ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 土曜か日曜日に休みがあるので、その時投稿できそう。(未確定)
 今回は、かなり短めです。
※追記・今週は無理でした。27日までには投稿します。
※追記の追記 申し訳ないですが、3月末までできないかもしれません。


やった方は重く考えても、あまり気にならないことってあるよね。

 

 「すいません!壊しちゃいました!」

 

 決闘の翌日。仕込んでいた工作員に、盗ませたジェターク社の自動操縦に関するデータをカフェテリアで堂々と確認していたジョージに、ホルダーの証である白い制服を着たスレッタが深々と頭を下げた。

 

 「いや、別に気にしてないから。外部装甲は破壊されるのも役目だし。むしろ、エアリアルに傷をつけたことを、コチラが謝らないといけない。すまなかった。」

 

 食べていたサンドイッチを置いて、謝るスレッタに対してジョージは深々と頭を下げる。

 

 (シン・セー社との約束ではスレッタのパイロット技能までは、保証してなかったし。)

 

 決闘当時は詰めの甘さと、パイロット技能にイライラしていたものだが、落ち着いて考えれば『エアリアルの底』とは話していたが、

 

 (スレッタのことには何も触れてなかったな。)

 

 と、スレッタにはイライラした姿を見せないようにした。まぁ、その分、あの仮面女からは取り立てることにした。なんというか。あれだけ自慢と余裕を見せてた割には、大したものが見れなかったし。

 

 「べ、弁償とかはむずかしい…え?いいんですか?」

 

 頭を下げるジョージに、ようやく気づいたスレッタ。いや、テンパりすぎだろう。それに、HWSを個人で弁償なんて、何年かかるのやら。実戦調整された装備ではなかったが、それでもモビルスーツが数機手に入る金額になるだろう。

 別に押し付けて、恩着せがましい態度を取ることもできるが、そんな事をしたら、スレッタの後ろに隠れているワガママお姫様がお怒りになる。そっちの対処が面倒だ。

 

 (そもそも何してんのよ?)

 

 出てくるでもなく、コチラの様子をジッと見ているミオリネは不気味な雰囲気をまとって、他の生徒たちも距離を置いていた。。その異様な空気にスレッタは気がついている様子はない。

 どうするかな?と、少し考えたジョージは、結局は現状維持。見なかったことにすることにした。

 

 「ま、立ちっぱなしも疲れるだろ?さ、座って。」

 

 無罪放免になったことを信じられない様子のスレッタを椅子に座らせた。

 

 「なにか飲むか?そう固くならなくてもいいぞ?」

 

 「え、ええ、え?」

 

 グイグイと押すジョージに流されるスレッタ。スレッタからすれば、初対面の『狂人』でも、先日ハンガーであった『素のジョージ』でもない彼の雰囲気と行動に、理解が追いついていないようだ。 

 しかし、そんなスレッタを気にしないように、飲み物と食べ物を頼むジョージの勢いにすっかり呑まれたスレッタは、少し戸惑いつつも甘味に舌鼓をうち、気がほぐれていったようだ。

 

 「この分も、請求するってのはセコいか、な?」

 

 「???」

 

 大きな自信を見せていながら、大したことがなかったプロスペラ。その失望分に、この飲食代も請求しようとするジョージであった。

 

 




 前書きのとおり、未確定ですが土日のどちらかに投稿予定です。変更時は、また書き込みます。

第一回ヒロインについて(まだ候補についてですので。)

  • スレッタ・マーキュリー
  • ミオリネ・レンブラン
  • まだ出番のない・少ないキャラ
  • その他(オリキャラ・歴代キャラのパロ)
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