大丈夫?ユリシスもアフティビトスも種牡馬として各国で活躍してるし大僧正の脳ボロボロにならない?
「ようこそ、プロキオンへ」
「わ……」
ハーツ先輩に導かれ、チームプロキオンの部屋に入る。
「はじめまして、モルフォ嬢。私、ローズキングダムと申します。お噂はかねがね」
「ユートピアです!この子がハーツちゃんの同室かあ……ハーツちゃんが話してた通りの子だね!」
「ワンアンドオンリーです。クラスメイトでしたよね、よろしくお願いします」
「ツルマルボーイです。新入生総代のあのブルーモルフォがうちのチームに入るなんて……。よろしくお願いします。」
「そして、一応このプロキオンのリーダーをしている。ダンスインザダークだ。ハーツと同じ高等部三年だから、何でも困ったら相談してくれ」
「わかってるだろうが、サブトレーナーのハーツクライ。」
「トレーナーの橋本弘乃です。この度は勧誘を受けてくれてありがとう!」
薔薇一族の令嬢ローズキングダム先輩。黒鹿毛で短髪の……いわゆる王子様系女子だ。
ハーツ先輩の親友ユートピア先輩。共にドバイに遠征し、重賞を勝った。ダートG1を3勝している、明るくてポヤポヤしてるけど実力者だ。
ワンアンドオンリーは私のクラスメイト。これを機に仲良くしていきたいと思う。
晩成のマイラー、ツルマルボーイ先輩。キャリア五年目にして安田記念を制覇した。なんか腰が低いな……。
早期引退してしまったステイヤー、ダンスインザダーク先輩。菊花賞を制し、噂によるとスペシャルウィーク先輩とも仲がいいらしい。
説明不要のハーツ先輩。
にこにこと笑ってる若いトレーナーさんはこの通りG1ウマ娘を多数輩出している実力者だ。
フランスから来た名門薔薇一族のウマ娘を多く担当していることでも有名だ。
「確認するけど……うちでいいんだね?」
「はい。私、ブルーモルフォはチームプロキオンで走りたいと思います」
ハーツ先輩から話を聞いたり、昨日実際に練習風景を見たり……最終的に決めた。
「そっかー!正直ハーツがブルーモルフォがうちに来たいって話したとき、半信半疑だったんだよね。」
「おい、」
「だって入学前からこっちの耳に入ってくるくらいの才能持ったウマ娘のご令嬢だからね。てっきりリギルとかに入るものだと思ってたのよ」
「リギルも確かに魅力的ではありましたが、諸々の背景含め最終的には私自身が判断しました。」
「それなら良かった。ブルーモルフォは、何か具体的な目標はある?」
明るい雰囲気から一転、真剣な表情になったトレーナーさん。
「はい。私は、ティアラ路線でトリプルティアラを。そして最終的にはシンボリルドルフ会長を越えるウマ娘になりたいと思っています」
「……それは、G1勝利数での話?」
「えぇ、トゥインクルシリーズで女王として君臨すること……これが昔からの夢であり目標であり、一族の悲願です」
難しいことはわかっている。
あのディープインパクトだってG1は7勝だ。
どんな才能があったって、運も絡んでくるレースに絶対はない。
彼女自身が絶対だと謳われたシンボリルドルフ。
一年間を無敗かつ全勝で絶対を体現したテイエムオペラオー。
その才覚と走りに絶対を見出だされたディープインパクト。
私は、越えていく。
そして、オルフェーヴル。
貴女にも……
トレーナーはある調教師さんをモチーフに。
チームメンバーもそれにならって揃えてます。
今回のハーツ
ハーツ「(はーっ、可愛くてカッコよくて美しいとか私の後輩最強か???)」