ユリシス「凱旋門?知らねえ俺は俺の道を行く」
シヴナ「みんなが期待してくれてるなら行くかな」
シグルドリーヴァ「そんなに言うなら行こうかな……」
ラナキア「無理」
ステラディーヴァ(牝馬)
11戦10勝(現役)
父ハーツクライ
母ブルーモルフォ
もう一度10冠馬を……と期待された配合。
サンデー系じゃなくてキンカメかクロフネを……とお願いした周囲を押しきって吉沢オーナーが強行した。
ハーツ「感謝」
名前は「星の歌姫」という意味。
■二歳、女王の片鱗
新馬戦を勝利したステラディーヴァはファンタジーSもレコードタイムで圧勝。
続く阪神ジュベナイルFでは外から差してきたサークルオブライフを逆に突き放しまたもやレコードタイムで勝利。
無敗で二歳キャリアを終える。
■三歳、華麗なる女王
チューリップ賞を一番人気で勝利、桜花賞では注目を浴び、三歳牝馬にしてはきついマークを受けるものの、ものともせず圧勝。二着はスターズオンアース。
オークスではドゥラメンテ産駒のスターズオンアースが勝利。三着には薔薇一族の令嬢スタニングローズ、ハナ差で二着になったステラディーヴァは母のなれなかった無敗の三冠牝馬にはなれなかった。
それを非常に悔しく思ったステラディーヴァ陣営は宝塚記念に出走。菊花賞、春天馬タイトルホルダー、復活の無敗三冠牝馬デアリングタクト、去年の年度代表馬エフフォーリアなど強豪揃いであったが、直線で一頭抜け出したタイトルホルダーを捕らえ、半馬身差で勝利。
三歳馬としては初の宝塚記念馬となった。
オークスをとれなかった悔しさはまだ晴れず、姉と同じヨークシャーオークスに出走。後の凱旋門賞馬アルピニスタを五馬身差の圧勝で撃破。
帰国した彼女はリベンジを果たすべく秋華賞へ。
もう二度と敗北はしないと誓ったステラディーヴァ陣営は誰よりも華麗に苛烈にと勝利を目指す。
レースでは先行を選び、前が詰まったものの馬群から抜け出して圧倒的な末脚で勝利。
一着ステラディーヴァ、二着スタニングローズ、三着スターズオンアースと良血のお嬢様三頭が掲示板を占領した。
次走をエリザベス女王杯、有馬記念に定めたステラディーヴァ陣営は、これら2つを勝ち、最速でG17勝することを目標とした。
エリザベス女王杯では前目につけ、最終直線では同じく超良血のジェラルディーナと競り合いになるが、一瞬で突き放しゴール。
そして有馬記念では天皇賞秋勝利馬の同期イクイノックスとの末脚勝負となり、残り100メートルで差を広げたステラディーヴァは快勝。
これにより、史上最速でG17勝を達成した。
■エピソード
>>母とそっくり
ステラディーヴァは顔立ちが母親そっくりの鹿毛馬。
そのため昔からかなりモテるが、筋金入りの男嫌い。そんな彼女にも例外はあり、調教師と厩務員、武井騎手、そして牡馬のなかだと同厩舎のイクイノックスだけである。
レース中に馬っ気を出そうものなら容赦なく蹴るモーションをしたり威嚇したり……。牡馬とゲートが隣合うときは落ち着きがなかったりと。
イクイノックスとは隣の馬房である。
あれ、これどっかで見たことあるな……。
同厩舎ワンツーとか脳焼ききれる。