『こんにちは武井騎手、沼添騎手。今日はよろしくお願いいたします』
武井「よろしくお願いします」
沼添「よろしくお願いします」
『さて昨日の桜花賞、ステラディーヴァ騎乗武井騎手おめでとうございます』
武井「ありがとうございます。馬にとってはきつい展開になりましたが、持ち前の勝負根性と末脚が強みの馬なので勝てたと思います。」
『その母ブルーモルフォに関して今日お話を聞かせていただけないかと思います。』
武井「モルフォはねー……強いよね……」
沼添「何度苦渋を飲まされたことか……」
『競走馬としてだけではなく母としても現在破格の活躍をしているブルーモルフォですが、現役時代騎乗していた武井騎手はどういう馬だと思いますか?』
武井「とにかく乗りやすくて賢い馬でしたね。走り方はディープに似ているけど、彼よりずっと乗りやすいかな(笑)」
沼添「クラシックレースは全部苦労してましたよね」
武井「先行抜け出しの安定感のある強い競馬ができるし逃げ切り勝ちも得意な能力が高い馬です。きっと誰が乗っても勝てる馬ってブルーモルフォのことを言ってると思います。」
『賢い、といえば現在活躍中のブルーモルフォ産駒ユリシスもかなり賢いらしいですね』
沼添「まあそうですね……賢い故に困ってしまうことがあるんですけど」
武井「完全に振り回されてるもんなあ」
『ブルーモルフォといえばライバルの三冠馬オルフェーヴルとの対決が有名ですが、沼添騎手はどういうふうに当時思ってましたか』
沼添「あまりにも……強すぎる。新馬戦のときはあまり気にかけてなかったんですけど、秋華賞を見てこれは本物だと思いましたね。」
『2012年凱旋門賞のときは沼添騎手自ら騎手変更をやめてほしいと言っていた……という話をお聞きしましたが、本当ですか?』
沼添「えぇ、はい。どうしてもオルフェーヴルの鞍上を降りたくなかったということもありますが、何よりブルーモルフォに勝たせるのは僕がいいと思ったので」
武井「勝ったとき号泣ですよ彼。現地のホースマンたちが祝うどころか心配するレベルで」
沼添「日本馬初の快挙である凱旋門賞制覇、ブルーモルフォに勝てたことが嬉しくて嬉しくて……」
『その後連敗しキングジョージで大差の圧勝をするブルーモルフォですが、やはりこの馬は強いと?』
武井「それはもうずっと思ってます。大差は馬が勝手に加速したらいつの間にかそうなってました。確かに後ろからの気配感じなかったけどまさかね……」
沼添「知ってる人からすれば終わったなんて思いませんよ。むしろ負けず嫌いな性格だからどんなえげつないリベンジしてくるか戦々恐々してましたもん……武井さんが」
武井「有馬記念はモルフォと自分が油断して、ドバイシーマは距離を近くして競り合ってしまいましたからね。やっぱり馬じゃなく僕のせいかな……って。」
『リベンジを果たした凱旋門賞制覇。帰国した後はもう負けないとジャパンカップでもかつて負けた馬たちにまたまたリベンジ。』
武井「モルフォのやる気がすごかったんですよ。あぁ負かされた馬がわかるんだな、顔を覚えてるんだなって」
『記憶力がいいんですね……。ラストランの伝説のあの有馬記念。凄まじいデッドヒートの果て、同着という結果になりましたが……』
沼添「もううち(オルフェーヴル陣営)は負けモードでしたね。モルフォが競り合いが強い馬だってことは明らかだったので。」
武井「いや僕は微妙だなあと思ったよ。差されたんじゃないかって。」
沼添「同着なんて事例はなかなか出くわすことはないのでびっくりしました」
武井「最後までライバルでしたね……」
『ブルーモルフォは母として、シヴナ、ラナキア、ユリシス、シグルドリーヴァ、ステラディーヴァを輩出していますが、このなかで乗ったことがあるのは……』
武井「シヴナとステラディーヴァは僕が主戦ですね」
沼添「ユリシスは全戦騎乗で……それくらいですね」
武井「あまり乗り代わりがない馬たちやからな」
『ブルーモルフォは牡馬に人気ですがお二人から見ても可愛い馬ですか?』
武井「可愛いというより美人ですよ。馬版傾城傾国。」
沼添「むっちゃ誉めますね」
武井「結婚するならブルーモルフォや」
新作「令嬢、女王に即位す」もよろしくぅ!感想待ってるぜ。
ハーツ「世界中から俺宛にチョコが集まって色々検査にかけられてて……あのトラックがそうだな」
モルフォ「あら、じゃあ私からはいいですね。十分でしょう、チョコの食べすぎはよくないですし」
ハーツ「すみませんくださいお願いしますずっとモルフォにチョコ貰うことだけ一日考えてたんです」