青い蝶   作:白雪(pixivでもやってる)

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Q、娘さんを僕にください!と言われたら?
ハーツ「メイダン芝2410か中山芝2500かどっちがいい?選ばせてやる」
キンカメ「府中2400で会おう」

ブルーモルフォ「アスコット芝12ハロン」
オルフェ「あのおにぎりクソコースを走らせるな」



羽ばたき7

「ブルーモルフォ、と申します。はじめまして、キングカメハメハ先輩」

 

 

サラサラとした青鹿毛が、お辞儀したと同時に華奢な肩から流れる。

 

そのサファイアの瞳に見つめられたとき、ぽっかりと空いた穴が埋まった感覚がした。

 

「わ、私は……」

 

 

喉が枯れて声が出ない。

 

最早自分の瞳は奴隷である。

 

 

なんでだ。

 

模擬レースのとき、あんなに平気だったのに。

 

いざ面と向かって話すと、とても……

 

 

「…………カメハメハ先輩?なぜ」

 

 

泣いているんですか?

 

 

 

そう言われて、ようやく、自分が泣いていることに気づいた。

 

 

「ごめんっ……なんか、勝手に涙が……あはは、おかしいよね。」

 

 

ずっと、ごめんなさいと言いたかった。

 

 

ずっと、君に会いたかった。

 

 

ずっと、君に好きだと伝えたかった。

 

 

この瞳はきちんと彼女の姿を映している。

 

 

「だ、大丈夫ですか……!?」

 

何か拭くもの、とポケットからハンカチを取り出す彼女。

 

そっと目にあてられる。

 

 

「あー、うん。大丈夫だよ、ありがとう」

 

 

「私、なにかしてしまいましたか……?」

 

 

「ううん、何も関係ないよ。気にしないで」

 

 

なお不安そうに瞳を揺らす彼女。

 

私は彼女の笑顔が見たいんだけどな……

 

 

「改めて、私はキングカメハメハ。栗東寮の副寮長をしているよ。ハーツとは同期なんだ」

 

 

「はい。聞いています。ダーク先輩から、後輩にとても慕われていて頼りになると……」

 

 

「照れちゃうなあ。でもハーツだって慕われ具合は相当なものだよ?」

 

 

「現役の頃からファンが多いんですよね。さすがです」

 

 

楽しく会話していたが、また不安そうな顔をした。

 

 

「大丈夫ですか?本当に……私に何かできることがあったら、言って下さい」

 

 

「できること……かそれなら、抱き締めてほしいな……」

 

 

「え?」

 

 

「あっ、ごめん。今の忘れて」

 

 

ついぽろっと言ってしまった。

 

ドン引きされる……!

 

 

「わかりました。これで、いいですか?」

 

 

ふわりと上品な匂いに包まれて、柔らかい身体が押し付けられる。

 

一瞬、思考が停止した。

 

 

「っあ……」

 

 

止めたはずの涙がまた溢れてくる。

 

いけない、服を汚してしまう。

 

 

「大丈夫……大丈夫ですからね……私、傍にいますからね……」

 

 

ポンポンとリズムよく背中を叩かれる。

 

前に、こんなこと、あったような……

 

 

「ごめん……ごめんね、ブルーモルフォ……」

 

 

「私、いったい何に謝ってるのか見当がつきませんわ」

 

 

そう、微笑むモルフォ。

 

知らなくていい。知らなくていいのだ。

 

 

だから、だから……

 

 

「このままで、いさせて……」

 

 

「ええ、了解です」

 

 

 

 

 

 

 





晩年のキンカメって白内障だったらしいですね。馬にもあるんだと驚きました。





ステラディーヴァ「シヴナ兄さんやめて!ソダシ先輩とレーベン先輩とムスメ先輩を誑かさないで!」

シヴナ「いや別にそう言われるようなことは何もしてないが」

ステラディーヴァ「兄さんはスパダリなんだよ!?レディファーストで紳士的だけど兄さんは意識してないでしょ!」

ハーツ「女性の気持ちをわかることも大切だぞ息子よ」

ステラディーヴァ「というかクソボケ成分はお母さんからだよね」
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