ジョージは自称・常識的な凡人さん。   作:強力イソジン

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 決着編が淡々過ぎる気がするので加筆中。またもや付録と言う名の時間稼ぎです。自分の中でヒーロー過ぎても、ヒーロー過ぎなくてもという感覚が難しい。


付録・ボブ専用ガンダムMkⅤフルアーマーカスタム

 

 「グエルの機体どうしよう。」

 

 グエルを洗脳。もとい、説得を終えた(本編では所在不明の)ジョージはズラリと並ぶ『再現機』を前にして悩んでいた。グエルに渡す機体はガンダムタイプと決めてはいたが、

 

 「候補が多すぎて困る。」

 

 と贅沢な悩みで頭を抱えることになってしまっていた。いっそ、新しく作るか?とも考えたが、これから騒動やその対処で忙しくなるだろうから、一から作り上げる時間がある保証もない。

 

 「仕方ない。改造で済ませるか。パーツはあるし。」

 

 これまた贅沢な悩みに再び頭を抱えるジョージ。ジョージの主観にはなるが、やりすぎず。しかし、不足のない機体を組み上げなければならないのだが、

 

 「組み上げ途中のFAZZは物足りないだろうし。…かと言って、ダブルゼータは過剰だし、バイオセンサーも組み上げないと駄目だしなぁ。」

 

 他社の技術者が聞いたら助走をつけて殴りかかる選択肢ではあろう。しかし、ジョージの感覚からすれば、FAZZは不足であり、ダブルゼータは過剰なのだろう。

 

 「可変機でも組む……いや、時間がないんだって。」

 

 技術者の本能に飲まれて、新規作成に再び傾きかけた気持ちをセルフツッコミをして解消すると、改めて倉庫――ガンダムファンが居たのなら歓喜して卒倒する様な在庫――を見渡した。そして、1機のモビルスーツに当たりをつけた。

 

 「カリッカリに改造したからなぁ。」

 

 ガンダムMkⅤ。非可変機らしい堅牢な作りであり、各部位をブロック化しているために改造も整備と容易という機体であり、ジョージが初めて魔改造を行った機体でもあった。

 

 「まずは安全装置だな!」

 

 そのため、当時の持てる技術を自重なしにぶち込んだのもあり、『性能だけを突き詰めた安全は保証しない』機体となってしまったのを安全化することから開始した。……と言っても難しい話ではなく、モビルスーツのシステムにリミッターをつけるだけ。

 

 「問題は次だな。コッチは軽くじゃ済まない上に時間もかけれない。」

 

 一から作り上げたジョージからすればアクビをしながらできるものであり、本番は機体を守りつつ強化する『外装』の方だった。うーん。と、悩みつつ設計図を書く。しかし、何か足りない。性能ではなく、面白みという面で。

 

 「うーん…。」

 

 地球至上主義者の機体に、スペーシアンを乗せる時点で十分に悪ふざけではあるが、あと一味ほしい。エアリアルに装備させたHWSの様に沢山の外装はあるが、どうにもシックリこない。

 

 「派手な火力と機体を覆う装甲。そして出来るだけ阻害しない装備。うーん…。」

 

 頭をポリポリと掻くジョージ。どこかで妥協しなければならない。しかし、イタズラ心を抑えることが出来ないので、思案を続けること1時間。

 

 「作りかけのFAZZを使うか。」

 

 地球至上主義者の機体に宇宙人を乗せただけに留まらず、加害者に被害者を着させる悪趣味な一味を足すことによって、グエル。いや、ボブ専用機の完成図が出来ることになり、ジョージは改修に開始した。

 悪ふざけを重ねた機体ではあるが、性能は折り紙つきであり、悪ふざけも厄払いのためである……と。いうことにしておいてほしい。

 

 「グエル次第ではあるが、どう化けるか楽しみだ。」

 

 そしてイタズラ心と悪趣味を詰め込まれて、突貫工事でつくりあげられたソレは、『ガンダムMkⅤフルアーマーカスタム』と仮称されて機体性能と登場者の安全は徹底的に保証された機体として誕生することとなった。

 

 「あとは調整かぁ。」

 

 グエルの戦闘記録を取り出して微調整を行うジョージ。幸か不幸か全てが終了した機体をグエル。いや、ボブに渡すことができたのだが、ジョージ自身が所在不明なり、予定とは違う方向に状況が進むとは、神ならぬジョージは分かるわけもなかった。




 

分かりやすい技術の変革と言えば?

  • 見た目で分かる可変機
  • 大火力。ジェネレータ直結武器
  • そりゃムーバブル・フレーム
  • 基本の基本。ミノフスキー粒子
  • 悪魔の兵器・ガンダムよ。(ボッシュ風
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