ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 ※(嫌がらせ編あらすじ)
  ミオリネが予定通りこない!時間稼ぎも間に合わなかったジョージ!どうするジョージ!そりゃ、協力相手が居ないのなら好き勝手やるに決まってる。
 
 『あの程度のモビルスーツに勝てないんスか?いやー、グループ内部でペチペチと形だけの技術競争してる人は違いますねぇ。昔に勝ったガンダムモドキの技術に負けるんスか?あ、昔の技術に勝てないって、成長してないんすね…(哀れみ』 

 「きさまー!」

 『(宇宙世紀だと、数年経てば最強も維持出来ないのにねー。)可哀想だからウチのハイザック(デチューン)の設計図差し上げますよ。』
 
 (((使い方次第で、ディランザに勝てる商品や!)))
 
 「何がしたいんだよ!おまえ!」

 『単なる嫌がらせ。まだ、カードは切ってないよ?』

 「根拠を示せよ。主観だけでは無意味。」

 「わかりました。きっちり説明します。」(ここから真面目に説明。活動編に。)


鉄仮面、アド・ステラにて行動する(活動編)

 

 

 

 「失礼しました。それでは、デリング総裁。さきほどお渡しした情報保存端末をご確認ください。」

 

 予定時間を過ぎてもミオリネは到着せず、時間稼ぎも間に合わなかったジョージは、先程までやりたい放題、無軌道狂人であった雰囲気をなくすと、真面目に反論を開始することにした。

 

 「まずこちらを御覧ください。失礼。」

 

 ロナ社の席から身軽にはねつつ、プロスペラが査問されている場所にジョージは移動した。

 プロスペラの横に移動すると、一礼して映像を展開する。

 

 「こちらは当社が手に入れたGUND-ARMの人体への影響値。また、戦闘時の反応速度等になります。また、お手元のデータの19項をご確認ください。」

 

 ジョージの横に大きく表示・展開されたグラフと、手元にあるグラフとデータを見るデリング。その姿を見て、『先程と同一人物なのか?』と査問総会の参加者は戸惑ながらも確認する。

 ジェターク社とグラスレー社のCEOだけは青筋を立てつつ、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

 

 「お手元にあるのは、先日行われたアスティカシア学園内での決闘時のデータです。グラスレー社等の指摘の通り、パーメット流入値が基準を超えています。」

 

 まさか基準値を超えたことを認めると思わなかったグラスレー社の面々は、思わずポカン。と、間が抜けた顔をした。

 

 「さらに、エアリアルと呼称されるシン・セー社のモビルスーツが使う遠隔操作兵器も、過去にガンダムタイプと呼ばれたモノに搭載されていた兵器とよく似ています。」

 

 「ならば、ガンダムではないのか。」

 

 ヴィムも怒りを忘れ、戸惑いながらもガンダムであると確認する。

 

 「しかしながら、プロスペラCEOの反論の通り。データストームを確認されておりません。さらに、こちらのデータを御覧ください。」

 

 データとグラフが切り替わり、エアリアルのパイロット。つまりはスレッタ・マーキュリーの顔写真が表示された。

 

 「こちらの女性。スレッタ・マーキュリーですが、GUND-ARMを使用した場合の副作用や、身体的反動を受けていないそうです。こちらの報告はカテドラルの医療チームから情報になります。」

 

 パン!と、両手を叩くと、次はエアリアルの画像に切り替わる。

 

 「また、こちらのエアリアルでありますが、搬入の許可はカテドラル機関及び、ジェターク社。グラスレー社。ペイル社。他4社の許可を得ております。」

 

 もう一度、手を叩くと、許可を表す書類が表示された。

 

 「まさか。許可を出す前の調査で、分からなかった。……そんなわけ無いですよね?」

 

 真面目でも煽るところは、ヤッパリ煽る。だって、今は反論して倒す敵だし。

 ムッと、しながらも自分のサインが書かれていることで黙る御三家等の面々。

 

 「ここまでのデータと、事前検査の内容からして、白。……とは、言えなくても黒とは断言できないと考えます。」

 

 「協約違反の可能性があるモビルスーツではあろう。」

 

 資料を使って、普通の反論をするジョージに、サリウスが一言。

 

 「その通りです。GUND-ARMの可能性はあります。しかし、改善された。または、GUND-ARMに類似した技術である可能性もある。灰色であり、保留・再確認を行うべきと考えます。」

 

 GUND-ARMの可能性の部分で、グラスレー社が顔を歪め、

 

 類似した技術の部分で、ペイル社が顔を歪め、

 

 灰色の部分でシン・セー社が顔を歪め、

 

 保留の部分でジェターク社が顔を歪めた。

 

 各人とも顔の前で手を組む、顔を背け、仮面を着け、手で覆うなどの行動により口元の部分が見えただけであった。

 

 「そ、総裁。いかがしましょうか?」

 

 何をするかわからないヴァックストンの人間であり、先程まで挑発と嫌がらせをしていた人間であり、今は理知的に資料を使って対応したジョージ。対応に困ったカテドラル機関の参加者の一人がデリングに裁決を求めた。

 

 「いや、あれはガンダムだ。聞くに足る情報ではあったが、私の裁決に変更はない。あれはガンダムだ。コレ以上の会話や査問は不要だ。」

 

 立ち上がるデリング。両手を上げるジョージ。

 

 「ヴァックストン社代行。査問に呼ばず対応した件と身分詐称は不問とする。しかし、私闘の処分待ちの謹慎より抜け出したことには後に処分を連絡する。査問総会を解散する。……以上。」

 

 そのまま査問会場を部下を引き連れて出ていった。

 

 

 「やれやれ。今回はボクの勝ちかな。ジョージ。君が出てきたときはマズイとは思ったけどね。」

 

 「まぁ、ガンダムと認められたのは負けかな?やれやれ、協力を頼んできた相手は結局間に合わず。何をしてるのやら。」

 

 伸びをしていたジョージに、嬉しそうにシャディクが話しかけてきた。嫌がらせをすることは出来たが、結局ミオリネは間に合ってない。それにガンダムと認められたことで、ジョージは負けは負けと認めた。

 

 「どうも、先日の一件にしろ上手くいかん。」

 

 「君は無軌道過ぎるんだよ。決闘委員会の審議はこれで無しだね。対戦相手がいなくなったから。」

 

 なるほど、決闘の無効を頼んだのはオマエか。あの決闘で損をしたヤツラが仕組んだのか。企んだのだろうな。と、ジョージは判断した。

 

 「それじゃあ。」

 

 シャディクは、養父であるサリウスに合流するために査問会場を後にした。多分、コレで何事もなく、元のとおりに戻る。

 

 「そうは問屋がおろさないって言葉があるんでね。」

 

 もう一度、伸びをしたジョージは鉄仮面を回収しようとロナ社の席に移動しつつ、上手く行ったと確信している面々の足をひっかける方法を考えていた。

 

 「どうだったの?好き勝手は出来たようだけど。」

 

 そんなジョージの視界に満足げなミオリネが入ると、近づきながら話してきた。

 

 「好き勝手はしたけど、ガンダムとは認められた。負け負け。」

 

 満足げな姿を見て、査問会には間に合わなかったがデリングには話すことが出来たと理解はできた。

 

 「そう。コッチも言うことは言ったわよ。あのダブスタクソ親父がどうするかわからないけど。査問会場に入ろうとしたら、職員に捕まったときは焦ったわよ。」

 

 (そりゃ、来れないわけだ。)

 

 と、ミオリネの間に合わなかった事情を理解したジョージは、満足げであった顔を、デリングとの会話を思い出して苛立ち始めたミオリネをなだめつつ、シャトルに移動するのだった。

 

 

  

 

 




 ミオリネさんが、幼馴染とか。友人とかじゃなくて、ヒロインっぽく扱いそう。でも、どこかで、それでも良いかもと思っている。
 
 ※ミオリネは(会話は)間に合ったが、ジョージは悪いことを考えることにした。
 なんだかシャディクのキャラがクロノクルとか。リディとか、マッキーと重なる気がする。
 今更ながらペイル社の代表がタケモトピアノとかネタ元に言われて久々に笑ったです。

ヴァックストンの暗躍・活動の第一候補は?

  • エアリアルをフルアーマー化(企業協力)
  • グエルに協力(再決闘時のAI等)
  • 武力とインパクト(MA・ビクザム)
  •   〃     (MA・アプサラス)
  •   〃     (MA・サイコガンダム)
  •   〃     (MA・ハシュマル)
  •   〃     (MA・シャンブロ)
  • いや、表に出ない方がいい。(戦闘以外)
  • ジョージ『パイロット科にも顔出すかな。』
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