――――ガキィンッッ!!!
アルが角材を振り上げ、赤ずきんの右手にある手斧を弾く。
その瞬間、赤ずきんの右腕の肘がグシャリと嫌な音を立てて関節の逆方向へとへし折れた。服に鮮血が滲む。
しかし赤ずきんは苦悶の声すら漏らさず一歩踏み出し、アルに向けて折れた腕を振りかぶった。
全身を捻るように放たれる折れた腕は、振りかぶる途中でパキパキと音を立てて超再生する。
そして二重振り子のように、手斧を持つ前腕が恐ろしい加速をしてアルに襲い掛かった。
その攻撃をアルは角材で受け流し、手に出した魔法の炎塊を投げる。
「ふンッ!」
しかし、赤ずきんはその魔法の炎を左手の手斧の腹で受け止めた。
受けきれなかった炎が腕に引火するが、炎ごと皮膚を手斧で斬り飛ばして鎮火する。
それを見て、アルは角材を構えながら静かに言葉を漏らした。
「超再生か。……痛みはあるだろうに」
「痛みは慣れタ。前世でナ」
そう言い終わった後、赤ずきんの斬り取られた皮膚がぼこぼこと泡立って再生する。
その様子を見て、アルは目を細めながら思考を回した。
(超再生とは言うが、傷の完治にかかる速度はおよそ1秒か……少し『
そこまで考えたところで、手に握る角材にチラリと視線を落とす。
金属製の剣どころか、木刀のような武器の形すら保っていない真四角の角材。
しかし、再生力以外は弱い魔族程度の硬さである赤ずきんならこれでも十分細切れにできる。
細切れではなく、少しひき肉に近い形になってしまうだろうが。
(……だが……)
そう。
『殺す』だけなら簡単だが――――。
「――――ッ!」
「……なんダ?」
赤ずきんとアルがお互いに武器を構えてにらみ合いをしていた時。
二人が同時に危険を察知し、自分たちの頭上を向いた。
それは、きゃるとる~ぜが背中に花の目を開花させて放った無差別範囲攻撃。
白いビームがまるで勢いの強い雨のごとく、両者へと無数に降り注ぐ。
狙いも何もあったもんじゃない。自分の近くにいる全てを殺すという意思が籠った攻撃だ。
「チッ!!」
アルは角材で頭上からのビームを弾き、防御する。
一発でも当たれば致命傷だ。
しかし。
「――――悪いナ。これも仕事ダ!」
赤ずきんは左手の手斧で頭だけを守り、雨の中でアルに斬りかかってきた。
頭以外の至る所が雨に貫かれるが、すべて自前の再生力で治しながら迫ってくる。
「この……『一刀流・
アルは咄嗟に角材の両端を手で持ち、真ん中のあたりを膝で蹴ってバキッ!とへし折った。
そして半分になった角材を両手で構え、右手で頭上のビームを防ぎながら左手で赤ずきんと戦う。
――――ガァン! ギィン、ガッ!!
ビームの雨音にかき消されないほどの衝突音を鳴らし、お互いの武器が交錯し続ける。
赤ずきんは体重差を生かし、アルの体勢を時折体当たりで崩す。
しかしアルも歴戦の勇者、体勢をすぐに立て直しながら50センチ弱の角材を振り続けた。
「そんな短い角材でよくそこまで……待テ、よく考えたラ、俺は角材でこうも雑に対応されているのカ!? 悲しいナ!」
「角材だって武器だ! たとえ50センチ弱でもな!」
「それはそうだガ……! これは気分の問題ダッ!!」
赤ずきんは手に血管が浮かぶほど力を籠め、アルの頭に手斧を振り下ろした。
サイドステップで回避すると、手斧がズガンと音を立てて地面に突き刺さる。そして赤ずきんが地面から斧を抜くまでのわずかなスキを突き、その顎を勢いよく斬り上げた。
(……そういえば、前の世界の魔王も同じことを言っていた気がする)
『聖剣で殺されるとは』的なことを言っていた魔王に、『前の村で値下げしてた市販の剣だ』と言ったらすごく悲しそうな顔をしていた……。
上手く利用すればどんな物でも武器になるのに、何を聖剣だとかに拘るのだろう。
そういう細かい機微のところが、
両者が雨の最中で戦い始めて少し経ったとき、ピタリとビームが止まる。
その瞬間、アルは雨を防御していた右手の角材を赤ずきんの目に投げつけた。ぶつかった途端に木の繊維が弾け、赤ずきんの目に入り込む。
「ぐッ!」
「せやぁッ!!」
そして左手の短い角材を両手で構え、赤ずきんのみぞおちを勢いよく突いた。
あまりの威力に赤ずきんの2メートル超えの体躯が吹っ飛び、それと同時に角材も自壊する。
赤ずきんは崩れた建物の瓦礫の下敷きになったが、すぐに瓦礫から手を出して起き上がる。
それを見て、アルは眉間にしわを寄せた。
(再生力が高いからか? 殴っても気絶しそうにないな。関節を折って拘束したはずなのに脱出してる辺り、縛るのもダメか……)
まったく……きゃるとる~ぜとか言う魔法使いも気絶しないという話だ。
前の世界では殺そうとしても難儀する相手ばかりだったのに、今は殺さないために難儀する相手ばかりと出会うとは。
つくづく上手くいかないことだらけで、自分の未熟さに恥じ入るばかりだ。
「まだやる気か? そろそろ実力差も分かっただろう。大人しく退け」
「さっきも言ったはずダ。これは仕事だト」
「真面目な奴だ――――」
――――アルが言葉を言い終わる前に。
――――ドンッ!!!
両者の間に挟まるように、空から小さな人影が降ってきた。
その背中からは粘液が垂れる花が生えており、その中心にはぎょろぎょろと動く虹色の瞳が成っている。
手と杖は肉の色をした植物で一体化しかけており、どくどくと心臓が鼓動するリズムに合わせて脈打っていた。
「く、ぁあ……!」
「きゃるとる~ぜ!?」
「なんだこの姿ハ……!!」
アルと赤ずきんが戦いの優先目標を即座に彼女へと変える。
それほどまでに今のきゃるとる~ぜの姿は異様であり、威圧的であった。
「わ、わた、じ……ぃ!」
きゃるとる~ぜは呻きながら、杖と同化させている手に力を籠める。
そして杖先に白い魔法の力を溜めながらぐるっと一回転するように振り、自身の周囲に白いビームを無茶苦茶に放った。
「くッ!」
「グ……!!」
アルはそのビームを咄嗟に跳躍して回避した。
しかし赤ずきんの方は防御ごと全身を貫かれて吹っ飛ばされる。
周囲の建物が全て塵に変わっていく様を見つつ、アルはきゃるとる~ぜの異常な姿を再び視界に収めた。
(あの厭勝とかいう男、一体どういう薬を使ったんだ……!? こんな物が南区には流通しているのか?!)
人間から花を生やして、手と杖と同化する薬なんて前の世界でも聞いたことがない。
邪悪な人間がふんだんに悪意をラッピングしたような薬だ。
理性を失ったきゃるとる~ぜは、空中に跳躍したアルにガバッと顔ごと視線を向ける。
「が……ぁァッ!!」
「近くにいる人間は無差別で狙ってくるのか?! いい知性だな!!」
杖がアルに向けられ、数瞬の後に白いビームが放たれる。
まるでガトリングのような弾速と連射速度だ。
アルは手から発生させた魔法の炎でビームを相殺しつつ、地面に着地する。
そして炎で体を防御しながら辺りを見渡した。
(くそ、武器が……角材すらもない! さっきの360°攻撃で瓦礫も全て消し飛んだか!)
素手でも戦えないことはない。
しかし、基本的に素手でぶん殴るよりも魔法を纏った武器で殴る方が圧倒的に強いのだ。
故にアルの戦い方は全て『武器がある』ことが前提に組まれている。
道に落ちている木の枝すら武器にして戦えるのだから、よっぽどの状況でない限り武器に困ることはないのだが……!
アルが焦りで冷や汗を流した瞬間、きゃるとる~ぜが杖に籠める魔力を一気に増加させる。
「かぁぁ――――ッ!!」
そして、細かく撃っていたビームを一本に集約させ。
直径1メートル程度の巨大な白いビームをアルに向けて撃ち放った。
「ッ!」
一点集約された強化ビームはアルの防御の炎を突き破った。
咄嗟に横に避けたおかげで直撃は免れたが、左腕の肩から後腕にかけての肉がわずかに消し飛ばされる。
「あ、あいどる……み、て、わ、わたじ……」
「魔族の闘将クラスの魔法を平然と人殺しに使っておいて、何がアイドルだ……!」
更なる失血により、顔色が青を通り越して土色に近づき始めたアル。
きゃるとる~ぜが再び一点集約ビームを撃つ準備をするのを見て、咄嗟に炎の防御を展開しなおす。
先ほどよりも火力を上げたからか、彼女の一点集約ビームを防ぐことはできた。
しかし失血で体に力が入らず、ギリギリと炎の防御が削られていく。
「ぐ、ぐぐ……! 元の世界の体が、ここまで恋しくなるとは……!」
たった少しの負傷で過度の失血状態に陥る子供の体。
アルは歯噛みしながらも、炎を前方に展開して防御し続ける。
「――――『陽道・焔火炎』ッ!!」
その時。
きゃるとる~ぜの左側方から青い炎の火柱が飛来し、彼女の体を勢いよく飲み込んだ。
その火炎はバリアに防がれはしたものの、きゃるとる~ぜの攻撃を止めて興味を引くには十分だった。
そして。
「アルさん! これをッ!!」
「――――ッ!」
背後から聞こえた声と、投げられた何かが風を切る音。
それを振り返らずに右手で受け取り、魔法の炎を纏いながら前方に構える。
「何に使うものか知らないが――――ちょうどいい武器だ!!」
アルがそう言いながら構えたのは、1メートルほどの金属製の円筒。
先の方は握りこぶしのように太いが持ち手の部分はきゅっと細くなっており、滑り止めの黒いテープが巻かれている。
それはアルの知らない、この世界固有のスポーツで用いられる道具。
野球で使われる『金属バット』だった。
「きゃるとる~ぜぇッ!!」
「ッ!」
アルは金属バットを構えて一気に彼女へと突っ込む。
それに気づいたきゃるとる~ぜは杖からビームを撃つが、アルはそれを軽々と弾き飛ばした。
そして彼女を守る球状バリアを、振り上げたバットで粉々に破壊し。
「チェス――――トォォォオオオッッ!!!」
振り下げるバットで彼女の頭を勢いよくぶっ叩いた。
ガゴォン!!と鈍い音が響き、きゃるとる~ぜが顔面から地面に叩きつけられる。
地面に落ちたきゃるとる~ぜはピクリとも動かず、頭頂部からどくどくと赤黒い血を流している。
その様子を見たアルはハッとした顔を浮かべ、目を強く閉じた。
「はぁ……はぁ、くそ、力加減をしくじった……殺してしまった……」
そう呟きながらその場にひざを突くアル。
決してわざとではない。
失血のし過ぎによって頭がぼうっとしていたのに加え、きゃるとる~ぜはかなりの強敵であり、思わず全力で殴ってしまったのだ。
強力な一撃は頭蓋骨を砕き、脳にまでダメージを及ぼしただろう。即死は免れない。
そして、ピクリとも動かないきゃるとる~ぜを見て俊介と知雫は言葉を漏らす。
「こ、殺した……?」
「おいおい。私らがあれこれ考えるより、あいつに任せた方が全然早く終わったじゃねーか……」
「……はぁ……はぁ……」
アルはだらだらと汗を流し、金属バットを杖にしてひざを突いたままだ。
顔色は土のようであり、顔色から生気が消えかけている。
俊介は死んだきゃるとる~ぜから目を逸らし、アルに近づく。
「だ、大丈夫ですか!?」
「ちょっと……血を失いすぎた……」
「日高、そいつにこの札を噛ませてやれ。気休めだが、鎮痛作用と造血作用の陣を描いてある」
知雫も建物の物陰から身を出し、俊介に折りたたんだ札を投げる。
魔法の知識がない俊介からすればただの小さく折った紙にしか見えないが、知識がある者からすれば分かる何かがあるのだろう。
俊介は彼女の言った通り、アルの口の中に札を優しく入れて噛ませる。
すると少しだけだが、アルの荒げた呼吸のリズムが穏やかになった。
知雫もアルのすぐ近くまで移動し、彼の傷を見る。
「ま、それを噛んでれば今すぐ死ぬことはないだろ。その左肩の傷、私が焼いてやろうか?」
「いらない……。自分で治す……」
「そうか。まあ、きゃるとる~ぜが死んだなら性急に焦ることはないからな」
そう言いながら、知雫が倒れるきゃるとる~ぜの方を見た時。
「……じ……」
きゃるとる~ぜが微かに言葉を発し、ピクリと指を動かした。
頭頂部の傷から流れる血が止まり、その部位から肉色をした蔓のようなものがうぞうぞと出てくる。そして手術の縫合のように傷を縫い合わせてしまった。
「ッ?! マジか、明らかに頭蓋骨割れてただろ!」
「なんだあの気持ち悪い蔓みたいなのは……!?」
「……生きてたか!!」
驚きと嫌悪感で顔を歪める知雫。
明らかに異質なものに目を見開く俊介。
そしてきゃるとる~ぜの生存に口角を上げ、金属バットを杖代わりに立ち上がるアル。
三人から鋭い視線を向けられる中。
立ち上がったきゃるとる~ぜは頭をぶんぶんと横に振りながら言葉を吐く。
「わたじ……わた、し……き、きゃるとる~ぜ……」
「……なんか、理性が戻って来てないか?」
彼女の言葉を聞いて、俊介がそう言った。
体は完全に異形へと化してしまっているが、発する言葉は苦しげなうめき声から意味ある言葉に変わってきている。
もしかするとさっきの頭部へのショックで理性を取り戻し始めているのかもしれない。
しかし。
「わたしを、みてくれない、やつらは……みんなみんな、しんじゃえ……しね……!」
「いや、やっぱヤバいわ!!」
きゃるとる~ぜは理性があった頃も殺戮を繰り返した人物だ。
理性があろうとなかろうと、俊介達を殺そうともくろむ敵であるのに変わりはなかった。
ゆらゆらと横揺れするきゃるとる~ぜは、三人に向かって杖を一薙ぎする。
杖先から剣のように伸びた白いビームが三人を攻撃するが、知雫とアルを掴んだ俊介が跳躍して回避した。
少し離れたところで着地し、知雫とアルを離す。
そして俊介は首に手を当てながら一歩後退し、知雫に叫んだ。
「知雫! アルさんに遮音を!」
「ああ、こっちに来いアルとやら!」
知雫がアルの体を引き寄せ、左腕で抱きしめる。
そして右腕を顔の前に構えながら何かの呪文を唱え始めた。
状況を飲み込めないアルは金属バットを握ったまま二人を見渡す。
「なんだ……?! 何をするつもり――――違う、離れろ!!」
そして、アルは勢いよく知雫の体を突き飛ばした。
咄嗟に金属バットを居合のように構え、頭上に飛んできた手りゅう弾を明後日の方向へ打ち返す。
おおよそ50メートルは遠くまで飛んだ瞬間、手りゅう弾は勢いよく爆ぜる。
その手りゅう弾を投げた主は、三人が考える間もなくその場に現れた。
きゃるとる~ぜの数十メートル後方で、ひらひらと手を振る男が一人。
「あなた達が嫌がりそうなタイミングなので邪魔しに来てみました。謝礼は結構ですよ?」
「厭勝ッ……!!」
戦力的にはそこそこだが、嫌なタイミングで的確に面倒くさいことをする奴が一人増えた。
そして、厭勝の参戦に釣られるように。
「ッ!!」
俊介が首にチリチリとした気配を感じ、咄嗟に身をかがめる。
先ほどまで首があった場所を厚い手斧が通過し、豪快な風切り音を響かせた。
身をかがませたまま前方に転がり、背後に現れた人物を見る俊介。
そこには血に塗れた赤ずきんが手斧を持ち、息を荒げながら立っていた。
「仕事をしに来たゾ……。かなり死にかけたがナ……!」
「はっはっははは!! 良いですねぇ赤ずきんさん、私はあなたのことが結構気に入ってきましたよ!」
その様子を見て厭勝が大笑いし、懐から拳銃を抜きながら近づいてきた。
拳銃はガスマスクが壊したはずだが、ここは治安が最悪な南区。アルに渡した金属バットも道端に落ちていたのだ、拳銃くらい何処かで見つけてきてもおかしくはない。
俊介は周囲に揃った人物たちを見て、首に当てた手にじわりと汗をにじませる。
まず、文句なしの強敵であるきゃるとる~ぜ。
そして相手の嫌なところを的確に突くのが上手い厭勝。
その厭勝に雇われている赤ずきん。
この三人を相手にこちらの仲間は。
失血でコンディション最悪なアルと、身体能力不足が否めない知雫の二人のみ。
最悪厭勝と赤ずきんの相手を俺がしても、理性を取り戻しかけてるきゃるとる~ぜがヤバい。
白いビームだけでも厄介なのに、理性があった時に使ってた炎の魔法なんて使ってきたら……。
……失血で死にかけのアルは、もしかすると殺されるかもしれない。
かといって、この三人を相手にサイコシンパスを出すのは難しすぎる。
特に厭勝の奴が厄介だ。確実にこちらの思惑を嗅ぎつけて何某かの妨害をしてくるだろう。
人格交代の隙や、貧弱なサイコシンパスの体に攻撃されたら俺自身が殺されてしまう。
……仕方ない!
「くそっ、知雫! いったん退いて――――」
――――そんな俊介の言葉を遮るように。
知雫が恐怖による冷や汗を顔中から流しながら叫んだ。
「馬鹿野郎っ、ここで退いてどうすんだ!! これ以上退いても私たちに都合のいい展開は来ねえ!!」
「でも……!」
「……むしろちょうどいいじゃねえか、日高!! だって……敵さんが全員揃ってんだぞ!?」
にやりと口角を上げながらそう叫んだ知雫に対し。
日高は困惑し、敵である三人を一瞥した。
「全員って……おい、マジか?!」
「冗談言うかよ……こんな状況で……」
とどのつまり、知雫はこう言っているのだ。
『サイコシンパスの声を
「命懸けで隙を作ってやるから、タイミングをよ~く見極めな! 勝負は一瞬だぞ!」
「……何か分からないが、何かやろうとしているんだな? いいだろう、全力でやってみろ日高!」
知雫とアルがそう言いながら構える。
それを見て、俊介は覚悟を決めたように息を吐いて首に手を当てた。
「サイコシンパス! 変わった瞬間声を出せるように準備しててくれよ……!」
『もちろんだ。しかし、私が戦闘の要を握る日が来るとは……思わず喉がヒリついてしまうな……!』
そして、俊介達を見つめる悪人達の視線。
厭勝は三人を観察しつつ、声を漏らす。
「何をするつもりか分かりませんが、厄介そうなのは分かりますね。まあいいでしょう、付き合ってあげますよ」
彼は邪悪な笑みを浮かべながら、拳銃を構える。
そしてそのトリガーを躊躇なく引いた。
――――最終局面を知らせる、ゴング代わりの銃声だ。
今話の戦闘、進んでるようで殆どなんも進んでない……。
次の話で全て終わらせます!
どうかご容赦ください……!
――――
前話のあとがきに詳細を追記したのですが、実はキャラの人気投票的なアンケートを始めました。
作者の個人的興味かつ今後の作品作りに活かすため、どうかご協力をお願いいたします。
好きなキャラは誰?(殺人鬼組&夜桜限定)
-
ハンガー
-
ドール
-
キュウビ
-
トールビット
-
エンジェル
-
フライヤー
-
ヘッズハンター
-
サイコシンパス
-
マッドパンク
-
ガスマスク
-
ニンジャ
-
クッキング
-
ダークナイト
-
夜桜紗由莉