ーーーーー宇宙船廃棄場
グオオ……オォ……!!
宇宙船廃棄場の鉄の山からグルジオライデンが出現をした
「なっなんでグルジオライデンがこんな所に……!?」
グルジオ系統の怪獣は野生あるいは特殊な存在から力をもらって変身した姿と2パターンある
そしてこのグルジオライデンはそのグルジオ系統とはまた違い、このグルジオライデンの正体はO-50宇宙の出身の女性スナイパーであるサジタリという人物の変身態である 彼女はかつて自分がいた組織に復讐をしようとした結果グルジオ系統に変身する力を身につけてしまい 強化改造と洗脳をされた結果このような姿になったのだ。
「おや? ようやく目を覚ましたのか……」
「目を覚ましたってどういう事ですか?」
「実はですね…………」
かれこれ5年くらい前に王の座をかけて怪獣酋長率いる怪獣軍団が竜脈の王ヤマタノオロチ様に挑みその時にジェロニモンが生き返らせた怪獣の一体にあの怪獣いたという
「幸い生き返ったものすぐに眠りについたからか戦いには参加せず 休眠状態になる直前に鉄を食べていたので鉄などのエネルギーが豊富なこの宇宙船廃棄場に連れてゆっくり眠らせてたという言うわけです」
ちなみにその後はジェロニモンは敗北して撤退し、今もなおヤマタノオロチは龍脈の王として君臨しているという
「なるほど……」(それでグルジオライデンは生き返ったのか…………ならやばいなもしも地球の状態のままなら また暴れるぞ)
ゴジラは細心の注意を払いながら近づく
「ここは……何処……?」 キョロキョロ……
「おはよう 体は大丈夫か?」
「貴方は……?」
「俺はゴジラ ここはそこのゴキネズラさんが住んでいる場所だ君は何処から来たのかとか分かるかい?」(意識ははっきりしているな………)
「………分からない…………気が付いたらここに…………私自分が誰だか分からないの…………」
『!!』
なんとこのグルジオライデンは記憶を無くしてしまっていた。
「う〜〜ん………なら俺が名前を付けよう 名前はカミツレなんてどうだ?記憶をなくしていても逞しく生きていけるようにって」
「カミツレ…………気に入りましたありがとうございます!!」
「よかったよ気に入ってくれたようで」
「だな君は鉄などを食べるようだから ここを住処にするといい幸いここでの争いは殆どない周りに食べ物がたくさんあるからね」
「分かりました よろしくお願いします」
どうやらグルジオライデン改めカミツレは記憶を無くしていたようでゴジラが付けてくれた新しい名前を気に入ったようだ。
「ところで君はどうして起きたんだい?」
「揺れを感じたの……ゴゴゴ…って」
「ゴゴゴ? 変だな……私も地底にいたがそんな音は……」
グオオ………ンガッシャーーーーーン!! ガラガラ……!!
『!?』
突如として離れた場所の宇宙船の残骸の山を掴んでは身体の中に収納をしているあたかも「歩くスクラップ工場」の如き無骨な出で立ちである巨大ロボットが現れた。
「なっなんじゃあ奴は!?」
「クレージーゴン………なるほど空の上を通ったのはあいつか……!!」
宇宙船廃棄場で宇宙船の残骸を回収していたのは右腕が大きなバンダ星人が作り出したクレージーゴンという巨大ロボットだ
(なるほど地球はウルトラマン達や防衛軍がいるから鉄資源などは奪えないし他の宇宙人達なら尚更…………だからこの星に来たのか…………この星の宇宙船などなら取り放題だし文句言う奴はもう死んでいるから言われない)
実はバンダ星は深刻な鉄資源不足に陥っており、他の星から奪ったりしておりかつては地球の自動車を盗むためにやって来たこともあるのだ。
「ゴジラくんどうしたらいいんだ…?」 「ゴジラさん……」
「大丈夫ですあのロボットは我々に危害は加えないと思います でも何かあった時のために見張っときましょう
そうしてゴジラ達はクレージーゴンを見張っていた。
ーーーーークレージーゴン内部
「鉄だ……!! あれほど困っていた鉄資源が取り放題だぞここは!!」 ガラガラ……!!
「あぁこれだけあれば当分鉄資源不足になることはないはずだ、だが気を付けろここの星の怪獣達が襲い掛かって来たら幾らクレージーゴンでもひとたまりもない」
「分かっている 」
そうして宇宙船の残骸を胸の貯蔵庫に溜め込んでいた時だった。
ガツウゥゥン!!
「ん? なんだ?」
「なんか当たったぞ?」
回収していたアームの先を見てみると宇宙船が埋まっていた
「なんだこの宇宙船 丸ごと残ってる」
「これ中古として売れるんじゃないか?」
「おっいいな なら回収しよう」
そして埋まっている宇宙船を回収しようとした時だった。
『強い振動を感知 アンドロイド=ファンタス80緊急起動後 緊急プログラムを起動します』
『え?』
バンダ星人達は厄介な存在を刺激してしまったようだ。
「ジャの道は蛇」からグルジオライデン
その正体は、O-50宇宙の出身の女性スナイパーであるサジタリという人物の変身態で
星間連盟の特殊部隊に所属していた彼女は任務中に星間連盟内の内部抗争に巻き込まれチームはサジタリを残してほぼ全滅しサジタリは自分達を見捨てた連盟に根深い怨みを抱くと同時に、戦友を守れなかった後悔から「より強い力」を渇望していく事になる。
復讐の為に頂上に到達した者に光の力を授けるという「戦士の頂」に挑戦し、命からがら頂上に辿り着いたサジタリだったが、あまりに歪んだその精神の影響で大いなる力が変質し、彼女は光の戦士ではなく怪獣グルジオへの変身能力を身に付けてしまい
グルジオとなった彼女は武器商人のファラリスと手を組み、連盟への復讐活動を続けていたが、セレブロにより〈いのちの種〉を授けられたファラリスの思想はより一層過激派への道を進む事になりサジタリを機械化改造これで誕生した怪獣がグルジオライデンで全身を隈無く改造された彼女の脳は敵を全て殲滅する事しか考えない戦闘マシーンにも等しい操り人形と化してしまった。
そしてその後ファラリスが死亡するとより制御が効かないただの怪物と化し、イムバット連邦の首都であるバホメットを壊滅にまで追いこみ その後ウルトラマンZのいる地球にやって来て休眠をした。
あの青い目元の線は彼女の後悔などの表れなのかもしれない