ーーーーー湖
「こいつ意外と美味いんだな 鶏肉と白身魚を合わせた感じ……」
モシャモシャ……
「ですね ももの方はよく動いてるからかしっかりとしていて食べ応えあるっす」
ジラの襲来から2日後、ゴジラはバラゴン達と共に仕留めたジラの肉を食べており
コングはジラが死んだ後に群れの仲間にジラが死んだことを報告する為に帰って行ったのだが
「あれ……なんでここにいるんだコング?」
「いやなぁ 俺が森に帰ろうとしたら、ここの王であるベヒモス様に群れに報告を終えたらここに戻ってきて お前と一緒にここで待っていてくれって言われたんだよ」
コングは群れに帰って報告をした後にベヒモスに呼ばれていたので再びゴジラの住む湖に帰ってきたのだ。
「ベヒモス様がここに? しかもコングだけでなく俺とモスラも.………なんでだ?」
「そこまでは分からん」
「そうか………ならまぁゆっくりしていけよ ここには新鮮な美味い果実が実る木もあるからモスラ持ってきてやってくれ」
「分かりました どうぞこちらがその新鮮な果実です」
「おぉすまんな それじゃあいただく」 シャクッ……
「なんだこれ酸っぱ!?」
「え!?」
「あらあら申し訳ございませんねぇ 偶々物凄く酸味の強い物が混ざっていたようで」
「おいわざとだろ!? 紛れ込ませたの絶対わざとだろ!?」
「いいえ? ゴジラ様に問答無用で殴りかかった事などをまだ怒っているからでは決してありませんよ?」
「絶対に怒ってるだろ!? その件は俺が悪かった!!」
問答無用で殴りかかった事をまだ完全に許してなかったモスラがコングに少なからずの仕返しをしたようだ。
「モスラ 俺の事思ってくれるのは嬉しいがやめてやれ」
「はっはい」
ズシイィン……!!! ズシイィン……!!!
「楽しそうにしとるのぅ…………先程ぶりじゃなコング君 そしてゴジラ君とモスラちゃんは久しぶりじゃのう」
「ベッベヒモス様!!」
「ベヒモス様だ!!」
そんな賑やかにしながら待っているとゴジラ達の元に森の王ベヒモスがやって来た。
「お久しぶりですベヒモス様 俺達をここに集めるという事は何か用事があるんですね?」
「そうじゃ3体共揃っているようじゃし早めに要件を伝えようかのう………突然で悪いんじゃが わしと一緒にとある場所に来てくれんかのう?」
「本当に突然ですね……俺とモスラそしてコングを集めて向かうなんて なんか事情があるんですか?」
「うむ………実はなここから離れた場所にある岩石地帯におるマザーブルトンがそろそろ自身の子……あるいはそのカケラを生み出そうとしているんじゃ」
「え? ブルトンこの星にいるんですか? しかもマザー?」
「うむ しかもマザーケルビムみたいなマザー種って言うのがいるんじゃ」
「まじすか?」
「まじじゃよ」
この星が怪獣惑星になった原因の宇宙船に乗っていたブルトンが長い年月を掛けて成長したマザーブルトンがこの大陸の中央にある岩石地帯の洞窟に住んでいるらしく 何年かに一回赤い隕石や青い隕石 そして極稀にブルトンを1体まるごとを生み出して宇宙へ飛ばすのだが その生み出す時に次元に穴が開いて稀に怪獣がこの星に紛れ込むのだ。
「普通の怪獣であれば快くこの星の住人として迎えればいいが もし厄介な奴が来たのなら わしらが相手をせねばならん」
「でもそれならベヒモス様だけで問題がないのでは?」
「それが簡単な事ではないのじゃ 結構前には奴が巨大な宇宙船を呼び出して他の王達と共闘して激戦になった時もあったんじゃ あれはしんどかった…………」
「ベヒモス様が言うって相当ですね………」
「まぁのぅ それでマザーブルトンが自身の子やカケラを生み出そうとしている時はわしら王やその他の実力者達を集めて現れた存在の対処をするんじゃ お主やモスラはカマソッソと戦闘をし勝利した経験を持っておるし そこのコングもお主と戦える実力を持っておるそうじゃないか ならば今回の件にはピッタリだと考えてここに集まってもらったんじゃ」
「そうですか……俺は問題ないが……モスラはどうだ?」
「私はゴジラ様が行くというのであれば 共に行きます」
「俺も群れには用があるって言ってあるから問題ないです」
「ふむ……なら今すぐ出発じゃ」
『えっ今から!?』
「そうじゃ ほらさっさとせい」
そう言いながらも直ぐに出発をする準備を整えたゴジラ達はベヒモスと共にマザーブルトンのいる岩石地帯に向かって行った。