやか‐ナーゴ
葉隠康比呂‐モンキキ
十神白夜-ライオー
セレス-メリー

死亡
江ノ島
桑田怜恩-シロー

苗木の次回の交流イベントは?

  • 霧切響子
  • 十神白夜
  • 山田一二三
  • 大和田紋土
  • セレスティア・ルーデンベルク
  • 朝日奈葵
  • 石丸清多夏
  • 大神さくら
  • 葉隠康比呂
  • 不二咲千尋
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