ーーーーー池
森の中の池を拠点にした獣怪……いやゴジラは池の底の一部に穴を掘っていた
(呼吸ができてビーバーの巣のように巣を作ろう そうすれば休める場所ができる)
ここは弱肉強食の世界 安全な巣穴を作ることは大切なことなのだ。
(よし、これくらい掘ればいいだろう 次は飯だ………だがどうしよう、放射能なんかはこんな森にはないしなぁ、この体肉とか受け付けるのか?)
そうゴジラは作品によっては陸では牛や豚などを食べ、海に行けば鯨の群れを追いかけたり魚を食べたりするのだが、平成になると放射能以外受け付けないということになっていたりと昭和ゴジラと平成ゴジラなどは、その食性、素となった動物の違いから「似て非なる怪獣」とも云われているのだが
(しかもこの体はおそらくハリウッド版の「ギャレゴジ」 放射能など吸収する所はあっても肉を食べていた事はないからどっちか分からん 頼むぞ俺の体………食べられなければ餓死一直線だ………!!!)
そして今の体はそのどちらでもないハリウッド版のゴジラなので食性は完全に未知数な所なのである
ゴポポ……バクン!! モグモグ…………
そうして池にいた鯉のような魚を一口食べた。
(おっ美味い………やった……やったぞ魚が食えたってことは放射能だけじゃなく肉などを食べて生きていける!!!)
どうやらこの体は肉や魚などの食物を食べても問題ない体のようだ。
(ようし これだけ知れれば大満足だ これから放射能を追加で手に入れなければいけないが、とにかく危機は脱した 腹が減ればこの池に来た動物や怪獣を襲えばいい)
そうして池の中で息を潜めていると
ブオオッ!! プォッ!!
「肉だ!! 肉!!」
「そっち行ったぞ!!」
怪鳥ギャオスの亜成体が4匹がパラサウロロフスの群れを追いかけていた。
(ギャオスは3体で空を飛んでいて肉は不味い………そしてパラサウロロフスは数も多く肉は未知数だが危険性はない………ならチャレンジする他ない………)
ゴポポ……!!
ゴジラは池の底まで行くと スピードを上げてワニのように水面に向かう
ザッバ〜〜ン!!!! ギュアアァァァン!!!
「!?」 「なっなんだ!?」
ガブッ!! プォッ!?
ドポオォン!!!
ガフ……ガブ……ブチチ……ゴキ……!!
(美味いなぁ 脂が乗った鳥のような味)
そして一気にパラサウロロフスの群れに突っ込み、そのうちの一頭に噛み付くと水の中に引き摺り込んであっという間に平らげてしまった。
(ふ〜〜お腹いっぱい 恐竜の肉初めて食ったけど美味かったなぁ……)
ビシューーー!! ビシューーー!!
(うおっ!? なんだ!?)
「出てこい 鰐野郎!!」
「俺たちの獲物を奪いやがって!! 」
(パラサウロロフスの群れじゃなくてなんで俺!? 一頭食べただけだろ!?)
そんな考えをよそに上で仲間を呼んで、数が6匹に増えたギャオス達が超音波メスを池に向けて放ち続け、ゴジラはなんとか回避する
(このままだとおちおち寝てられないし 池を汚されて、獲物が来なくなるかもしれない………こうなったら 戦るか………)
ザバアァァン!!!
「出てきやがったぞ鰐野郎!!」 「てめぇを今晩の夕食にしてやる!!」
ビュンッ!ビュンッ!
「そっちこそ覚悟しやがれ!!」
ブオオッ!! ドゴオォン!!!
「ギュバッ!?」 グオッ………ズン!!
池から上がったゴジラは尻尾の一撃で向かってきたギャオスの一体を、落とすと足で踏み潰した。
「こっこいつ強いぞ!? 」 「怯むな 数が多いのは俺達だ!!」
ギュアアァァァン!!!
仲間を踏み潰されて、動きが止まったギャオス達にゴジラは咆哮を放ち襲い掛かる