ーーーーー湖 5時間後
(来ねえな………)
あれから打ち合わせを何回かしながらジラが来るのをゴジラ達は待っていた。
(このまま今日は来ない可能性があるなぁ…………今日は終わりにするか?)
そう考えていた時だった。
ズシイィン……ズシイィン……!!
(来た!!)
ゴジラが湖の中で振動を感じてうっすらと顔を出してみるとそこには100メートル級の巨大なジラがこの湖に向かっている姿が見えた。
「なかなかいい湖じゃねえか ここなら俺の縄張りとして申し分もねぇ」
そしてジラが湖に入ろうとした瞬間
ギュアオォン!! ザバアァァ!!!
「!?」 バッ!
ゴジラが水底から飛び出すがジラはジャンプして回避する
「おらあぁっ!!」 ドゴオォン!! バッ!!
「ぐっ!? しゃあ!!」 バシン!!
「!」 バッ!
そこにゴジラの咆哮を聞いて降りて来たコングが殴り飛ばし、馬乗りになろうとしたがジラは尻尾でコングの腹に一撃を入れると離れる
「お前はあのコングの群れの奴じゃねぇか なんでここにいやがる?」
「お前をぶっ飛ばしにきた こっちは群れの子供達が怪我させられてんだ戦う理由は十分だろう?」
「俺は縄張りやモスラ達を守る為だ 」
「なるほどなぁ ならお前らぶち殺してこの縄張りとお前の部下達は俺が有効活用させてもらうぜ!!」 ダダッ!!
「あ?」 ピキッ!
そう言うとジラは猛スピードでコングとゴジラに突っ込んでいく
(早い!)バッ!!
「しゃあ!!」 バチンバチンバチンビシュッ!! ガブッ!!
「おらっ!!」 ドゴオォン!!!
「ぎっ!?」
「ぬん!!」 ボゴオォン!!
ジラは尻尾攻撃を連続でしてコングが塞いだ隙を狙って噛み付くが、コングはそのジラを噛みついた腕ごと大木に叩きつけて追加でパンチを叩き込む
「もう1発!!」 バッ!
「当たるかよそんなパンチ死ね!!」ビシュッ!!
「ふん!!」 ビシイィン!!
「けへ!?」
「大丈夫か? コング」
「あぁ」
そしてもう1発とパンチを叩き込もうとするがジラはそれをかわして飛び蹴りをしようとした だがそこにゴジラが現れて尻尾でジラを弾き飛ばした。
「ちっ……うざってぇなぁ!!」 バシンバシィン!! モクモク……
「何も見えねぇ!?」
シュバ! シュババッバッ!!
(土煙………素早い動きで撹乱しながら攻撃する気か)
ジラは尻尾で地面を叩きつけながら土煙を発生させて、辺りを撹乱させて縦横無尽に動き回り
「食らえやぁ!!」
バキイィィ!! ズウゥゥン!!!
「ゴジラ!!」
自身の必殺技である強烈な蹴りを顔面に叩き込んで吹き飛ばし、吹き飛ばされたゴジラの周りに衝撃で土煙が舞う
「ギャハハハハどうだこのキックの威力は顔面陥没は間違いねぇ!! 俺はここを湖を縄張りにするだけじゃあ終わらねぇ!! 俺はいずれここの王をぶち殺して王になってやる!!」
ジラは確実にゴジラを蹴り殺したと診断して自身の力を豪語しながらコングに視線を向けた。
「さぁて 次はお前だ……!!」
「ふん お前の思い通りにはさせねぇぞ」
そして次のターゲットとしてコングに向かおうとした時
「これっぽっちの攻撃で王になる…………笑えるねぇ……この程度の攻撃で王になれるなんて」
ゴジラの声が響き、土煙の中から微塵も効いた様子のないゴジラは口から何かを吐き出した。
ペッ! ビチャ……!!
ゴジラが吐き出した物はジラの脚の中指だった。
「ぐっ!?」 (こっこいつ!? 俺の蹴りを顔面に食らった瞬間………脚の指を食い千切りやがった………!?)
そうジラに顔面蹴り飛ばされる瞬間にゴジラはジラの中指を食い千切っていたのだ。
「王達を舐めてんじゃねぇぞ? 俺は王の座を賭けて戦って来たであろうカマソッソとも戦ったし現森の王の王位防衛戦も見た………だからこそ言える、お前はその足元にも及んじゃあいねぇよ それに俺の部下を有効活用だと?ふざけたこと抜かしやがって…………」
ゴジラはこの湖で仲良く暮らしているモスラやバラゴン達を有効活用すると言う発言に切れていた。
「うるせぇ!! 俺の攻撃をなす術もなく喰らった奴がなにほざいてやがる!! 今度こそ蹴り殺してやる!!」
「コング こいつは俺がやっていいかい?」
「あっあぁ」
ゴジラの殺気に反応をしてコングはゴジラに譲る
ドスンドスンドスン!!!
「このっ!?」 バッ!!
ズウゥゥン!!
「お前の攻撃は体が大きくなっても軽いもの……俺にとってはコングの攻撃の方がよっぽど効いたね……!!」 グググッッッ………!!!
ズザザザッッッ!!!
(なっなんて力だ……全然押し返せない……!?)
もう一度と放った自身の必殺蹴りをものともせずに突っ込んで来たゴジラに組みつかれたジラは踏ん張っても超重量級のゴジラには敵わずどんどん押し込まれて行く
先程の攻撃などまともに効いていないのは、ジラが元々ジャンプをしたりして奇襲を仕掛けて相手を倒すジラに対してゴジラは多彩でありながらも本質は真っ向から敵を薙ぎ倒していく重量級タイプで組みつかれたら力で敵うはずがない
「ぎっ………この!!この!!」ガッ ガガッ
なんとかゴジラとの噛み付きを解こうとジラは身体を噛み砕こうとするがジラの顎程度ではゴジラの強靭な体には牙が刺さらない
ガブッ!! ブオォ……!! ドシイィン!!
ギュル!!
「脚は尻尾で固定 手は問題なし自慢の牙は届かない後は締め上げるのみ……」
メキメキメキ……!!
「ガッ…………カ………!」 ジタバタ………ジタ……バタ……
そしてもう一度と噛み付きに来たジラをゴジラは首に噛みついて背負い投げをしてジラを地面に横倒しにすると尻尾で脚を動けなくしながらジラの首の骨を噛み砕き、首を締め上げる事でジラは死んだ。
「すっすげぇ………」
ギュアアオオォォン!!!
ジラの死骸の横でゴジラは勝利の咆哮を響かせ、コングはゴジラの咆哮を聞いていた。
ーーーーー離れた場所
「ゴジラの兄貴すげぇ…………」
「ゴジラ様……!!」 キラキラ!!