ーーーーー森と平原の間
「パワーアップしやがったか………だがただパワーアップしたって訳じゃあねぇな………そのパワーアップ体がついていけてないだろう?」
(やはり分かるか……)(65メートル→90メートル近くある)
地球でも瀕死なゴジラにモスラが命をかけてエネルギーを送り込んでパワーアップをさせたが、それはゴジラが大きくモスラのエネルギーに耐えられるだけの体格があったからだ。
今のゴジラは体がエネルギーを利用して大きくなることでモスラのエネルギーを耐えようとしているが、この力を完全に馴染ませるには今のゴジラは即座に長い休眠に入らなければいけない、だが今カマソッソを相手しているゴジラにはそんな余裕がない つまりカマソッソを倒し切るか途中で休眠に入って死んでしまうかの時間との勝負だ。
(だが)
「その前にてお前を倒せばいいだけだ………!!!」
ドスンドスンドスン!!!
「もう一度ボコボコにしてやるよ!!」 バサッバサッ!!
ズウゥゥン!!
「ぬぅりゃっ!!」 ブン!!
カマソッソの突進をゴジラは受け止める 先程のように力で負けることはなくカマソッソを投げ飛ばす
「力が強くなったな………なら切り刻んでやる!!」 ビシュビシュビシュ!!!
ズッドオオオォォォン!!!
力で押せないことが分かったカマソッソは風の斬撃を放ってゴジラを切り刻もうとしゴジラのいた辺りが風の斬撃により土煙に覆われたが
「いない? 奴は何処に…………?」
ボコボコ………バキイイ!!
「捕まえた!!」 ガシッ!!
「なっ!?」(こいつ地面に潜って回避しやがった!?)
「ふん!!」 ドスウゥゥン!!
「げふ!?」
「オラオラオラオラオラオラ!!!」
ズドバキドカボコガッガッ!!
「かぼけばぐはは!?」
地上に引き摺り落としたゴジラ馬乗りになるとはただひたすらカマソッソを殴りまくる
「ちぃっ!!」 ドカドカドカッ!!
「ぐっ!?」
「ぬうりゃあぁ!!」 ビュウウゥゥゥ!!!
「がふっ!?」 ズウゥゥン!!!
だかカマソッソもただ殴られ続けられる訳ではなく、尻尾でゴジラの脇腹を殴り付けて飛び立つと竜巻を発生させてゴジラを吹き飛ばした。
「ぐぅ……!!」(さっきの殴りはかなり効いたな………あのままくらい続けてたらやばかった……)
(この天気である限り奴の環境であることは変わらない………なら余剰のエネルギーを弾状に………少し間だけでも………あれを出せれば……!!)
ブォンブォンブォンブォン………!!
「………させるか!!」 バサッ!!
「放射熱弾!!」 ドッ……ヒュ〜……!!
(さっきの熱線じゃねえ!?)
ドオォォン!!!
エネルギーを貯め始めたゴジラが放射熱線を放つと考えたカマソッソは止めに入ったが、ゴジラは放射熱線ではなく巨大な放射熱弾を台風の上の暗雲の中に撃ち込み大爆発を起こさせる
パアアッッ……!!
ジュ〜〜……!!
「ぎゃああぁぁ!?」
そしてカマソッソの体を爆発によって漏れ出た日の光が容赦なく焼いていく、カマソッソの最大の弱点は大抵のコウモリと同様に光で太陽下では活動できないことである、そのため前述した天候操作の能力で嵐を発生させ自分が活動しやすい日光の届かない環境を作り出すのだがゴジラによって台風が消えかけたことにより雲が割れ森や平原に日光が入り始めたのだ。
(今だ……!!) ブォンブォンブォン………!!!
「ぎっ!?」
「食らえや〜〜!!!」 ゴオオオオッッッツ!!!
「ぐえあぁぁ〜〜!?」 バキイイィィ!!!
そして弱ったカマソッソに向けて渾身の放射熱線が放たれカマソッソば大木に叩きつけられ辺りに土煙が舞いカマソッソの体を隠す
(これが最後の攻撃だ………どうだ………!?)
ブオオ…
そしてしばらく経つとカマソッソが土煙の中から現れゴジラの前に立ち静寂が訪れる
「……」 バサッ………
ズン…………ギュアアォォォン!!!
静寂が支配して少し経った時カマソッソは黙って翼を地面に下ろして頭を垂れた。
それは降伏の証カマソッソが敗北を認めたことと同義、そしてゴジラの勝利の咆哮が森と平原にこだました。
フラッ……
(あ……時間切れか………)
ズウゥゥン!!!
「ゴジラ様……? ゴジラ様!!」
(すっすまん………モスラ………)
そしてモスラの方向へ振り返ろうとした時ゴジラはその拍子に倒れモスラの必死な声の中、ゴジラは深い眠りについた。