『ビーム砲が弾かれる?!なんだコイツ!?』
『デカブツのくせに、速い?なんだコイツ?!』
『後ろを取ったと思ったのに斬られた?!なんだコイツ?!』
『懐に入れない…。なんだコイツ…。』
なんだコイツ。もとい、ハシュマルはビームを放ち、ビーム兵器に改良したテールブレードや、脚部砲によって敵モビルスーツを破壊する。
「なんだコイツ?って、モビルアーマーですよ。」
異口同音の疑問に答えつつ、敵を踏み潰し、テールブレードで更に切断する。
このハシュマル。外見はシッカリと再現されているがホンモノと比べるとデチューン。もしくはモンキーモデルと呼ばれる性能と言えよう。
エイハブ・リアクターを始めとした基幹装置や部品の再現には成功したが、正直に言えば、効果の一部を再現しただけで、戦闘を含めた実用には耐える事が出来なかった。
そのため、この再現ハシュマルは、核融合炉と対ビームコーティング等々を流用して、なおかつ有人操作にすることによってホンモノに近い動きをさせている。
(やっぱり少し重い。)
経験とイメージから少し重く、鈍い動きであり、
『別世界の技術をナントカ、カントカ。どうにか、こうにか。と、言いながらに再現しつつ、他の世界の技術を混ぜ合わせて、目的の一つを作り上げる。』
などと吹っ飛んだ事をやってる部分には彼自身が自覚できていない。
そして、いくらジョージが動きや性能に不満を持っていたとしても、巨大に似合わない軽快さと、見合った破壊力をハシュマルは発揮する。決闘用に調整したとは言え、人型・同動力・同学園の戦いに慣れた学生たちにはモビルアーマーは荷が重すぎるだろう。
『おい!反則じゃないのかよ!』
「ルールに明記されてないし、明記されてるルールは守ってますよ。」
嫌な笑いをしながら頭部のビーム砲を連射するジョージ。盾では防げず、命中しても負傷しない絶妙な調整をしているハシュマルのビームは次々に雑魚を吹き飛ばす。
下がればビーム。近づけば爪。ビームと爪を避けても死角を無くす尻尾で真っ二つにされる。
「ほら。こちらの攻撃で怪我してないからセーフ!さぁ、攻撃をよく見て。動きに惑わされない。そっちの方が手数は多いんだよ。」
ハイテンションでも、狂気じみた対応でもなく、淡々でもない。穏やかさを含んだ声で相手を攻撃しながらも、助言のような言葉をかけるジョージ。
『ドコをどうやって対応しろってんだよ!』
「ビーム砲の動作範囲。尻尾の可動域。見るところはたくさんあるでしょう?」
そんな言葉をかける『ナニカの皮』を被っていない彼ではあったが、敵からすれば無慈悲に暴れるバケモノでしかない。
「とんでもない隠し玉をもってるね。彼。ホント、絶妙に僕たちが事前に決めていたルールの隙間を通ってる。……と、いうか、
「アイツらしいとは思うが、アイツ以外に居てたまるか。」
「ジョージ先輩が増えたら、学園無くなりそうですね。」
その様子を見ていた決闘委員会の面々。シャディクは顔をひきつらせ、グエルは吐き捨てながらも嬉しそうにし、セセリアはジョージが増えたら?と、考えて学園が無くなるところまで想像が膨らみ思考を停止した。
モニターの先には、ビームを乱射して怪獣の様に敵を全滅させた。この様子を見ていた生徒たちは改めて、ジョージのヤバさと、破壊力を理解したのか。ある者は頼りになる先輩が復活したことを喜び、ある者はトラブルメーカーが復活したことに頭を抱え、ある者は数日とはいえ、バカにしていたことを後悔し、ある者は、利用価値を見出した。
「えー…、勝者はジョージで。」
ブレードアンテナ以外も破壊し尽くしたジョージを決闘委員会は投げやり気味に勝者に指名した。
『次は誰だ!』
「おわりだよ!」
正気に戻った広報が勝利の報告を送るまで、ジョージは吠え、グエルが止めるのだった。
とにかく書き込むことだけを考えてるので、誤字等があれば、連絡をください。あと2話書き上げれるかなぁ?フルアーマーまではやりたい。
ジョージさんの最初の餌食は誰だ!
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いいキャラですね。グエルさん。
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強化人間枠だった。エランさん。
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腹黒だけど現在理解不明。シャディクさん。
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FA計画と提携は?!スレッタさん。
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次の後継ぎだから、殴る。ラウダさん。
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地球?宇宙?強いもん勝ち。チュチュさん。
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あ、量産機のテストしなきゃ。モブたち!
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G伝説は初代。モブたち。