ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 仲間も自分も、仕事の立場と内容が変わって、頭に余裕ができない〜♪……いや、マジで。とりあえず、小話というか。閑話で時間稼ぎします。2期始まったのに。


一石を投じてみるが、石とは言ってない。

 

 『異常なし。異常なし。むしろ、異常があったら困るってもんだ。』

 

 『何かあっても、社の警備部隊も回りにいる。それにヴァックストンの警備隊が何かあったら急行してくれる。』

 

 『はははは。確かにな。』

 

 「定期便とはいえ、油断するな。」

 

 『『へいへい。』』

 

 金星からベネリットグループ本部に、生活必需品とモビルスーツの部品等々の物資を運搬する定期輸送を行っていたグラスレー社の輸送部門の面々は、心配性な輸送部長以外は無駄話に花を咲かせ、安心極まる態度で勤務をしていた。

 輸送部長は一言だけではあるが、注意をした。それでも他の輸送船の船長。それだけではなく護衛の警備たちも態度を改めようとしない。

 

 「今日は、なんだか嫌な予感がするんだ。」

 

 『部長。毎回そんな事を言ってますが、当たった試しがありましたか?』

 

 『ねーなぁ。わははは。そんな…』

 

 部長の心配性も毎回だと可愛げがあるな。と、いつもは続くが、

 

 『高熱源体、急速接近!直撃します!』

 

 『なん…ぐぁああ……!!』

 

 輸送部隊の右舷から放たれた多数の大型ビームによって言葉と切るとともに輸送船を爆散させた。

 

 『観測班!何をしていた!』

 

 「バカモン!まず迎撃だ!モビルスーツ隊及び、警備艦隊は敵対勢力を迎撃しろ!通信班は救援要請!急げ!」

 

 周囲の観測を怠ったな!と、責めようと動く船長を一喝して、輸送部長は迎撃命令を下し、脱出経路の探索とヴァックストン社の部隊に救援を要請させた。

 

 「敵艦確認!確認した艦影は3。わ、我が社の警備艦の2周りほど大きく、確認できただけで火砲は倍以上!」

 

 「何処の製品だ?そんな艦船は聞いたことが―「―敵艦3隻から攻撃!来ます!」

 

 謎の敵対勢力から攻撃を受けた輸送部隊は火砲から逃げるために散開を開始、警備部隊のグラスレー製モビルスーツ隊が敵対勢力の艦船に攻撃を開始した。

 

 『巨大なだけな戦艦なんぞに…ぐぁ!?』

 

 しかし、対空砲火を回避して船に肉薄しようとするも、発艦してきたモビルスーツ隊に警備部隊は、いきなり隊長機を撃破されてしまう。

 

 『た、隊長!?正体不明な船から、正体不明なモビルスーツが…』

 

 『あの形で、空母だと!?』

 

 『ぐぁああ!!』

 

 『本部!本部!聞こえないのか!?こちらは…!』

 

 グラスレー製モビルスーツ部隊は、謎の艦船とモビルスーツ隊に完全に包囲されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 「………弱くない?」

 

 ベネリットグループの面々が謎の武装勢力の空母。と、評価したアレキサンドリア級のブリッジで、エイジ・ヴァックストンの部下が呆気なさにボヤいた。

 眼の前では、3隻のアレキサンドリアと積載されたドートレス部隊にグラスレー製モビルスーツを使用している警備部隊が蹂躙されていた。こちらの部隊には損害はなく、本当に戦闘ではなく蹂躙されていた。

 

 「敵残存勢力、輸送船及び警備艇が合わせて数隻。確認できるモビルスーツ6。」

 

 「ドゴス・ギアに通信。こちらの戦力のみで対処可能であり、ソチラの出番はなし。とな。」

 

 アイアイサー。と、調子に乗った通信士を注意したが、調子にも乗りたくなる一方的な戦況だった。

 

 「敵艦より広域通信で救援及び、交渉要請が発信されてますが…。いかがしますか?」

 

 「無視だ。ドゴス・ギアの通信妨害は正常だろうな。」

 

 「はい。我が方は、中継用アンテナと、電子・通信戦改造のドートレスがあるため問題はありませんが、敵側は目視範囲がギリギリだと思われます。」

 

 「ならば良し。各機攻撃開始。砲戦及び対艦部隊発進!艦砲も遠慮なくブッ放せ。」

 

 アレキサンドリア級3隻を始めとした謎の武装勢力。もとい、エイジ・ヴァックストン傘下の悪党部隊は、ベネリットグループの定期輸送部隊を、完全に破壊。艦船やモビルスーツを一つ残らず破壊。それは逃走する者も、降伏するものも関係なかった。

 壊滅させた事を確認した後に、悪党たちはモビルスーツを回収・収納して撤収を開始した。

 

 

 「た、助かった…。早くココを離れなければ…。」

 

 

 一隻だけ、残骸に紛れて生き残った脱出艇は、悪党たちが完全に見えなくなったことを確認して、その場を逃げ出した。

 

 

 

 

 

 

 「脱出艇以外は徹底的にやりましたが、よろしいので?」

 

 悪党たちが秘密基地に戻ると、エイジに報告をした。逃げ出した脱出艇は、確認不足ではなく、わざと見逃した。

 

 『よしよし。コレでいい。どうせ逃げ延びた先は、ウチの支部だ。』

 

 「危機感を持ち、対策を取りませんか?負ける気はありませんが。」

 

 『ない。』

 

 部下の疑問に、エイジは断言。そして言葉を続けた。

 

 『どうせ、まずは内輪揉めか。疑心暗鬼で協力せんわい。これで一石を投じた。どう動くかで盤面や盤自体に手を加えるか。考えることにする。よくやった。』

 

 エイジがニヤリと笑うと、部下に手を振って通信を切った。その後、エイジの予想通りにベネリットグループ内部は、謎の敵に対して協力。…ではなく、

 

  『グループ内部でどの息が掛かっているか。』

 

  『アーシアンなのか。スペーシアンなのか。』

 

  『ソレだけの技術を持つのは限られるのでは?』

 

 と、疑心暗鬼が生まれ、グループ内部で各人ごとで動き始めることになった。

 

 

 

 




 コナン側の方も、スポンサーや読者に突かれ始めたので、仕事も重なり、投稿頻度が落ちて申し訳ないです。
 とりあえずアンケートを募集しておきます。

第一回ヒロインについて(まだ候補についてですので。)

  • スレッタ・マーキュリー
  • ミオリネ・レンブラン
  • まだ出番のない・少ないキャラ
  • その他(オリキャラ・歴代キャラのパロ)
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