ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 皆さん、大好き。原作破壊の時間がこれよりやってきます。もともとデータ等で書いてるため原作乖離でした。…が、次か。次の次の話でモビルアーマーが出ると思います。原作キャラやステージが蹂躙されるのが嫌な方は申し訳ない。


VVCがアップをはじめました。

 

 「なぁ。今日はやたらに車両が通らないか?」

 

 騒ぎの処分が発表されて二日後。ジョージの祖父が呼び出されて啖呵をきった翌日。アスティカシア学園の数カ所の宇宙港からおびただしい量の車両と、それに積載されたコンテナが学園のある場所に向かって移動をしていた。

 

 「理事会や教官たちが止めないなら許可をもらってるだろ?気にしても俺達に出来ることはないだろ。」

 

 「それもそうか。そういや、ヴァックストンの……」 

 

 「あの発表か。夜中にやってて…」

 

 たまにある大規模整備や施設改善だろう。生徒たちも気にすることはなかった。ところが…

 

 「………なぁ。今日もやたらに車両が通らないか?」

 

 「おいおい。気にし過ぎだぞ?最近決闘続きだったしな。」

 

 「そ、それもそうだな。」

 

 次の日も、同数の車両がある場所、森林地区に向かっていった。運ばれる物資の量を気にしてる生徒も少量でも出てきた。

 

 「………な、なぁ?三日目だぜ?」

 

 「何があるんだ?広報や教官たちに聞いてみようぜ。」 

 

 「あ、ああ。」

 

 さらに次の日。流石に運搬だけで三日続けての物量に、生徒たちは確認を取りはじめる。

 

 『我々も確認出来てはいないが、心配することはない。理事会の許可もある。詮索は無用だ。』

 

 しかし、確認をとっても内容はわからない。だが、理事会の許可。そう聞くと、

 

 『なら、気にしても仕方ない。それより決闘のやり直しが…』

 

 生徒たちはグエルとスレッタの決闘に興味が移る。気にしても仕方ないことより、近々行われる目の前の娯楽。

 なにせ、シン・セー社の新ドローン技術を装備した疑惑と謎があるモビルスーツと、まぐれでもグエルと倒した新星。それに対して、ジェターク社の新型の発表を兼ねた場面で現・ホルダーが行う決闘だ。

 

 『ベネリットグループの一員として、新技術というのは、商売になり、企業には刺激になる。』

 

 ………などと、意識が高いことを考えるのは極少数であり、

 

 『シン・セー社が勝つならば、大番狂わせ。グエルとジェターク社の鼻っ柱を折れるのが見れる。』

 

 『ジェターク社が零細企業の反発を踏み潰せば、新技術のおこぼれや、流出がある。』

 

 多数の生徒は、『意地汚い考え』を持つか、『単なる娯楽程度』にしか考えていない。

 

 「決闘ってことは、委員会に所属してたヴァックストンの口うるさいヤツもくるのか?」

 

 「おいおい。ジョージ先輩にそんな口を聞くなよ。世話を焼いてもらったろう?」

 

 「大々的に発表してたが、今は子会社に送られたヤツだろ?」

 

 オマケのようにジョージの話題が出ることもあるが、ジョージ本人は処分が下され、グエルと別れてから表に出てきてない。

 そんな大きな変化がないまま、更に2日が過ぎた。生徒たちが多量の輸送車両と物資を目撃してから、5日目に変化が分かるようになった。

 

 「なぁ。」

 

 「次は何だよ……。決闘の賭けか?まだシン・セーが修理を終えてないから始まってないぞ。零細だからな。時間が掛かるんだろうよ。」

 

 ジェターク社の警備員に守られたMSコンテナが搬入され、決闘も近日中。と、学園内では話題が大きくなっていた。

 

 「違う。森林区画にデカい施設があるんだよ。」

 

 「なんだよ。それ?」

 

 そんな決闘の話で盛り上がる中、森林区画に『謎の大型施設』が建設されているという。

 

 「わかんねぇよ。なにか知ってると思ったから聞いたんだよ。」

 

 「しらねぇよ。学園の施設なら案内があるだろう?そうじゃなかったら何処かの企業設備だろ。」

 

 「そんな事はしってるよ。」

 

 そして、更に2日。ジョージが処分を受けてから一週間が経過した。

 

 

 

 

 「メシぐらい普通に食わせろよ。」

 

 学園の一部でそんな騒ぎになっていることを気にしていない男。つまりは、ジョージは学園から少し離れたヴァックストン社が保有する食物倉庫で4日ぶりのマトモな食事をしていた。いつも好き勝手やって、回りからの目も気にしない彼が、なぜ隠れるように過ごしているかと言えば、

 

 『お前は何を考えて、何をやって、そしてあれはなんだ?』

 

 朝から端末へひっきりなしに話題にも噂にも流されない数少ない学友たちから異口同音のセリフを、

 

 (聞き飽きた。見飽きた。)

 

 そう言いたいほどに通話が来たり、メッセージを送られてウンザリしていたからだ。今の彼には、ナニかの皮を被っている余裕もない。

 いくらガンダムファイター並の身体能力を持っていたとしても、偽物扱いされた兄弟並みに悪知恵が回ったとしても、仮面の侯爵並に敵に対して自分を隠すことができる彼でも、一週間ぶっ続けて働き続ければ疲れもするし、頭も回らないし、余裕もなくなるというものだ。

 

 「若?流石に寝たほうが良いんじゃないんです?」

 

 「今日、やることやったら寝るよ。」

 

 心配する部下に、死んだ目を誤魔化す笑いを浮かべて食事を進めるジョージ。一週間かけて、宇宙港直通のMS・MA工廠兼防衛施設兼派出所(ふくまでん)を作りつつ、四種類の新型機を作り上げたのは流石に限界ギリギリだったが、まだ休めない。準備でやりそこねた事を済ませるために交渉材料を持ちつつ、通信機を手に取った。





 前話を書き上げ、投稿終了しホッとしたのだが、『ちがうねん。〇〇=〇〇って形で比較するとか、設定集とか。短編とかの話で良かった。』と話すネタ元と、『キャラを絡めて話を作ってと言ったろ?』と話す企画元が揉め始めた。他所でやってくれ、もしくは自分で書いてくれ。(遠い目)

 本題というかやりたい放題に入るまでに済ませる予定が終わってない・・。まだ無軌道ムーヴをかき続けるのかぁ。次回は2023/01/25の夜には投稿できそうです。
 また、感想、誤字脱字報告、お気に入り、評価ありがとうございます。

ジョージさんの最初の餌食は誰だ!

  • いいキャラですね。グエルさん。
  • 強化人間枠だった。エランさん。
  • 腹黒だけど現在理解不明。シャディクさん。
  • FA計画と提携は?!スレッタさん。
  • 次の後継ぎだから、殴る。ラウダさん。
  • 地球?宇宙?強いもん勝ち。チュチュさん。
  • あ、量産機のテストしなきゃ。モブたち!
  • G伝説は初代。モブたち。
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