ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 ジョージさんは、前回のアンケートの結果により『この程度?=好きにやる』となりました。
 しばらくは派手にはなりませんが、よろしくお願いします。また、感想・評価・誤字修正ありがとうございます。
 ついでに、あと一話添削・編集中なので間に合えば投稿します。


ミオリネ・レンブランは頼み込む

 

 私闘後に連行されたジョージは、ベネリットグループの企業フロントの一室で謹慎と言うなの軟禁を受けていた。

 そんなジョージの閉じ込められている部屋がノックされた。

 

 「どうぞ。」

 

 処分が決まったかな?と、少しばかり気を張っていたジョージてあった。しかし、扉は開かない。おかしいな?と思ったが少し待つと、

 

 「ジョージ!手を貸しなさい!」

 

 バァン!と文字通り扉を蹴飛ばし開かれた。反省中のジョージが待機する部屋に入り込んだミオリネは開口一番にそう告げた。

 

 「あのクソ親父。自分で決めたことなのに、勝者であるスレッタを拘束したあげくに退学させるつもりなのよ!私の婚約者も勝手に決めるとかダブルスタンダードにも程があるわよ!」

 

 「現状の説明どうも。いや、一応やりすぎたんで謹慎中なんですけど?」

 

 「あんだけやってユルい謹慎ですむなら、無罪と同じよ!」

 

 「暴論過ぎない?!それにまだ罰則のほうが決まってないので出れませんが?」

 

 「いつも好き勝手やってるのに、急にしおらしくなってんじゃないわよ!このポンコツ自由人!」

 

 いや、励ましてるのか。貶してるのかよくわからんな。ジョージとしては、付き合いがソコソコ長いから、立ち直るように尻を叩いているのだろうとわかるけど。久々にやらかしたからコレでもショックを受けてるんだから、もう少し気を使ってほしいものである。

 

 「ともかく。あのクソ親父の好きにさせるのが気に食わないから手を貸しなさい。」

 

 「いや、無理です。」

 

 ジョージの即答に、ミオリネはズッコケた。ここは受ける流れでしょ!と起き上がって噛み付くが、ジョージは戸惑うようなしかめっ面をしていた。

 

 「いやいや、個人としては迷惑かけたし、一応は友人として手を貸してもいいけど。」

 

 「けど。…なによ。」

 

 「ヴァックストンの全権代行なんで、総裁に逆らうと社員に迷惑がかかるので。」

 

 ジョージが一般論のような事を話したことで、ミオリネはクラっと、立ちくらみを起こした。この男は好き勝手やりすぎると反動でもあるのか?と、変な考えが思いつくほどた。

 

 「ルールや筋が通らなければ御三家だろうが殴り飛ばして、今回みたいに都合よく使われたり、不備を押し付けることがあればモビルスーツまでもちこんでるのに。いまさら…。」

 

 「対策と工作はしてるけど、今回は八つ当たりというか。感情の爆発みたいなもんだし。」

 

 クラクラしているミオリネに、聞こえない声量でジョージがボソリとつぶやく。そりゃいつもなら手を尽くすけど、今回は審議する不備を突けばいいのを、モビルスーツで押し入り、ディランザごとグエルを蹴り飛ばすなど、度を越してる気がしている。

 ウジウジしているジョージなんて見たことないミオリネ。だが、彼女としては頼れる人間は彼しか思いつかない。

 

 (色々と裏で何かやってるとは思うし、私に関わることも邪魔をした事もあるだろうけど。)

 

 ジョージがやったことで彼女が気分を害した以上の事はなかった。グダグダ、ウジウジしているジョージにミオリネは深々と頭を下げた。

 

 「あのダブスタクソ親父をギャフンと言わせる手伝いをして!今、アンタ以外に私のやりたいことを手伝える人間がいないから。」

 

 頭を下げたままのミオリネを見て、頭をボリボリと強めに掻くジョージ。

 

 「わかった。でも、一つだけ確認したい。それが駄目だったら諦めてくれ。」

 

 まさかミオリネが頭を下げて頼み込むとは思わなかった。ジョージの私心は『協力』に傾いていたが、先程もミオリネに言ったようにヴァックストン社の全権代行である。

 ジョージはミオリネの情報端末を借りると、映像通信を開始した。

 

 「あー、爺さん。親父。ちょっといい?」

 

 地球と木星でやりたいことをやっていた祖父と父親に尋ねることにした。

 

 

 

 

 

 『好きにしたら?別にグループに謀反を起こしたり、総裁の座を狙うわけじゃないから。』

 

 『グループを追放されても、部下たちに生活させれる事業基盤や、資金はあるし。昔のコネと工作のタネは沢山あるしな。』

 

 事情を説明したジョージにあっけらかんと、『好きにしていいよ。』と言うエイジとフランク。

 

 『やりたいようにすりゃ良いんじゃよ。』

 

 『デリング総裁以外と殴り合うのも面白そうだしな。』

 

 『ベネリットグループも〆る時期が来たのだよ。…かもな?』

 

 『やりたいことをやるために準備をして、力を溜め込んでも。ダメなときはダメだし。』

 

 ヒャヒャヒャヒャ。心底後先なんて知らんわぁ。と、爆笑する二人にジョージは唖然とするジョージ。

 横から話を聞いてたミオリネは、

 

 (この二人に比べたらジョージは話が通じて、外面を整える常識をもつだけ、まだマシなのでは?)

 

 と、『ヴァックストン家には関わるな。』『ヴァックストン家に関わると毒される』などと言われるのが少し理解が出来た気がする。

 

 『手札を隠すのと、変に自重するは違うからな。』

 

 と、エイジは最後にそれだけ告げるとジョージの返事を待たずに通信を切り、ブランクは手を振ると何も喋らずに通信を切った。

 

 「………気にしてたワタシが。いや、オレがダメだったのかぁ。」

 

 ジョージは二人の反応に口をポカンと開けて、呆れた様に乾いた笑いを数分続けると、両手で頬を叩き、

 

 「なにからすればいい?」

 

 ミオリネに彼女がやりたいこと(・・・・・・)を聞くことにした。

 

 




 次回。ジョージ&ミオリネチームVS査問会となる予定です。4話見ました。
 グエル→ナニコレ。予想以上に面白く、良いキャラ
 スレッタ→もしかして、ガンダム特化?口喧嘩もケンカも強そう。人間関係は苦労してそう。そして結構重たいモノ背負ってるな。
 ミオリネ→思った以上に好き勝手やってたな。頭の出来はかなりいいな。そして結構良い女だな。
 エラン→なんだろう。ヤンデレというか。味方ムーヴしつつ、敵のままの感じがする。後少しでヤベーよ。と、情報元に
言われたのが気になる。
 シャディク→さわやかイケメン系に見えるけど、なんかクロノクルのような決めきれない感じがある。
 チュチュ→女エキセントリックカミーユもどき。
 地球寮→良い人多いなぁ。悪く言えば差別されてる面々が結束してる感じ。
 スペーシアン→宇宙世紀とは逆とは聞いてたけど、ジョージが締め上げる設定作っててよかった。

ヴァックストンの暗躍・活動の第一候補は?

  • エアリアルをフルアーマー化(企業協力)
  • グエルに協力(再決闘時のAI等)
  • 武力とインパクト(MA・ビクザム)
  •   〃     (MA・アプサラス)
  •   〃     (MA・サイコガンダム)
  •   〃     (MA・ハシュマル)
  •   〃     (MA・シャンブロ)
  • いや、表に出ない方がいい。(戦闘以外)
  • ジョージ『パイロット科にも顔出すかな。』
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