ーーーーー森
「そろそろだな」
「はい 」
「楽しみですねぇ なんせ500年に一度っすからねぇ」
ゴジラ達は早朝に森のとある地面に埋まってる何かが孵るのを待っていた
ーーーーー2時間前
「イフェメラ?」
「うむ……この森に昔から住んどる怪獣じゃ」
2時間前元森の王ベヒモスがゴジラに頼み事をしに来ていた それはイフェメラという怪獣が今日一斉に孵化をするというのだ。
ラテン語で「1日の命」を意味する言葉を名前に持つ大人しい怪獣で、その名の通り500年に一回卵から孵化し、わずか1日で幼獣から成獣に成長して卵を産んで死亡するといった非常に短命で地球でいうカゲロウのような怪獣でそのため過去の日本でも平安時代や室町時代に出現しており「異尼女螺伝説」として伝えられていたというほどだ。
そしてこの惑星モンスターにもこの森や平原を主に住んでおり 500年に一度一斉に孵化するのだ
「わしも3回目という珍しい光景じゃから見といて損は無いと思うぞい?」
「ですね それじゃあ卵を探して一緒に見ようかモスラ」
「はい ゴジラ様」
「卵はお主の住む湖の近くにあるぞ 」
「え? 本当ですか?」
「うむ」
ーーーーーそして戻る
ボコッ……
「ん? 出たか?」
ボコボコ………… ピギィ……!!
「おぎゃあ……おぎゃあ……!!」
そして待つ事数時間 ベヒモスが昔見たという卵が埋まっているという場所の近くで待機をしていると地面が盛り上がり中からイフェメラが現れた。
「ん? 何か言ってるか?」
「何か言っていますね」
「うぅ………パ……パ……マ……マ……」
『え?』
「パパ!! ママ!!」
『はい!?』
なんとパパママ発言である
「ママママママ!? 違います私はゴジラ様の……その……側近のモスラです!!」
「パ〜パ♪ マ〜マ♪」
「ありゃりゃ……俺達の事を親だと思っているのか…………」
どうやらこのイフェメラはゴジラやモスラを初めて見た者を親だと思う鳥のように親だと思っているのである
「どうします? この子」
「………こいつは1日だけの短い命だ……親だと慕ってくれるのを放っておくわけにはいかない 突然の事だがこの子の最期を看取ろう」
「………分かりました」
「パパ? ママ?」
「おう お前の名前はボンジュルネだ」
「ボンジュルネ? それが私の名前?」
「あぁ」 「ありがとうパパ!!」
どうやら親として見られているゴジラに付けられた名前が気に入ったのか大喜びをしている
「よしそれじゃあ名前も決まったし今日一日で色んな所を見て回ろう!! 海や大河に平原 そしてこの森を!!!」
「すごい1日になりそうですね 」
「あぁ……!!」
そう言うと新しく名前がついたボンジュルネと共に森の中を歩き始めた。
ボンジュルネ フランス語で良い一日を