読む前から愚痴を漏らして誠に申し訳ありません。
付録・ジョージは年相応の男の子だよ。
5歳で工学と新型エンジンの設計を行い、7歳でモビルスーツを改造し、それから一年足らずで、新型機を作る。さらにベネリットグループの幹部教育のためにアスティカシアに入れば、専門とか科目とか関係なく活動し、モビルスーツパイロットとしても暴れまくる。今年度に入れば各方面に喧嘩を売りまくり、自分の会社も運営する。
「……って、若旦那が、何ですって?副長。」
「ジョージは年相応の男の子だよ。って、言ったんだよ。」
父親のボクも半信半疑だったけどね。と、苛立ちながら頭を掻いたフランク。見るものが見れば、親子そっくりな動きだとわかるだろう。
「ジョージの愚痴というか。弱音というか。何年ぶりかなぁ。いや、親として頼られるってのはいいね。」
「そこは心配するとこじゃないんすか?副長。」
「助言くらいはするよ。木星からはどう頑張っても、すぐに!ってのは無理だし。」
「本音は?」
「本音だよ。あとはちょっと任せるよ。」
また苛立ち気に頭を掻くと、自室にもどった。
「恐ろしいとか。わからないとか。ジョージと離れすぎたかな。」
椅子に座り、家族写真を見るフランク。
(少し前に上からわかったつもりでいた自分が情けない。なんと答えるべきなのか。)
んー…。と、唸りつつ、ジョージへの返信を考える。
「年相応の男の子なんだよなぁ。いつからだろうか。あんな感じになったの。」
ちょっと親としてどうなの?そう言いたくなる言葉が出たが、少なくとも自分の妻が死ぬまでは、違った気がする。
自分も、父も、今は亡き化け物みたいな祖父も、決まった一線は引いてたが、アスティカシアで戸惑ってい息子はどうなのたろう。
「……あれ?もしかして、ボクって親としてマズイ?いやいや、そうじゃない。相談してくれるし、色々と気を使ってくれる。」
よく出来た息子だなぁ。これは何が何でも解決できる返信をしなければ…。
フランクは珍しく悩んだ。仕事ならエイジに尋ねるだろう。査問会での一件も、自分も少し動いたがそうだった。
親である自分たけに尋ねたのなら、親らしくしなければ…。
(思い出せー。)
悩みに悩んだフランクは、昔のことを思い出し答えを求めた。すると、フッと記憶が頭をよぎった。
(ジョージが最後に泣いたのは、妻が死んだときが最後だったかな。その時から、少しずつ現在のようになってたんだっけ?)
そこまで思い出すと、背筋に寒いモノが走った。
「ジョージって、何を見て、何がしたいんだろうか。」
少なくても身内を守ることには全力だろう。エイジの願いも、フランクの夢も叶えようと活動をしている面でも間違いはない。
でも、ジョージ自身がやりたいこと。好きなもの。嫌いなもの。好きな人。嫌いな人。
「ほとんど知らない。我ながら親として本当にどうなの?」
見ていた気になっていた息子のことで、胸に何かグサリと刺さった気がしたフランクは、頭を抱えた。
「何が何でも、返信せねば…。」
そのまま半日ほど、部屋にこもったブランクは、息子になんとか助言になる言葉を返すことが出来た。
補足回というか。継ぎ足し回というか。オリ主・ジョージの掘り下げというか。うーん。蛇足な気もするんですよねぇ。人間味らしさを出せとのご要望なので…。
本来投稿する話は、本日夜までには投稿できると思います。
アスティカシア学園の場所は…
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