ーーーーー池
今この森ではかなり困った事態が起こっていた それは
「うおっ!? またいたぞケムジラ」
「これで何匹めっすか?」
「少なくともこの大木だけでも300匹は余裕で超えてますよ 」
「まあっ怪獣達が余裕で巣を作れたり、隠れたり森の王ベヒモスとかも住めるくらい大きいから当然か しかもこいつら他の怪獣達は食わないんだよなぁ………」
今このゴジラ達が住む森には緑色の巨大芋虫ケムジラが大量発生をしており 森の豊富な葉を食べて第繁殖を遂げていたのだ。 これは春と夏の間に訪れる物である。
「リドリアスは草食ですしリトラも他に美味い虫とか魚がいるので食べないんですよねこいつら不味いすぎるんすよ………」
「ケムジラはスイカの味がするからなぁ 肉食い達にしては草の味がする虫なんざ食わなくても美味い肉を持つ草食いが沢山いるから狙う必要ないんだよな………」
そうこのケムジラはスイカの味がする虫で肉を好む怪獣達にとっては草を食べたような味がするケムジラは食えたものではなく数だけが増える一方なのだ。
「このままじゃあモスラだけでなくパンドラさんやオルフィさんとか他の草食いの飯も無くなっちまう………こんな時にバードンがいればなぁ…………」
「やぁ久しぶり」
「あっオルフィさんお久しぶりです」
ゴジラがそう呟いていると遠くの方から葉を求めてオルフィがやって来ていた。
「今はベヒモス様が駆除をしたり植物の再生を早めたりしてなんとかしているがそれでも柔らかい葉がかなり少ない だからここまで来たのさゴジラ君の所は池とか他の怪獣達の骨やらを埋めてるからいい葉や木の実が取れるからね それでバードンがどうしたんだい?
「いや バードンがいればケムジラなんかあっという間に平らげてくれるだろうになぁって考えただけです」
「君そんなこと言ったらダメじゃないか!! もしもバードン達に聞かれたらどんな目に遭うか!!」
なんでもこの星でもバードンはかなりの強さを持っているらしくかつては王の一体になった個体もいたことがあるほどの存在で群れで平原の中央にある巨大な火山に住んでいるらしく その性格は地球で言えば貴族のような偉そうな者が多いらしい
(なるほどなぁ この星はケムジラなんか食べなくても草食いがそこら中にいるから食べる必要がなく、それに加えてその性格が災いしてそんな物食えるか的な感じで食われてこないで来たのか)
「そんな存在に不味いイモムシなんか食べさせたらゴジラ君が食べられちゃうよ」
「え〜〜でもバードンはケムジラが好きらしいですよ?」
「何処の情報かは知らないけどそれは嘘だよ あのバードン達がケムジラを好きな訳がないじゃないか」
「そうですか? まぁ行ってみればいい話ですよね………」
ゴソゴソ
「ん!? まっまさか行く気かい!?」
「えぇ バードンにこのケムジラ食べてもらってもし気に入ってもらえればここのケムジラを食べてもらおうっていう作戦です」
「さっき言ったように気に入らなかったら殺される可能性もあるぞ!?」
「そしたら地面に潜ったりして逃げて来ますよ モスラとバラゴンはこのケムジラ集めといてくれ」
そう言うとゴジラは大量のケムジラをモスラの糸で作った袋に詰め込むとバードンが住んでいる火山に向かった