突然だが私は死んだ。
いやいや別にふざけているわけじゃないから。え? じゃあなんでそんな風に喋れるのかって?
それは私が既に輪廻転生を果たして、新たな命を与えられたからなんだ。
え〜。まだ信じられないって? 証拠〜? もう、めんどくさいけど仕方ないなぁ。
「んちゃ! 私、則巻アラレ、15歳! よろしくね‼︎」
どうした、皆? 笑えよ。ほらほら早く! いい年こいて「んちゃ」だぜ? しかも名前…則巻って。アラレって。てかこれってもしかしてさぁ……
「まんまアラレちゃんじゃねぇか! ファァァ◯クッ‼︎」
たまらず自室にある矢鱈とデカくて豪奢な姿見を前に頭を抱えて蹲るアラレ。
前世での彼女は特にこれと言って特徴のない平凡を絵に描いたような女子大生だった。
そんな彼女がよそ見運転をしていたトラックにひかれて死に、神様の元へ逝ったのがつい先日のことだ。
神様からは別段これといって何か言われたわけじゃない。ただ転生先は『魔法先生ネギま!』の限りなく原作に近い並行世界だってことと、それなりに優遇されたスタートを保証してくれるらしいこと、この二点だけだった。
そして転生し、いざ蓋を開けてみれば、こいつはビックリ玉手箱! チートもチート。『あの』則巻アラレになってるじゃないか!
則巻アラレ…ペンギン村という片田舎の(田舎にしては)そこそこ裕福な一軒家の地下で開発されたアンドロイド(?)で、機械のくせに感情がありなぜか生まれた時から目が悪いなどのバグを抱えている。
見た目には、天真爛漫、純真無垢な少女だが、一般常識は欠落しており落ちてるウンコを木の棒に突き刺してマッハを超える速度で村内を走り回ったり、そのままの勢いで巡回中のパトカーを跳ね飛ばしたりする大が付く問題児である。
それでも一応は、アンドロイドらしく、頭はよく学校の成績は常にトップクラス。運動に関しては言わずもがな、男女関係なく皆に愛されているという素晴らしい一面を持つ。
だがやはり基本は生粋のトラブルメーカーで厄介事に巻き込まれることはしょっちゅう。その都度、周りを破壊しては、また同じことを繰り返す。
破壊の規模は常に規格外で、素手で地球を真っ二つに割ったり、口から『んちゃ砲』という高エネルギー砲を発射して星を消し飛ばしたりと、戦略兵器もビックリな性能で全世界の住民を驚かす。
まぁグダグダ語ったわけだが、つまりなにが言いたいかというと……
「原作崩壊の危機でおまんがな…」
お前が言うな状態だが、実際その通りなのだから仕方がない。
はてさてこの先どうするか、住んでいる場所は、既に麻帆良の学園都市内らしく、その中でもトップクラスの暮らしをしているらしい。らしい、と言うのは、どうやら自分は、転生は転生でも憑依転生をしたらしいからだ。
まぁいきなり15歳からスタートする赤ん坊はいないから当たり前っちゃあ当たり前だけど。とにかくその点に関してはありがたいことだ。
現在の私は、麻帆良学園の女子中等部に通っており、今年で二学年目を数える。
クラスは所謂、原作組と同じ2-Aクラス。
…もうこの時点で嫌な予感しかしないが、何よりマズイのはそこじゃない。
記憶によれば何と私はそこで委員長とクラス代表を兼任する才女でしかも学園都市内にある全ての学習機関を取り仕切る孤高の女番長という扱いを受けているらしい。
どうしてこんなことになったかと言えば、原因は十中八九この矢鱈と恐ろしい目つきのせいだろう。
最初、鏡で見た時、自分でもチビるんじゃないかってくらい恐かったもんなぁ〜。まぁ直ぐにそれが自分の目だって理解してそんな哀しい事態にはならなかったけど。てかもうハッキリ言っちゃっていいですか? これってどっからどう見てもさぁ……
「ブラックラグーンのロベルタじゃねぇか‼︎」
再び悶絶するロベルタ…もといアラレなのであった。
どうも。あずき@です。
あらすじに書いたように本当にただの思いつきで書いただけなんで多分長くは続きません。気軽になんでも書いていいもんじゃねぇぞ、ふざけるな!とおっしゃられる方々、誠にすいません。
ただなんとなく自重しないチートキャラが書きたかっただけなんです。許してちょっ!(てへペロ