ーーーーー大河
ザバアァァ……!!
ピチピチ!!
「よっとっと………よぅし大漁大漁♪」
ゴジラは今 昔仕留めたカメーバの甲羅を取り出して大河の魚や生物達を湖に連れて行くために掬っていた。
「久しぶりだな」 ザバン!!
「ん? エビラ?」
そんなゴジラを海から登ってきたエビラが見つけ、声を掛けた
「なんのようだ?」
「この間お前がバラゴンを使いに寄越して伝えてくれたバリケーン達の台風があっただろう………」
「あったなぁ………それがどうしたんだ?」
「それがな…………合体してお前の所に向かっているんだ 流石に非常事態だからここまで登って伝えに来た 」
「合体………? 何者かの仕業だろうが………そんな力を持つ怪獣いたか………?」
ゴジラは直ぐにそれらの事をできる怪獣を思い出す
(核怪獣ギラドラス……自然コントロールマシーンテンカイ………いやいやライバッサーの原種でもであるグエバッサーの可能性も………だめだ分からん……!?)
「なぁどんな怪獣だったか分かるか?」
「いや翼だけ見たがかなりデカかったぞ? それこそ前にお前の話していた森の王ベヒモスとかいう奴と同じレベルだ」
「!?」
100メートル級 それはゴジラは前に戦った事があるジュランと森の王ベヒモス、その王に挑み今は穏やかに暮らしているタフギラン夫妻レベルの大物だ
前回ジュランに戦って勝てたのは植物で知能が無かったことや動けなかったこと
そして粉塵爆発による大ダメージがあったからだ 今回の相手は動け、考え、弱点が分からない勝てる可能性がほぼないのだ。
「そうか………参ったな…………今ベヒモスはいないんだよな」
「何故だ? 王は常に縄張りを守る者だろう?」
「実は山脈の王メトシェラがこの森に向かって来ているらしくてな ベヒモスが迎え撃ちに行ったんだよ メトシェラは好戦的で色んな王や怪獣に喧嘩売ってるみたいだからな 多分そいつはベヒモスが留守中に縄張りを奪おうって魂胆なんだろう」
実はベヒモスは台風の過ぎた後森を回復させると リドリアス達の情報からメトシェラが来ている事を知り森に被害を出させない為に出掛けているのだ。
「……お前はどうするんだ?」
「俺は残って戦う…………勝てるかは分からない………でもやるだけやる」
「そうか………死ぬなよ」
そう言うとエビラは海に帰っていった。
ーーーーー湖
「バラゴン頼めるか?」
「兄貴………分かりました 命に変えてもモスラの姉御は守ります」
「もしもなんかあったら モスラに何かがあったら怖いけど穴を掘ってそん中に避難させてくれ」
「了解っす 兄貴ちゃんと帰って来てくださいよ?」
「あぁ………約束は出来ないが努力はする」
ゴジラはバラゴンにモスラの事を頼み台風の操る怪獣の元へと向かった
ーーーーー森の外
「おいおい………台風更に大きくなってないか?」
ゴジラがいる平原と森の間にバラカーンやライバッサーの作った台風が合わさり更に大きくなった台風が存在していた
ズボオォ………ン!!!
ギュオオアァァ!!!
「あれは……カマソッソ………!?」
そして台風の中から台風を操っていた正体が子分達共に現れた それは蝙蝠に魔獣を合わせたような姿をしておりその怪獣の片角は他の怪獣との戦闘で欠けている
その怪獣の名は地球のマヤ神話に登場するコウモリの神・カマソッソに由来する怪獣
タイタヌス・カマソッソ このカマソッソは天候操作の力を持ち地球ではモンスター・ゼロ(キングギドラ)の出現させた嵐をも操った強豪中の強豪の1体だ。
「あ? なんだお前は?」
「俺はゴジラだお前は何しに来た?」
「俺は今縄張りを持っていなくてねここを住処にしようとしたんだ それにしても………ここら辺の怪獣は逃げたり隠れたりしてるのに お前だけだぜ?そのサイズで俺に喧嘩売りに来たのは」
「逃げる訳にはいかない理由があるだけだ そうじゃなかったら直ぐに逃げるわ」
「ハッハッハッそうかそうか!! まぁ話はここまでだその森に入らせねぇなら 戦うまでだ おいお前ら手をだすんじゃねぇぞ!!」
『はい親分!!』
「そうか………覚悟はできてる」
その場には静寂が支配をししばらく経った頃
パキッ……ポトッ
大木の木の枝が折れ地面に落ちた
ズゥン!! バサッ!!
ギュアアアオオォォォン!!!
ギュオオォォアアァァ!!!
ドッゴオオオォォォォン!!!
それが開戦の合図となりコウモリの神の名を持つカマソッソと破壊の神ゴジラが衝突をした