ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 ダブルスコアつけられているし、第二回する必要あるかなぁ・・・。とりあえず、ミオリネにフォーカスを当てていきますね。早く続き見たい。なんか、提供元とスポンサー?たちが、『シャディク死ね。グエルバンザイ』と言ってて気になる。


投げられた一石は、流れを変えていく。( 2 )

 

 「ヴァックストンの小僧め。尻尾も何もださぬか。」

 

 「本当に無関係なのでは?」

 

 「なら、どこが?まさか外部犯?それにしても、ラジャンのヤツめ。手ぬるい事を…。」

 

 ジョージたちがアスティカシアで『形だけの取り調べ』という茶番を終え、その報告を受けたグラスレー社ではサリウスを始めとしたトップとその側近が集まっていた。

 

 「外部犯ならば、ドコの誰が?なんのために?」

 

 「なら、海賊か?」

 

 「バカな。その辺の海賊程度に襲われても、揺るぎもしない。それに海賊ならば、積み荷を奪わずに全部破壊しようとするか?」

 

 「それならば、内部であろうが!我が社のモビルスーツを殲滅し、輸送部隊を壊滅させる性能と規模があるのは、他の御三家。もしくは、あのキチガイ一族だけだろうが!」

 

 「そうだ!多数多方の支部や輸送に関わる企業を持っているのに、何も知らないというのは、何かしらの関わりがあるからだろう!」

 

 「あのタヌキジジィが、そんな分かりやすい事をすると?」

 

 集まり、話し合いをしているが、証拠らしい証拠もなく、目撃者が見たのは正体不明の部隊と謎だらけ。結局のところ結論も、建設的な内容もない。

 

 『内部犯である!』

 

 『いや!外部犯である!』

 

 と、ザワザワとさえずり(・・・・)無駄な時間を、難しい言葉と、何がありそうで何もない推論を重ねて消費していた。

 

 「………バカ者共が。」

 

 そんな様子を内心、呆れきったサリウスが誰にも聞こえない声量で一言だけつぶやく。

 

 (何も掴めておらんのに、大騒ぎをしおって。バカ者共め。惨事や事件(こういったモノ)にはいくらでも使い道があるというに、ココまでの騒ぎになれば使い道がなくなるではないか。)

 

 騒ぐバカたちを一瞥するとサリウスは席を立ち、その場を去り隣室に移動した。ココにいると更に老け、バカになりそうな感覚まで覚えたためだ。

 

 「シャディク。そちらはどうだ。」

 

 椅子に座り、先程まで吸っていた嫌な空気を吐き出すように大きく呼吸をすると有能な養子に連絡を取った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの小僧!我々の横槍でグエルが負けた。そう言ったのか!」

 

 一方、ジェターク社ではCEOのヴィムが、ラウダからの話を聞き、怒りを爆発させていた。彼からすれば、自動操縦などを組み込んだのは、『大人として、会社に利益を出すための対応』『未熟な息子の手助け』と考えていたのだったが、ジョージの一言に納得することができなかったのだろう。

 部下や息子がいる前ではあるが、椅子を蹴飛ばし、握りこぶしを作ったまま怒りを収めようとも、隠そうともしなかった。

 

 「あのキチガイめぇ・・。好き勝手に!」

 

 「と、父さん。でも、一理はあると思う。」

 

 「何だと!」

 

 怒りを示すヴィムに、普段は『是』か。『無言』で返すラウダが意見を述べるが、そのラウダを睨みつけるヴィム。まさか意見してくるとは思っても見なかった。と、怒りと同じぐらいの驚きが顔に出ている。

 怒りと驚きが同等になって感情が落ち着いたのか。それとも、驚きすぎて怒りが飛んでいったのか。ヴィムはラウダが言う『一理』を聞くことにした。

 

 「どういうことだ。」

 

 「え?」

 

 「どういうことだ。と、聞いているんだ。」

 

 まさか聞いてくれるとは思いもしなかったラウダも驚くが話を続ける。

 

 「兄さんはアレだけ破損したモビルスーツでシン・セーのモビルスーツに肉薄したんだ。ダリルバルデの調整を、自動操縦じゃなくて、兄さんに合わせておけば――「――分かった。下がれ。」

 

 『勝っていたかもしれない。』との言葉をヴィムは消し去るように部下とラウダを感情を押し殺したような声で追い出すことしか出来なかった。

 

 「あのクソ坊主。何をドコまで知っているんだ。何を狙ってるんだ。」

 

 部屋を出たラウダの耳にソレだけ届くのだった。結局、ラウダの言葉は通ることはなく、グエルの謹慎は撤回されることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 「それで?ドコまで知ってるんです?ジョージ先輩?」

 

 「何も知りませんよ。本当に。」

 

 今朝の騒ぎを終えて、カフェテリアで2日ぶりのマトモな食事をしていたジョージに、セセリアが問いかける。その横ではいつも通り、ロウジが立っており同じような質問を考えていたのか頷いている。疑いの目で見ている二人ではあるが、ジョージとしては自分は関わっていないから本当に知らない。

 自分の部下たちにも確認したが、動いた人間は居なかった。なにより、輸送部隊なんて襲っても利益もないし、事前準備もない今の状況では面倒事しかない。そんな状況で動くほどジョージはアホではない。ついでに言えば、そこまで狂ってもない。

 

 (内部でやるなら、爺さんだろうなぁ。・・・・ほぼ、間違いなく。教える義理もないけど。)

 

 コレでも身内。こんな状況が起きるとなるとなれば内部なら祖父・エイジが関わっているだろうと予想がつく。外部犯の場合?そこまでは知らん。

 

 「またまたぁ。話題になってますよぉ。学園最大級の噂なのにしらないんですかぁ?」

 

 「・・・輸送船団が壊滅した事件が、そんなに噂になるもんか?」

 

 「はぁ?なんですか?それ。」

 

 情報統制どうなってんだよ。と、呆れていたジョージではあったが、セセリアとロウジは知らぬ存ぜぬの様子。

 

 「そっちの話も面白そうですけど、聞いてない事にしたほうがいいですかぁ?」

 

 「いずれ噂になるから、聞いてたことにしても構いませんよ。」

 

 「もー。ジョージ先輩に貸しを作れると思ってのに。残ぁ念。」

 

 全然、残念そうにしていないセセリア。余計なつぶやきだったな。と、ジョージは内心、自分に毒づく。

 

 「それで?なら、学園最大級の噂とは?私としては知らないソチラが気になりますね。」

 

 もちろん、表には欠片も出さずにセセリアに尋ねたジョージ。ある程度の予測を頭の中で立てていたのだが、

 

 「本当に知らないんですか?意外。ジョージ先輩。エラン先輩と決闘するんでしょ?」

 

 「ッグ!!・・・なんの話でしょうか?私は全く知りませんでしたよ。」

 

 その予測や予想に当てはまることもない言葉が出て来たことで、ジョージはコーヒーを吹き出しそうになるのを必死に耐えて、言葉を返した。

 

 「エラン先輩が、ジョージ先輩に決闘を挑んだって本当に知らなかったんですか?決闘委員会では認可されてますよ。」

 

 「知りませんね。2日ほど会社に籠もってましたが、公私ともに連絡はありませんでした。今朝も会いましたが、何も話しませんでしたからね。もしかして、ガセネタではないですかね。」

 

 「先輩。私、コレでも決闘委員会のメンバーですよ。」

 

 「そりゃ失礼。」

 

 少し機嫌を悪くしたセセリアに謝り、コーヒーを飲み干したジョージは席を立つ。端末を確認するが『決闘』に関する話は届いていない。首を捻りながら、ペイル社へ足を向けた。・・・・のだが、相手されることもなく、門前払いを受けることになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 




 後二話ぐらいで、動きが出るかなぁ。・・・・出てほしいなぁ。今日、何もなければ二話ぐらい投稿できそうなので、頑張ります。
 コナンVSガンダムは、厳正な勝負の結果。あと数話、ガンダムが勝ちました。

アスティカシア学園の場所は…

  • 地球付近
  • 火星付近
  • 月の裏側の先
  • 金星付近
  • 地球と火星の中間
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