転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記   作:白インゲンモドキ

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第36話

ーーーーー火山の中央

ゴジラ達は謎の穴から逃げ出してバードン達が住む火山の中央に向かっていた。

 

「ふ〜〜なんだったんだあの穴は……?」

「分かりませんね………」(あれはたしか空間の歪み………ソドムさんに連れられてすぐに逃げてきたが………正体だけでも見たかったなぁ………)

そうしてしばらく歩いていると

 

「あっ見えた!! あれがバードン達の住む場所だよ」

「おおっ……!! ここが………」

ゴジラが見た先にはゴジラ達の住む森から採ってきた木の枝や葉で作られた巣で卵が孵るように温度調整をして卵の世話をしたり、雛に餌として昆虫怪獣や巨大魚、スケル・バッファローなどの肉を食べさせているバードン達の姿が見えた。

 

「よし群れの長に所に行くか ソドムさんどのバードンが群れの長ですか?」

「え〜〜と………嘴に傷があるから…………あっ見つけたよゴジラ君 あのバードンがこの群れの長だよ」

そう言うとゴジラ達は他のバードン達に警戒をされながら群れの長に向かう

「ん? ソドムか久しぶりじゃのう」

「久しぶりです ボルカーン様実は貴方にお客がいるんです」

(ソドムさんバードン達の長と知り合いだったんですか!?)

(うん私は火山の噴火を抑える役目があるからね ボルカーン様達は私達を見逃してくれているのさ)

 

「そこの者かようこそ客人よ妾はボルカーンこの群れの長じゃ ゴジラと言ったか? お主は一体何用でこの場所に来た妾達は今子育てで忙しいのじゃ もしもくだらない要件であればお主には子供達の飯になってもらうぞ」

 

バッ! ギラリ!!

「ゴッゴジラ君…………」 ガタガタ………

群れの中央には嘴に斜めの傷があり背中の毛がさらに紅い雌のバードン ボルカーンが翼を広げると周りのバードン達がゴジラの周りに集まりいつでも襲える体制に入った

あまりの殺気に対象外であるはずのソドムですら震えている

 

「忙しい中すみませんね ボルカーンさん実は貴方に食べてもらいたいものがあるんです」

 

「食べてもらいたい物? それはなんじゃ?」

「あっこれです」 パカッ!!

 

「貴様ふざけているのか…………? そ奴らはどんな怪獣も食べないゴミ同然の虫ではないかまさか妾にこれを食えと申すか?」

 

「ふざけてんじゃねぇぞてめぇ? そんな奴をボルカーン様に食わせるつもりか?」

「おいこいつバラしちまおうぜ?」 「おう!!」

「ゴジラ君!!」

あらゆる怪獣が食わないケムジラを群れの長であるボルカーンに食わせようとしているゴジラにバードン達は怒りゴジラをバラバラにしようと近づく

 

「まぁまぁ……そう言わないでっ!!」 ガボッ!!

「うっ………!?」

「長!!」 「お前………!!」

ギラリ!!

「ひっひぃ!?」

「うっ……うっ………!!」

「長!! 大丈夫ですか!?」 「長!!」

ゴジラにケムジラを突っ込まれたボルカーンが口を押さえているのを見てケムジラを吐かせようと部下のバードン達が近づくがボルカーンの顔は

 

「美味〜〜〜〜〜い!!??」

歓喜に満ちた顔であった。

 

「えっえっ!?」 「おっ長?」

「なんじゃこいつらは!? こんな美味い食い物があったのか!?  おっお主達も食べてみろこ奴らはめちゃくちゃ美味いぞ!!」

ボルカーンの命令には逆らえないので他のバードン達も食べてみるとそのバードン達もその味に驚愕をする

「うっ美味い!?」 「信じられねぇ……!! これがあのケムジラか!?」

「ムグムグ……」 「おい食い過ぎだ!!」

(すごい食いっぷりだな……まぁ地球ではケムジラをほぼ絶滅状態に追い込むほどバードンはケムジラが好きだから当然か)

 

「気に入ってもらってよかったです それでこのケムジラ今森に行けば食べ放題なんです」

「なっなんじゃと!? 」

「実はこのケムジラが大量発生していて中には50メートル級にもなるケムジラも出現をしていて大変困っているんです 」

 

「なっなんと50メートル級の奴もあるのか!?」

「こんな美味い奴が俺達と変わらないくらい大きい…………」

ジュルリ…………!!!

(よし完全にスイッチが入った!!)

バードンは1匹だけでもマンモス団地や生肉工場で人間や肉を食べ尽くすほどの食欲の持ち主なので大好物になったケムジラが食べ放題となれば目を輝かせ涎が出るのは当然だ

 

「なのでボルカーンさん達にはケムジラを食べまくって欲しいんです おそらくボルカーンさん達が総出でほぼ毎日食べても有り余るレベルでいるので」

「うむ分かったぞ!! 縄張りや子供達を守る者達以外は妾について来い!!」

『はい!!』

バサバサバサバサ!!!!

 

そう言うとバードン達は猛スピードで森へと向かっていった。

「ふい〜〜上手く行った…………ソドムさんすいませんね一緒にいてもらって」

「寿命がめちゃくちゃ減った感じがしたよ…………!!」

「まぁこれでケムジラの問題は解決したな それじゃあ自分森に帰ります」

 

「うんそうかそうか ならば送っていこう」

「ありがとうございます ソドムさん」

そう言うと火山の麓まで送ってもらうことにした

ーーーーー火山の麓

 

「もうすぐで麓だこれ以上は私は行けないよ 私はこの火山以外の寒さだと風邪を引いてしまう」

実はソドムは風邪をひいたことが確認された数少ない怪獣で2000度までいったほどの高熱を出したことがあるのだ。

 

そうして歩いていた時だった。

ドカアァァン!!!

『!?』

麓の方で大爆発が起こった。

 

「なっなんだ!?」

「とにかく行ってみましょう」

ドスドスドスドス!!!

 

「なっなんだこのマグマタートルの死体は………!!」

「マグマタートルの甲羅はかなり硬いはずなのに…………15体は死んでいるぞ……!!」

向かってみるとマグマタートルの死体が食い荒らされていた。

 

「何が起こったんだ……!?」

「向こうから音がします行ってみましょう」

そして向かってみた時だった

 

バサッバサッ!! キュアオォン!!!

 

「かかってこいよトカゲ共!!」

「ほざけ!! 鳥野郎!!」

「その翼引きちぎって貪ってやる!!」

(ラッラドン…………!?)

空の大怪獣のラドンがレッサーボガール5体と戦闘をしていた。




ボルカーン 火山という意味でスペイン語です。
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