転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記   作:白インゲンモドキ

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第6話

ーーーーー池の近く

 

「早く俺の飯になれ!!」 「うっうぅ………!!」ズルズル……

(なっなんでモスラがこんな所に………というかモスラは幼虫でもかなり強いはず、なんでカメーバに引きずられてるんだ?)

 

地球で確認されているモスラは幼虫と言っても 強さは中々の物で成虫にもなれば地球でトップのクラスに入るほどの実力を誇っている そんなモスラがなぜ引きずられているのかというと

 

(あっあれ?……遠くから見てたから分かりづらかったけど よく見たら小さっ!? なんでそんなに小さいんだ……それに……あそこに卵の殻がある………もしかして生まれたて!? だからまだ力が入らないのか……!?)

そうこのモスラはなんと生まれたての今のゴジ(放射能を吸って大きなって20メートル級になった)より小さいつまり18メートル級と小さいモスラなのだ。

どうやらこの星のモスラは地球のように怪獣が少なくないからか、幼虫の頃から獲物として殺されてしまうことが多く

 成虫になれる個体がごく僅かなのである程度大きくなるまでは、小さく目立たないように生きるようになったようだ。

 

(モスラと俺は共生関係にいる なんとか助けないと それにあそこ俺の縄張りだし)

ギュアアァァン!!!

『!?』

モスラを助けることにしたゴジラは草むらから飛び出すと咆哮をあげた。

 

ドスンドスン!!

「なっなんだお前は!?」

「お前こそ俺の家で何してんだ さっさとそこのモスラ離してどっか行け!!」

「あ!? 縄張りだけでなく飯も奪う気か!? やれるもんならやってみろ!!」

キシェエェン!!

 

ゴジラの警告にカメーバは怒りモスラを離すと襲いかかった

 

ビシュツ!! バクン!!

ドギャッ!! ザグッ!! 「がっ!?」

カメーバは首を伸ばして足に噛み付こうとするがゴジラは噛み付きをかわすと足で顔面を蹴り飛ばし 前脚の肉を爪で引き裂いた

 

「があっ!!」 ドゴオォ!!

「ぬっ!?」 ズザザザッッッ!!!

前足を傷つけられて怒ったカメーバは突進を仕掛けてゴジラを吹き飛ばそうとするがゴジラはなんとか抑え込む 

 

ビュン! ガブッ!!

「いててて離せゴラァ!?」  ドカバキガッ!!!

(ばかめ俺達カメーバは食いついたらちょっとやそっとじゃ、離さんぞ!!)

その一瞬の隙をついてカメーバがゴジラの足に噛み付く ゴジラはカメーバの顔面を殴るがカメーバはスッポンと同じで一度噛み付いたら死んでも離さず かつて地球に現れた個体の一体はその習性が災いして死んでしまったほどだ。

 

ガッガッ!!

「ならこじ開けてやる…………ぬぎぎぎぎ………!!!」

メキメキ………ガキッ!

 

(なっなに!?)

 

「があぁぁぁ!!!」 ボキイィッ!!

「ぐぎいっ!?」

だが相手は小さいとはいえゴジラだ ゴジラは足に噛み付いているカメーバの口を掴むと強引に力で開けて顎の骨を砕いた。

 

「こ……ごえのふひが……!!」 (おっ俺の口が……!!)

「自慢の顎がやられちゃあ 終わりだな」バッ!!

「!?」

「もらった!!」 ガブッ!! ブチブチブチ!!

「かは〜〜!?」  ドクドク……ドスウゥン

そして攻撃手段が無くなったカメーバの喉に喰らいつくと、喉の肉を噛みちぎり失血死をさせた。

 

「ふうっ………おっこいつ肉もうまいな 早速食べよう」 モグモグ

ガブッブチブチブチ……ガフッガフッ!!

そして早速戦利品のカメーバの肉を食べていると

 

「あっあの」

「ん?」

遠くで戦いを見ていたモスラが話しかけて来た

「さっさっきは助けてもらい ありがとうございます」

「いいよ いいよ 流石に生まれたばかりで死んでしまうのは可哀想だし俺の家………いや縄張りを荒らした奴を倒しただけだから」

 

「そっそうなんですか………」

「それよりお前さんはここよりも木の上の方が安全だろう? 送ってくよ」

 

グググッッッ!!!

「わわっ!?」

ズンズンズン!!!

そう言うとゴジラはモスラを持ち上げると池の近くにある大木に登らせる

 

「よし、これでいいだろう それじゃあ 今度は気を付けろよ?」

「はっはい…………」 モゾモゾモゾ……!!

 

「よし なんとかモスラは助けられたな………それじゃあカメーバの肉を食うか」

モスラを運び終えたゴジラは池に帰って行き、そしてそんな後ろ姿をモスラは目を光らせながら見ていた。




カメーバ
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣 に登場
無人宇宙船にくっつきセルジオ島に飛来したアメーバ状の宇宙生物が、マタマタガメに憑依して生まれた怪獣で、伸びる首を活かした頭突きや噛み付きなどが武器である
この星では亀が突然変異を起こし突然変異同士で繁殖した結果 星で繁栄した存在である
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