復活のコアメダルを神作へ! 作:眼鏡キャラ
3、2、1……ライダーキック!
と言うわけでドーン。
さぁ今回も始まりました歴史改変RTA。今回の走者は皆さんお馴染み新米タイムジャッカーの
ミッションの内容は以下の通り
・タイムジャッカーだとバレない
・ゴーダを倒すまでの時間を計測(三時間以内であればクリア)
・各キャラに見せ場を作る
・王の討伐
・グリードの全滅
・映司の復活
・物語として破綻しているような展開にはしない
ですね。映司の復活でオルフェノク化やアイコン化を用いるのは今回はなしの方向で行こうと思います。
グリードの全滅の条件ですが、意思を持つコアメダルを全て砕くこと。放っておいたら残ったコアメダルからまた意思が生まれるそうですが、それは今回置いておいて今回のRTAではアンク、カザリ、ウヴァ、メズール、ガメル、ゴーダということで6枚の破壊になります。勿論人気キャラであるアンクとて例外にしてはいけません。ゴーダだけはもしかしたら三つのメダル各々に意思があるかもしれないのでそのときは三枚破壊します。
各キャラに見せ場を作ると物語として破綻させない……についてはあんまり気にしなくて大丈夫です。自分勝手に世界を作り替えて愉悦しようって話ですので、ぶっちゃけ自己満足出来ればオーケーみたいな話ですので。
ではミッションの説明をそこそこに早速、タイムマジーンに乗り込んで先ずは…………はい。いきなり現場に飛び込むと見せ掛けて、知り合いに顔を出しにいきます。
「おや?誰かと思えば珍しい客やないか」
フード付きのコートを羽織った20代半ば頃の男性です。私は親しみを込めて彼のことはマスターと呼んでいます。
既にタイマーはスタートしているので、これは大幅なタイムロスになると思うかもしれませんが、実はマスターに会いに行くことがこのRTAで最も重要な工程であり、これをするとしないのとでは10時間ほどタイムが違います。
「どうやらまた変なことに熱中してみるみたいやな……で、会いにきたってことは、欲しいもんがあるんやろ?」
謂わばマスターの役割はショップですね。
彼は年齢こそ若いですが、基本的に何でも作れてしまえるタイプの天才科学者なので、必要なものがあったら基本彼を頼るようにしています。
今回私がマスターにお願いするのは、コアメダルを破壊出来る道具と身を隠す為の道具、そして人体蘇生アイテム。
人体蘇生アイテムはオルフェノク化とアイコン化はなしの方でと事前にお願いしておきましょう。
「ほうほう……つまり今回はオーズ関連の世界と言うわけやな。――分かった。この条件に当てはまるやつなら、倉庫にある筈やから、直ぐに持ってきてやる。それで値段の方やが…………旧知の仲ってことで3億でええで」
法外な値段ですね。性能を考えれば妥当ですが今は払えませんし、今後払える宛もありません。ですので、こう答えましょう。
ツケで。
「オーケー、持っていきな」
ちなみにツケが100億を越えた辺りで返済の恐怖は消え去りました。
「おまけに護衛用の怪人レンタルしといたるわ。ワイから産み出したヤミーを魔改造したやつや。アンケートいれとくから後で感想いれといてな」
おっと、これは思わぬボーナスアイテムです。セルメダルを使おうと思っていたので探す手間が省けました。ありがたく受け取りましょう。
と言うわけで、チャート崩壊スレスレの反則アイテム達を手に入れたところで、今度こそ復活のコアメダルの世界へと転移いたします。
「何者だ?」
転移した先には古代のオーズがいます。
グリード達が復活するより少し前の時間軸となります。
先ずは彼の力を奪います。
早速マスターからお借りしたヤミーを使いましょう。
「GAAAA!!!!」
「なっ!?」
別に勝てなくてもオーケーです。一瞬だけも隙を奪えればブランクウォッチを押し付けて、ライダーの力を奪うので。
「カッハ!!?」
と思ったら、いきなり古代のオーズさんが壁にめり込みました。
「バカな……ただのヤミーがこれほどの欲望を維持出来る訳がない!」
「GAAAA!!!!」
「ゴベハッ!!?」
ヤミー強すぎワロタ。
どう見ても通常のヤミーの強さではありません。慌てて彼からもらったアンケートを確認すると、コアメダルを使わずにメダルの怪人をどこまで強く出来るか挑戦した結果がこの怪人なんだとか。
珍しくオマケなんて付けてくれたと思いましたが、もしかしたら彼なりのジョークだったのかもしれません。
「不味い……早く、メダルを取り込まなければ」
取り敢えずこのまま死なれたら困るので、制止させます。
そして、あまりにもチート過ぎるので残念ですが改造ヤミーにはここでお帰り願いましょう。アンケートには「ツヨツヨでした笑」と書いておきます。
そしてダメージが残ってるうちに古代のオーズへウォッチを押し当てて、力を奪いました。
「な、貴様!」
変身が解けた後の姿は意外とイケオジでした。
まぁ先に言っちゃうと古代のオーズである彼の復活はそもそも復活のコアメダルという物語においてなかったことにするつもりなのでどうでもいいことですが。
チャリン
「ぐぉ……何を!?」
セルメダルを彼の頭に入れて、ヤミーを産み出しました。
確か原作通りなら、強い欲望を持つ古代のオーズから生まれたヤミーは完全体グリードクラスの強さがあるそうですね。
見た目は……劇場版のラスボスとして出してもギリギリ通用するでしょう。
古代のオーズさんの役目は一旦終わりです。
復活して早々少し可哀想ですが次が来るまで封印します。
「止めッ」
そして彼から生まれたヤミーに先ほど手に入れた古代のオーズの力を埋め込みます。この時、うっかりウォッチを起動させてアナザーライダーにしないことがポイントです。
力だけ使えるようにチョロチョロ力が漏れるように調整します。
それが出来たら、タイムジャッカーには自らが造り出したウォッチを少しだけ操作する力がありますので、このまま古代オーズの力を使ってグリード達を
「あれ?」
「はぁ?」
「うぅ……え?」
「ここ……どこぉ?」
「目が覚めたか、我が兄妹達よ」
設定はこうです。
過去に古代のオーズが生み出したヤミー。彼は王と共に封印されたのだが、目覚めたのは全てが終わったあとであった。
彼は遣えるべき王が死んでしまったことに一時は絶望するも、ならば死んだ王を復活させようと新たな欲望を抱く。
その為には、全てのコアメダルと膨大なセルメダルを集めて神になるしかないと思い、そして色々頑張って破壊されたコアメダルを修復する方法を見つけ出す。
そして復活したグリードを率いて、彼らはセルメダルを集めるべく人類へ牙を剥く。
まぁ私が3分で適当に考えた話ですが、いきなり甦った古代のオーズがグリードを復活させるなんて展開よりはまだ筋が通るだろう……あと、使い魔風情のヤミーにこれからセルメダルを集めろと奴隷のようにこき使われるグリードって皮肉が利いてていいよね、て理由から、こういう歴史に作り替えます。
ちなみに、彼らは正真正銘古代のオーズの力で甦ったグリードですが、実は破壊されたコアメダルを修復する方法なんて存在せず、同じ記憶と見た目をしたヤミー(本人はグリードだと思ってる)という隠れ設定があります。
この為に中途半端に復活させたんですね……。
彼らは肉体を維持出来ないレベルのダメージを負ったら、コアメダルが丁度砕けるぐらいの塩梅で復活させているので、これでバースの活躍も描けるというわけですよ。
一応砕けたコアメダルの破片は、本物で、このヤミーが10年をかけて集めたコアメダルの欠片をセルメダルを接着剤にして擬似的に修復させたという裏設定もありますので、アンクがこの時復活しなかったのは、映司と比菜ちゃんが砕けたタカメダルを持っているからと理由付けも出来るようになっています。
秘蔵の設定集だとか脚本家が数年後とかに情報解禁して、ファンがあの時のあれはそういう訳だったのか!だから兄妹達って言っていたのか!と驚愕するやつです。←本音を言うとこれがやりたかっただけ。
この後は、アンクを復活させて全てのコアメダルを手に入れたいこのヤミーが映司に接触する展開に持っていきます。
ではその場面までスキップ。
「フフフ、探したぞ……現代のオーズ!」
「何が狙いだ!」
着きました。
場所は、海外のどこかの街中……でしょうか。少なくとも日本ではなさそうです。
ヤミーが破壊行為を行って、住人はパニック。
そんな悪者の前に火野映司が立ちはだかります。
「わざわざ言わなくては分からないか?貴様が持っているコアメダルの数々、そしてアンクを奪いにきた!」
「やっぱりこれが狙いか!」
この世界線はMOVIE大戦MEGA MAXと部分的に繋がっている為、意思を持たない残りのコアメダルは各コンボに必要な枚数は映司が、それ以外は鴻上ファウンデーションが管理していることになっています。
この時、映司はコアメダルはともかく何故アンクまで……と困惑した表情を浮かべますが、これ以上の暴挙を食い止める為、タトバコンボに変身します。
「ハァァァ!!!」
「来い!!!」
普通に良い勝負をします。マスターの改造ヤミーが異常だっただけで普通のヤミーでは強さに打ち止めがありますから。
でも戦闘シーンはタイムロスになるのでカット。
「なら!このコンボで!」
そしてオーズがコンボを切り替えようとした時のこと。
何者かがメダルが入ったケースを破壊して、周囲一面にそれが散らばりました。
「よっと!」
「おっと!」
「ほら、メズール」
「ありがとうガメル」
それを現れたグリード達が回収します。
「えっ……」
オーズは目を疑ったでしょう。
ヤミーの残党を相手にしていたら、倒した筈の敵幹部達が現れたのですから。
「やぁオーズ。10年ぶりだね」
代表してカザリがオーズに話しかけます。
「カザリ……まさか、本物なのか?」
「あぁ、本物だよ。ここにいる全員、彼に直して貰ったんだ」
「……つまり、アンクのメダルを狙っているってことはまさか」
「そう。彼の目的は全てのコアメダルを集めること。君たちが回収したコアメダルは勿論のこと、アンクもね
だから大人しく渡してくれないかな?」
「例えアイツが復活するんだとしても、それで大切な人達の命が危険に晒されるんだとしたら、きっとアイツは喜ばない」
「あっそ。なら、死んじゃえば?」
コンボが使えないオーズに交渉する必要はないということでしょう。
武器を構えるグリード達。
「……くっ!」
こっからまた戦闘シーンはカット。
四枚しかメダルの揃ってないグリード達でしたが、流石に多勢に無勢で、オーズは敗れてしまったようです。
変身が解けた映司は、ヤミーを胸ぐらを掴まれて持ち上げられます。
「片割れのタカメダルはどこにある?」
「知ら、ないね!」
どうやらコアメダルの修復は欠片が揃ってないと出来ないみたいで、比菜ちゃんが持っているタカメダルの居場所を追及するヤミーでしたが、当然映司が答える訳がありません。
「……むぅ。ならばこれだけで修復を試してみるか」
「ッゥ!?」
何やら赤白いオーラが発現して、ヤミーの指先から大量のセルメダルが飛び出し、タカメダルを包み込みます。
「…………」
もしかしたらアンクが復活するかも?という期待もあって映司は見ていることしか出来ません。
ですが、
「やはり片割れだけではダメか」
どうやら無理だったようです。
「仕方がない。ならば用済みの貴様は殺して先に急ぐとしよう」
ヤミーがその手に持っていた映司を離して、槍のようなものを向ける。
「死ね」
その槍先が映司に突き刺さる……というところで、映司の胸から飛び出した恐竜メダルの自動防御が入ります。
「なィ!?」
実を言うと紫のメダルはMOVIE大戦MEGA MAXの時に、欠片として仮面ライダーポセイドンの中に入っており、ポセイドン撃破時に映司の体に移動していた……そしてたった今、ヤミーが施したコアメダルの修復がうっかり恐竜メダルを直してしまった、そういう設定です。
「クソ!一旦引くぞ!」
ヤミーは800年前に封印されていた為、恐竜メダルの存在を知りません。しかし恐竜メダルの醸し出す『無』の力に恐怖して退散する、という設定にしました。
この後の流れは、今回の戦闘で深傷を負って気絶してしまった映司さんに…………ちょうど飛んできました。
ゴーダが乗り移ります。
「これが火野映司の体か。ククッどうやら眠っちまってるようだし、暫く使わせて貰うぜ?」
そして映司の体を得たゴーダは残りのコアメダルを奪おうと鴻上ファウンデーションに向かうヤミー達を待ち構えるべく、日本に向かう流れですが…………カット。
もういきなり日本へと飛んでしまいましょう。