ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 2024-06-08 ネットデータと視聴者からの話と、執筆同時視聴で進めてきた拙作ですが、こんなデータブック(The Report of 機動戦士ガンダム 水星の魔女』 角川販売)使っていいなら最初から使わせてくよ(泣 …おかげで、少し詰まった。
 2024/06/08 65000ユニークアクセスありがとうございます。


付録・騒がしいアスティカシア。そして、そのころ…

 

 ジョージが行方不明になり3日が経過したアスティカシア。一応は『校則』や『自治規則』は存在している。

 ……が、治安を維持できる権力・実力を正攻法に行使する地位持っている人間の大半は不在にしており、正攻法からあぶれた面々を締め上げる人間も不在となれば、

 

 「ヒャッハー!!(心理的描写」

 

 「御三家も狂人もしばらく帰ってこねぇんだ!今のうちに好き勝手やってやらぁ!(意訳」

 

 「好き勝手やっても止めるヤツはいねぇ!(表現」

 

 と、まぁ、わかり易い表現にはしたが、押さえつけられていた半端者や三下たちは、それはもうラッキーとばかりに、もう好き勝手やり始める訳だ。

 

 「少しぐらいなら…」「一人で無理なら…」

 

 と、徒党を組んだり、コネを使い始めれば、少しだけ。もう少し大丈夫そんな行為が大きくなっていき、わずか3日で決闘委員会――セセリアとロウジだけという処理能力も権力も半端な状態――では、抑え込めない状態になってしまっていた。

 

 

 

 

 「わずか3日。たった3日でこんな状態なんて。」

 

 セセリアが珍しく余裕もない声色でつぶやいた。ジョージがフラフラと居なくなるのは何時ものことなのに、今回ばかりはやけに(・・・)不在の理由が詳細に広まっている。

 同様に御三家不在の情報もシッカリと広まっているので、誰かが情報を流しているのは確実だろう。しかし、体制側の隙を流している相手を探す暇もない。各寮の自浄作用も機能低下していて協力も頼りにならない。

 決闘の名を借りた乱闘の審判に、25機のモビルスーツ登録の処理、各方面からの嫌がらせ等々。やることが多い。多すぎる。

 

 「あと、何日この状態なんだろうか。」

 

 セセリアの余裕のない状態を心配するロウジではあったが、そんな淀んだ雰囲気が数時間後にはスッキリすることになるとは知るはずがなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 「火星ぃ?」

 

 もはや反則。いや、それ以上の『何か』と、言っても良いゲルマン忍法を使用して襲撃犯のモビルスーツに文字通り溶け込み、アジトを暴いたジョージであったが、ブチのめした襲撃犯達の親玉から聞いた現在地に心底驚いた声を出した。

 

 「はい!火星の主要航路から外れた小惑星群ですが、勢力圏は火星です!」

 

 もう勘弁してください!と、襟首を捕まれ、涙と鼻血とゲロで汚れた親玉は懇願する。周りには腫れ上り、青タンをつけて気を失っている襲撃犯たちが縛り上げられている。

 

 「まさかヴァックストン家の関係者がいるなんて、知らなかったんです!無人の輸送船だと教えられてたんです!!」 

 

 ブンブンと伸びそうな勢いで首を横に振る親玉。嘘を言っているようには見えないが、ジョージはもう一度問いただした。

 

 「よし。もう一度聞くぞ。どういう流れで、どういう理由で輸送船を襲った?」

 

 「はい!昔、仕事をしたヤツから縄張りが違うから。と、割の良い話をもってきました!」

 

 親玉が言うには、『ベネリットグループの輸送船を襲う。しかも、襲うだけ。』の仕事を仲介されたと。しかも、物資をはじめとした作戦準備まで終わっているという高待遇。……いや、おかしいだろ?話がうますぎるだろ?疑えよ?

 

 「それで渡されたモビルスーツが、ジェターク社の主力製品のディランザ。しかも複数。」

 

 「はい!そのとおりです!襲う理由も、無人の輸送船を破壊することでグループ内部の意識改革とかなんとか。って、」

 

 ……いや、おかしいだろ?何、この、何???謀略とも言えない、なんだろうこれ?と、フラフラしそうなジョージ。

 

 (どうしろってんだろうか?どうなってんだろうか?)

 

 巻き込まれた!騙された!と騒ぐ親玉ではあるが、コイツラは被害者でもなければ、真っ当な仕事をしているわけでもない『ならず者』どもだ。モビルスーツを運用して襲撃もするし、強奪した物資を流すツテもあるし、それを維持する拠点ももっているのに、そんな訳のわからない何かに引っかかる頭スカスカ具合に混乱してしまった。

 

 「これ以上は何も知らないです!」

 

 もはや号泣してしまっている親玉に更に頭を悩ませたジョージは襲撃犯の親玉を絞め落とした。

 

 「学園まで最短で2日ぐらいか。」

 

 

 敵を完全に制圧したジョージは、施設の通信機を利用してヴァックストン火星支部長・ニコラスに迎え頼んだ。

 

 「かしこまりました。急ぎの仕事はないので問題ありません。……しかしですな。ジョージ様は跡継ぎですので軽薄な行動は謹んでください。」

 

 口うるさく、堅苦しいニコラスは早急に迎えに行くことを了承したのだが、オマケでジョージの行動に関しての小言が続くことになってしまった。

 しかし、コレによって学園に戻ることも、ベネリットグループでの会議に不参加だったことも説明できる。も、ほんの少しではあったがホッとしたジョージの思惑とは違い、更に帰宅までの期間が数日伸びることになる。

  

 

 

 

 

 




 資料を読み返す。と、いう建前の時間稼ぎ回。今更、原作キャラ方向にズラしていくのは難しいと思い、詰まってしまいました。これもらえるなら、プロットとかオリキャラとかを『友達からの話とデータで書き上げる』とかじゃなくてはじめから貰えればなぁ。と、葛藤中。

分かりやすい技術の変革と言えば?

  • 見た目で分かる可変機
  • 大火力。ジェネレータ直結武器
  • そりゃムーバブル・フレーム
  • 基本の基本。ミノフスキー粒子
  • 悪魔の兵器・ガンダムよ。(ボッシュ風
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