(じ、人対……! しかも3人……)
夜桜さんの首にナイフを当てているが、両腕を操っているのはニンジャだ。彼が刃物の扱いをしくじって肌を切ることなどまず有り得ないので、人対の3人の方に顔を向けたままにする。
真ん中に立っていた牙殻さんが紫色に淡く光る小刀を取り出し、一歩踏み出す。
「俺達は警察所属、人格犯罪対処部隊の者だ。今から拘束させてもらうが……あー、口上は横の白戸から聞いてくれ」
そう言って彼は左に立つ眼鏡を掛けた長身の男を親指で指した。
白戸と呼ばれた男は眼鏡をクイと中指で上げ、静かに言い放つ。
「今すぐナイフを手離して跪かないと、四肢を消し飛ばしてダルマにします」
「駄目に決まってんでしょ」
牙殻さんの右側に居た女性……以前デパートで出会った翠さんが、白戸の尻を蹴り飛ばした。
何か……雰囲気が緩いな。いや言ってる事もこの状況も全然緩くはないんだけど。
騒ぐ2人からため息を吐きながら視線を外した牙殻さんは、咳払いの後、努めて優しい声色を出した。
「あー。四肢を消し飛ばしたりはしねえけど、拘束に抵抗するなら痛い目に見てもらうのは事実だ。出来る事なら大人しくしてもらいたい……カップ麺食いかけだしな」
確か人格犯罪対処部隊には、怪人二十面相への殺害許可が出ていた。
多分今俺に拘束云々言っているのは、俺が怪人だって事に気付いていないからだろう。いや、別に怪人だって名乗ったことないしバレたい訳でもないけど。
そして勿論だが、大人しく捕まる気はない。一応紙袋で顔を隠しているし、まだ正体もバレていない。
彼らを睨みつける眼光を更に強くし、一歩後ずさって距離を取る。その反応を見て牙殻さんが眉間にしわを寄せた。
「そうかい……。ま、仕方ないわな。
――――ジェットスーツ、起動」
彼がそう呟いたと同時に、黒スーツの下に着込んだ何かが淡い紫色に光る。
他の2人も首を鳴らし、眼鏡の白戸は手をパン! と合わせ、翠さんは手に持っている純白のアタッシュケースを開いた。
3人とも、明らかな戦闘態勢だ。緊張で息が乱れそうになるが、深呼吸で無理やり落ち着かせる。
そんな中、ニンジャが真剣な声色で言った。
『俊介、この状況を拙者の力でどうにかするのはハッキリ言って不可能でござる。なので先に言っておくでござるが……』
「何だ……?」
『
彼でもなく、他の殺人鬼でもなく、正真正銘こちらの最高戦力であるダークナイトを出すことを考えろと。
それほどまでに警戒しなければいけないのが、目の前の3人だと。ニンジャはそう言っている。
「……わかった。だけどあの3人を倒す気はさらさらない、逃亡が最優先だぞ」
『元々その気でござる。指示は俊介に任せる故、他の者も十全に使って逃げるでござるよ』
難しい事言うなよな。こんな場面、一体誰に任せるのが適任か俺にも分かんねえって。
『では、忍法・緊急脱出!』
ニンジャの操る両足がノーモーションで数メートル飛び上がり、ナイフで倉庫の天井である薄いトタン板を切り裂いて屋外に出た。
同じように牙殻さんが天井を切り裂き、飛び出してくる。
「はッ―――速いッ!」
彼が眼球が追い付かないほどの速度で屋上を駆け回り、気付かぬうちに右肩を切り裂かれた。
傷口が炎でも押し付けられたように熱く、血が流れているのが見なくとも分かる。だが痛みにもだえる暇はない。
「ッ……
『ああ!』
牙殻さんが先ほどとは逆である左肩を切り裂こうと小刀を振り下ろした瞬間、ヘッズハンターが操る左手によって手首を掴まれた。
「何……!?」
『どっか行っとけ!!』
エンジェルほどの膂力はないが、人を一人投げ飛ばすことなど造作もない。ヘッズハンターは彼を海の方に投げつけ、すぐにその場を離脱しようとする……が。
「全く、油断癖は相変わらず治りませんね」
「それが唯一の隙なんだから、さっさと治せっつってんのに!」
投げられた彼の体が海から伸びた黒い手によって受け止められた。いや正確には、夜闇をたっぷりと吸った黒い海水が手の形をなして受け止めたのだ。
それと同時に、白いアタッシュケースを手に持った翠さんが空高く飛び上がった。一体何処から取り出したのか、中世騎士が被るような顔を全て隠す純白のヘルムを被っていた。
彼女は空中に身を翻したまま、純白のケースを小銃のようにこちらに構える。
その姿を見た瞬間、ヘッズハンターが大声で叫んだ。
『ヤバいニンジャ! 逃げろ!!』
『言われなくても!!』
「―――ショット!!」
不可視の一撃。指向性を持ったそれが、先ほどまで立っていた場所を円状に削る。
ギリギリでその一撃を回避するが、彼女は空中で姿勢を保ったまま連射してきた。2発目と3発目は避けるが、4発目を喰らってしまい、隣の倉庫の中まで吹っ飛ばされる。
「ごォは……ッ!」
『お手軽超重力発射機って所か、ここまで来るとファンタジー染みすぎて怖いぞ……!』
容易に倉庫の天井をぶち破り、中にあった空の木箱の山に突っ込んだ。
ヘッズハンターとニンジャが協力して咄嗟に衝撃を減らしてくれたらしいが、それでもダメージは甚大だ。両腕はヘッズハンター、両足はニンジャでも、胴体と頭は一般高校生である俺のままなのだから。
血混じりの唾を吐きながら、殺人鬼を呼び出す。
「ぐっそ、キュウビ! 左腕だ!!」
『ぶちかましてくれるのじゃ、このクソ砂利共!! 陽道・
翠が再度重力射撃を行おうとした瞬間、紙袋の男が突っ込んだ倉庫の中から青い炎の槍が無数に発生した。
槍が届きそうな場所であったため、空気を蹴ってその場から飛び退く。倉庫からは依然として青い炎の槍が生えており、近づけそうにない。
というか、この青い炎。
……まさか。
白戸と牙殻の近くに着地する。
すると白戸が、顎に手を当てながら愉快そうに言った。
「おやおや。この青い炎……随分と見覚えがありますね」
「は? 何だってんだよ」
「……私には分かる。これは……」
「ええ。
―――『
その言葉を聞いた瞬間、牙殻の目の色が変わる。
「おい、マジか」
「ええ」
「……奴は殺害許可が降りるほどの罪は犯してねえ。治安を乱すような事件は起こすが、『
「だから?」
白戸が『そんな事は分かっている』とでも言わんばかりに、牙殻に聞き返した。
人対に所属しているならば、この殺害許可が少しおかしい物だという事は否が応でも分かる。
それでも、殺害許可が降りているのは事実なのだ。
牙殻が目を瞑り、そして開く。
「そうだな、殺害許可は殺害許可だ。無論拘束を優先するが……全員、技の威力を加減しなくても構わねえ。危険を感じるなら迷わず殺れ」
「では、そうしましょうか」
「…………」
翠は考える。
まさか彼とこんな場所で、しかも3人揃った状態で出会うとは。
この2人はいざとなったら本気で命を奪う。けど……それだけはさせられない。でも一体どうやったら。
心の中で戸惑い悩みながらも、ケースを再度開いた。
「やっべー、マジどうする?」
『全員殺すのじゃ』
「だから逃亡最優先って何度も言ってんだろ。後殺しは厳禁だから」
キュウビの作った炎の槍の山のおかげで、向こうが少しだけ攻めあぐねているらしい。その隙を見て、今外にいる人格と俺でより集まって緊急会議を開いていた。
トールビットが肩をすくめながら言う。
『ニンジャの技術なら逃げられるんじゃないのかい?』
『……この辺りには倉庫、海、道路、これだけしかないでござる。故に見晴らしが良すぎる。例え一時的に姿を眩ませたとしても、この周辺で絶対に見つかるでござるよ』
「逆に言えば、向こうが俺達を少しの間追って来られないようにして、入り組んだ街中に入りさえすれば逃げ切れるってことか」
『そうでござる』
口ではそう言うものの、あの3人が少しの間追ってこられない状態にするにはどうすればいいのか。例え1人が負傷したとしても他の2人はお構いなしに追ってきそうなので、3人纏めて軽く動けないようにする必要がある。
「……ダークナイトしかないか……? いやでも、近づかれ過ぎたら瘴気が……」
『ダークナイトを出すなら、一個だけ良い案がある。……上だ』
ヘッズハンターが、指で真上を差した。
『50メートルも飛び上がれば、落下速度を考えても、地上にはギリギリ瘴気が届かないはずだ。問題はどうやってそんなに高く飛ぶかだけどな。俺でも無理だ』
『そも、わらわならともかく、50メートル以上先に攻撃する手段をダークナイトが持っておるのか?』
『何かしら持ってるだろ。天然核兵器みたいな奴だぞ』
うーん、それは言えてる。
とりあえず、どうにかして上に飛ぶ手段を考えようと話が決まったところで、倉庫の外から異音が聞こえてくるのに気付いた。
「何だ……?」
そう呟いた瞬間、炎の槍が掻き消され、何もかもを飲み尽くすような黒い水が倉庫の中に勢いよく侵入してきた。
真上に飛んで回避しようとするが、水が意思を持ったように動いて足を掴まれ、水の中に引き摺り込まれる。
『陽道・焔火炎!!』
キュウビが放つ青い炎の柱が、地面から空に向かって一直線に伸びた。その炎は容易く水を蒸発させて消し飛ばし、そして出来た僅かな水の隙間から再度上に飛んで脱出する。
顔を隠す紙袋は濡れてしまったが、何とかまだ無事だ。
屋上に登り、吸ってしまった水を口から吐いて呼吸を整える。
「げぼっ……はーっ、はーっ」
『さっきとは技の規模が桁違いじゃ……! 奴ら、本気で殺しに来ておる』
倉庫の外はまるで異界だった。
海から高さ30メートルはある黒い海水の腕が無数に生えており、それがヒラヒラと何者かに手でも振るように揺れている。
「ダンケルク、同調しろ」
静かな男性の声。
ヘッズハンターが勘で察知したのだろう、腕を勢いよく振って上体を右に逸らす。
瞬間、背後から空気を捻り切る轟音が響いた。
牙殻さんが小刀を振り抜いた姿がそこにはあり、彼の小刀の切っ先から発生した風の衝撃波が俺の横を通り過ぎてうねりながら空を舞う。
そして遥か先にある小高い山の頂に衝撃波がぶち当たり、円の型でくり抜いたように綺麗に吹き飛ばした。吹き飛ばされた土が遥か上空に飛び散り、夜闇に紛れて土の雨が降る。
「馬鹿かマジで……!」
あんなの当たったら本気で洒落にならない。
牙殻さんが小刀を手の中で返し、素早く切り上げた。今度は速すぎて全く避けきれず、胸から肩にかけて縦に一直線に走る傷が刻まれる。
(駄目だ、俺じゃあ到底反応できない! けど誰かに人格を譲る隙はないんだ、俺が何とかしなくちゃ……けどどうやって!)
隣の倉庫の天井に移動して距離を取ろうとするが、海に生えていた腕の一本が突然動き出し、隣の倉庫を粉々に破壊した。どうやらこの場所から移動させるつもりがないらしい。
牙殻さんが小刀を左右の手で持ち替えたり、逆手に持ったりして素早く攻撃してくる。翠さんは遠くからこちらの様子を伺っているが、何かしてくる様子はない。
キュウビが術で牽制しつつヘッズハンターが腕で小刀を防ぐが、いかんせん全ての四肢の根幹となる胴体の俺が鈍いせいで上手く動き切れていない。
そしてついに右の脇腹を小刀で抉られ、地面に垂れる血液が視界に入るほどに出血してしまった。チカチカと頭の奥で光が点滅するほどに腹が熱く、痛い。
「もう終わりだ、怪人。これ以上は死ぬぞ」
「ぐッ……」
牙殻さんが小刀の切っ先をこちらに向ける。
『駄目じゃ俊介、もう殺されるか殺されないかの瀬戸際じゃぞ! さっさとダークナイトを出してこの辺りを吹き飛ばしてしまえ!! 不殺など考えておる場合ではない!!』
『ッ……』
キュウビが叫び、ヘッズハンターが歯噛みする。
確かに状況を見れば、今までの人生の中で一番危険で最悪だ。だけどそれでも。
「俺は人を殺さない……!」
『俊介、駄目じゃ……! それで命を捨てては元も子もないんじゃぞ!』
「…………」
俺の呟きを聞いた牙殻さんが、目を伏せる。
「中の人格と話してるのか? ……俺にはお前が、どうにも極悪人とは思えない。刑務所に入って、いつか罪を償って出てこられる。そっち側の人間だ」
彼が小刀の切っ先を次第に下げていく。
「悪いことは言わねえ、もう大人しく拘束されな。絶対に殺せって命令が下ってる訳でもないんだからよ」
優しい声色だ。思わず絆されそうになる。
そりゃあ大人しく捕まったらこの傷をすぐに治せるし、痛い思いをしないし、そっちの方が楽だろう。
けどそれでも。
「捕まる訳にはいかない、悪いけどな……!」
「……そうか」
夜桜さんと仲直り出来て、これからって時に捕まってたまるか。
牙殻さんが小刀を構え直そうとした直後、ニンジャの操る足が刀を弾き飛ばそうとした。だが速度が足りず、彼に避けられてしまう。
「小賢しいぞ……!」
『俊介の脳天まで痺れるような強い言葉を引き出してくれたお礼に、そいつをくれてやるでござるよ!!』
『!』
ヘッズハンターが何かを感じ取ったのか、腕の力で牙殻さんから距離を取った。
俺を追撃しようと彼が小刀を強く握り込んだ、その瞬間。
耳をつんざくような轟音と共に、彼の手ごと小刀が大爆発した。
「何ッ!!」
『拙者の手にかかれば、あの夜桜という女性が服の中に隠した爆弾をくすねる事など朝飯前でござるよ! それ見た事か、拙者はやっぱり負けてないでござる!!』
せいぜい音を出して暴れ回るのが限度の市販の爆竹であっても、握り込んだ状態で爆発させれば指が吹っ飛ぶという。
ならばバクダン謹製の、人を殺傷する威力のある爆弾で同じような事をすればどうなるか。
屋上に俺の物ではない血が垂れる。
牙殻さんの右手は指こそ吹っ飛んでいないものの、肌がズタズタに切り裂かれて血がドバドバと流れ出していた。最早マトモには動かせないだろう。
「これは良くない状況ですねえ。全く、油断をするなと何度も言っているのに」
白戸が海に生やした手を操り、紙袋を被る怪人を叩き潰そうとする。
牙殻と怪人がそれぞれ反対方向に回避する。これは好都合だと、更に多くの手を怪人に向かわせた。
だが俊介達にとっても、敵で一番厄介な牙殻が負傷した今は絶好の好機であった。
「ニンジャ、ヘッズハンターと両足交代!」
『承知!』
「キュウビ、あの海水を凍らせる事は出来るか!? それをヘッズハンターの足で駆け上る!!」
『陽道の逆転技を急拵えとは、全く無茶を言うの! スケートリンクのように綺麗には行かぬぞ!!』
無数に振り下ろされる海水の腕を回避しながら、ちょうど良い角度で天に聳え立った腕を凍らせる。
それを使ってヘッズハンターが上空50メートルまで駆け上ろうとする……が。
純白の白い円盤が氷の腕を中ほどから断ち切った。それを行ったのは、同じく純白の中世騎士のような鎧に身を包む翠。
ヘッズハンターがバランスを崩すが、腕を氷に突き刺して無理やりバランスを取り、崩れる氷の腕を力技で登り切った。
指の爪先から更に高く飛ぶ事で、概算地上より50メートル。
そんじょそこらのビルよりも遥かに高い。だが身をすくめている場合でもない。
目を閉じ、中なら正真正銘の最強を呼び出す。
「……ダークナイト、両腕だ。絶対殺さない程度に、薙ぎ払え」
『ギャオ』
瞬間、足元に黒い円盤のような物が出来、そこに足が着く。
そういえばダークナイトはこんな魔法を使えるんだった。落下速度とか考える必要なかったな。
ダークナイトが両手を下に突き出し、片方は海にいる白戸、片方を離れた位置にいる鎧の翠に向ける。
そして地獄の底から響くような低い音と共に、手の平の先に蠢く黒い球体のような物を作り出し、銃弾よりも速く撃った。
その球体は彼らのすぐ側に着弾し、瞬間、夜の闇よりも濃い巨大な黒の柱が天へと伸びる。柱の直径は50メートル程だ、普通ならまず逃げられない。
柱が消えた後には、ポッカリと穴の空いた海と地面しか残っていなかった。
「……って、ダークナイト! なんだあの技!? お前マジで殺してないだろうな!?」
『ギャンギャオ』
左手と右手の間に大きく隙間を作り、それを縮めていって、手が重なるギリギリの所で止めた。
……つまり、瀕死で留めたって事か? そんなギリギリの橋を渡るなよ、動けなくするだけで良いんだよ。
ダークナイトのぶち開けた穴の淵から人対の2人が這い出てくるのが見えた。よかった、本当に生きてるみたいだ。
「まぁちょっと予想外だったけど、さっさと逃げ――――」
踵を返そうとしたその時。
地上から何らかの方法で飛び上がったであろう牙殻さんが、すぐ側に迫っているのが見えた。
「ばッ――――!!」
死ぬぞと叫ぶ暇もなく、彼はダークナイトの発する瘴気に触れる。
だが一切死亡する気配はなく、鬼気迫る表情で小刀を振り上げてきた。しかしダークナイトが操る左腕に容易く受け止められ、顔面を右手で掴まれる。
ダークナイトは掴んだ右手からドス黒い衝撃波を発生させ、牙殻さんの体を海に開いた穴の奥底まで吹っ飛ばした。
「……」
穴に落ちた彼を追いかける為に、白戸が再び穴へ引き返す。
その様子を見て、俺は正直ドン引きしていた。
『(*´꒳`*)』
この黒い鎧の化け物、人対を全員一撃で片付けやがった。
俺の殺害許可が出たのってもしかしてこいつのせいなんじゃねえの? いや人前で出した事は殆どないけどさ。
何故牙殻さんが瘴気で死ななかったのかとか、色々気になる所はあるが、取り敢えずは撤退する事にした。
夜桜さんと怪人は敵対関係という事にした方がいいだろう。彼女ならこの状況でも切り抜けられる、明日学校で話そう。
ダークナイトの作り出した足場で地道に地面へと降り、ニンジャに体を任せて逃亡した。
日高は良くも悪くも普通です。
夜桜さんは強いです。
人対の皆さんはもっと強いです。
ダークナイトはバランスブレイカーです。