ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 くぅ…。グダグダと間が空いたのが辛い。はやく回復しなければ。え?主人公の出番?まだ、付録なので(目そらし)


学園活動編・寮対抗戦。そして動く大人
付録・決闘後の皆々


 

 〜〜決闘から2時間30分後・ペイル社〜〜

 

 「どういうことですか!四号の調整は私に一任してくれているはずです!」

 

 ファラクトから引きずり出される様に回収されたエランはペイル社に運び込まれると医務室でも、調整室でもない一室に搬送された。

 エランのことで連絡も何もないことにヤキモキしていたベルメリアが気がついたのは、大破して無人となったファラクトが運搬された頃であった。

 

 「お披露目も兼ねた決闘で、ファラクト本体は大破。ダチュラユニットに関しては自爆させ修理不可能。……このていたらく(・・・・・)。アナタまで処分しないだけマシだと思いなさい。」

 

 「ま、まさか四号を処理するつもりですか?お待ち下さい!彼以上の強化人士居ません!」

 

 ニューゲンが珍しく不機嫌を隠すこともなく、噛みついてきたベルメリアを睨みつける。その姿にベルメリアは怯むが『処分』させるわけにもいかないと言葉を続けた。『運ばれたエラン』こと『強化人士四号』の有用性を怯えながらも伝えた。

 

 「……たしかにアナタの言葉通りなら、ファラクトのためには四号が必要かもしれないわね。でも、エアリアルの鹵獲や情報を得ること以前に、あの失態。次の候補を連れてきたほうが良いでしょ?」

 

 「ですが!少なからず四号は今までアナタ方の期待に沿っていました。」

 

 「つまり、今までに免じて許せと?」

 

 「せめて挽回の機会を……」

 

 他の強化人士のときとは違い、四号に対してのベルメリアの弁護を聞いたニューゲンは顎に手を当てて少しばかり考える。何を考えているかはわからないが考え終わったのか。手を下ろした時には不機嫌さは少しだけ改善されているように見えた。

 

 「よろしいでしょう。ファラクトを改修し終わったなら再び『エラン・ケレス』として働いてもらい、結果次第で考えましょう。治療が終わり次第、返却しましょう。」

 

 弁護していたベルメリアではあったが、ニューゲンが意見を汲んでくれるとは思っておらず、少しばかり戸惑った。それでも、『処分』されないことに安堵したのか。騒いだことへの非礼を詫びて四号を受け入れるために調整室に戻っていった。

 

 「よかったかしら?」

 

 「ええ。このまま捨てるよりは、使い方で使えるなら最後まで使いましょう。」

 

 「それにしても、四号があんなに豹変するとは思わなかったわね。効きすぎて驚いたわ。」

 

 「そのへんの調整もなんとかしないと。」

 

 ペイル社のCEOたちは穏やかに方針を決めると、1つ2つ連絡をすると茶を楽しむのだった。

 

 

 〜〜決闘から3時間後・ジェターク家のプライベートエリア〜〜

 

 「ぐぬぬぬぬぬ……」

 

 顔を真っ赤にしてヴィムは拳を握りしめ、今にも爆発しそうな感情をなんとか抑えようとしていた。しかし、抑えきれないようで調度品や椅子を蹴飛ばし、投げる。そんな暴れるヴィムの前には、どこか覚悟を決めたようなグエルと怯えきったラウルが座っていた。

 決闘に待ったをかけようとシャトルでオフィスエリアを飛び出したヴィムであったが、シャトルや航路のトラブルによって到着予定時間の数倍かかってしまい、到着したときには決闘はおろか、後始末も終わっていた。

 

 「ぐぬぬぬぬぬ……。」

 

 グエルが敗北したわけではないが、判定としては勝ってるとは言いづらい。更に無理をさせていたとは言え、ディランザの機能停止の原因も分かっていない。これがグエルが敗北している。もしくは、ディランザが敵の攻撃によって機能停止されていたのなら、感情に任せて勝手な行為をしたグエルを殴り飛ばしていたかもしれない。

 しかし、前述の通り、詳細はわからず。グエルは開き直るわけでもなく、萎縮するわけでもない。どこか受け入れるような顔をしている。

 ヴィムは唸る事と八つ当たりを繰り返すしかない状況であったとも言える。

 

 (グエルめ。勝手なことをした上に、我が社の製品と技術に傷をつける行為をしおって!親の顔に泥をいくつ塗る気だ!)

 

 また、当主として、CEOとして。また、彼自身の野心からすればグエルに何らかの処分を食らわせるべきだと言う気持ちと、

 

 (しかし、グエルの足を引っ張り敗北させたのはラウダや、あのキチガイ小僧の言うとおりかもしれん。それに若い頃は俺も似た行動をしたものだ。)

 

 先日の決闘での敗因に自分にある可能性があると言われたことも有り、親としてのグエルやラウダの変化をうけとめるべきだという気持ちもあり、グチャグチャの感情を解決することが出来ず、八つ当たりと唸ることを更に1時間弱繰り返すと、

 

 「結果次第では覚悟しろ!グエル!」

 

 それだけ伝えるとボロボロになった部屋から出ていく。ヴィムが居なくなったことでラウダは気が抜けたのか床にへたり込む。

 グエルはラウダは介抱すると、軽くため息をついて部屋からいくつかの書類を拾い上げるとヴィムのように部屋を出ていくのだった。

 

 

 

 




 書きながら、本編を見ているのですが、ズレがすげー。ともかくこのまま続けていきます。再び迷走しないように周りの面々の意見に流されすぎないようにがんばります。皆様、閲覧・お気に入り登録等ありがとうございます。
 次回の投稿は明日か。明後日になると思います。

分かりやすい技術の変革と言えば?

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