マルシュロレーヌ「パーソロン持ちだけど許容範囲なはず」
クロノ「地味にミスワキからのミスプロ被ってるのよね。まあいけるかな?」
「オルフェ……貴女やっぱり速いわね!」
「うっせえよ……あっ、モルフォ……あの、これは……」
「あー、なるほどね。そういうタイプか」
オルフェは普段気弱ビビりだがレースになると強気になるのか。
「だからアタシ昔から友達いなくて……」
「小さい頃のウマ娘って積極的に走りたがるからね」
白マスクをぐっと上に上げたオルフェはボソボソと答える。
私を差そうと頑張ってるオルフェむっちゃ顔怖かったもん。
「二人とも~凄かった、また走ろうね!」
ニコニコしながら手を振ってるディープ先輩。
……のうしろに
「ディープインパクト、これはどういうことかな?」
「あっ、か、会長……」
「実力の四割しか出さない約束だっただろう?」
「ごめんなさい~!!!」
エアグルーヴ先輩に引き摺られてお説教されてる……かわいそ。
そのシンボリルドルフ会長は私のほうへ来た。
「久しぶりだねモルフォ」
「はい。ルドルフさんもお元気そうで何よりです。」
「レース見ていたよ。前走ったときよりも速くなってて私は嬉しい。」
「ありがとうございます……私、貴女を越えますから」
「フッ……楽しみにしてるよ」
やっぱりカッコいいなあ……。
「あれがシンボリルドルフ会長……オーラがすごいっスね」
「オルフェもクラシック路線進むなら目指せ三冠!だよ」
「アタシにできるかなあ……ただでさえレース中は乱暴になるのに」
このレースみたいに走れば余裕だと思う。
無敗三冠だってできるよ。
「オルフェ、明日からトレーナーさんたちのスカウト。多くなるわ絶対。頑張りましょうね……」
「死んだ目……」
だから早くトレーナーさん決めないと。
オルフェーヴルは大丈夫かなあ……。
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「昔馴染みに勝手にチーム決められました」
「は???」
模擬レースから翌日、オルフェがそう報告してきた。
「芦毛やろ……昔馴染みに捕まってチームに放り込まれました。そしてあれやこれやで……しかも姉ちゃんのチームだし」
「なんと……オルフェが納得してるならいいわ。良かったわね」
「アタシのこととってくれるトレーナーさんがいたなんて」
昨日のレース見たらとりたくなると思う。
「モルフォは?」
「私は……ルドルフさんからリギル、テイオーさんからスピカに誘われてて。そしてハーツ先輩からも……」
あんまり身内から誘われるとズルいよね。
「強豪ばっかじゃないスか。……うちは?」
「オルフェとは戦いたいの。別チームがいい」
「そうっスよね……」
きっぱり言うとシュンとするオルフェ。
オルフェのチームは……かなり強いところでは?
「そうね……今日ハーツ先輩のチームに行ってくるわ。」
「決められるといいっスね」
「えぇ、できれば早く決めて練習したいわ」
オルフェに先を越されてしまった。悔しい。
専門のトレーナーさんから指導を受けて早く私の走りを伸ばしたい。
21有馬記念を見て
ブルーモルフォ「あぁ……シグルドリーヴァ大丈夫かしら……」
キンカメ「(お前の血だろなんとかしろという顔)」
ハーツ「(お前の撒いた種でもあるだろなんとかしろという顔)」
シグルドリーヴァ「ヒィン、男の子怖いよぉ……」
競馬ファン「二頭の中に流れるハーツとキンカメの血がブルーモルフォの娘に反応しちゃった……どんだけ筋金入りなんだよ」