転生したらゴジラ!? 怪獣王成長記   作:白インゲンモドキ

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第69話

ーーーーー平原

 

ドドドドドドドド!!!!!

 

ギュアアオオォォン!!!

ガブッ!!

 

「ぎゃあぁぁ!?」 ズズ………ン!!

平原は今年に一度の肉食いからしたら食べ放題の祭りが行われていた

それはサイゴの大移動でサイゴが年に一度訪れるペギラの大移動から逃げる為に行う大移動であり肉食怪獣達にとっては冬を生き残る為の大切な食料集めの時でもある 

 

そしてゴジラもサイゴを10体仕留めていた。 これはゴジラの部下でもあるバラゴンの子分達の分も含まれてある

 

「こんだけあれば肉はもう困らないな しかしサイゴ達って毎年こんなに食われてんのに全然減らないのな 砂漠の奴らあいつら食わなすぎだろ………」

 

そう言ってはいるがサイゴの大移動はこの大陸では必要不可欠な事なので とやかく言うつもりはない  ゴジラはバラゴンの部下達と共に冬籠りの準備を進めていく

「お疲れ様です ゴジラ様」

 

「おう バラゴン穴はどうだ?」

 

「ゴジラの親分用にも大きくするのに時間がかかったっすけど 大丈夫っす 」

「そうか そりゃあよかった それじゃあ残りの準備も進めるか」

『はい!!』

 

「バラゴン食料の穴もっと深く」

「えっ!? もっとっすか!?」

 

そうしてゴジラにとっては3年ぶりの冬籠りの準備が行われようとしていた。

ーーーーー氷大陸

「らあぁっ!!」  ガチン!!

 

「おおぉ!!」ブオンッ!!

氷大陸は巨大な氷の大地や海に浮いている流氷で覆われた世界で様々な冷凍怪獣が生息しており、今その氷の大地の上でセイウチのような怪獣 再生怪獣デッパラスの群れのボスとティラノサウルスのような冷凍怪獣シーグラが戦闘をしており デッパラスは自慢の2本の牙と火炎放射で攻撃しシーグラも冷凍光線や噛み付きで攻撃をする

 

「ボス!!」

「お前達離れていろ!!」 「貴方……」 

「父ちゃん……」

 

「ちっ……やるな」

「そっちこそ……」

自身の妻や子供 部下達が見守る中戦闘が続いていた時だった。

バキバキバキ…………

 

「なっなんだ!?」

「揺れ?」

ボゴオォン!!!

突如として氷の大陸の氷山の一つの山頂が崩れ始め

 

「見ろ氷山の頂上が崩れた!!」

「おい あっあれは……」

 

「スッスキュラ様……!!」 ガタガタ…………!!

極寒の氷の世界を生きている冷凍怪獣達ですら震える氷の世界の王者が氷山の中から現れたのだ。

「腹………減った……」 パキパキ…………!!

 

「不味い…………スキュラ様の冷凍ガスが漏れ始めた……!? 」

「逃げろ凍らされるぞ!?」

 

「海だ海へ飛び込め!!」

ドドドドドドドド!!!  ドポンドポンドポン!!!

スキュラの体から冷凍ガスが出始め周りの氷や海水が凍り始めて このままでは不味いとデッパラス達が逃げ始める

 

「くっ!!おおっ!!」 ドドド……ドスッ!!!

「があっ!?」

それを見たデッパラスのボスは一気に勝負を決める為にシーグラを自慢の牙で串刺しにして氷の地面に押さえつけた。

 

「てっめぇ………てめぇも道連れだ!!」 ガシッ!!

「ぬっ!?」

だがシーグラは最後の抵抗として手でデッパラスのボスの牙を掴んで逃げられないようにする

「くっ離せ!!」

「離す……かよ!!」

 

「ボス!!」 『貴方/ 父ちゃん!!』

 

ブッシュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

「うわっ!?」

「きゃあ!?」

 

「うおぉ!?」

そして拮抗して少し経った瞬間 スキュラから冷凍ガスが一気に解放され辺りの氷山や海は更に氷漬けになった。

 

「ボス……」 「貴方…」

「父ちゃん…」

自身のボスや夫、父の安否を確認しようにもスキュラのガスが強烈すぎて確認ができずにいた時だった。

 

ザパァァン!!!

「ぶふっ!!」

「ボス無事だったんですね!?」

 

「なっなんとかな………」

「よかった!!」

 

「父ちゃん!!」 「貴方!!」

海からデッパラスのボスが両方の長い牙がない状態で海から飛び出て現れた。

どうやらシーグラを串刺しにした後 牙を自らへし折って間一髪で海へ逃げられたようだ。

 

ザバザバ…………!!

 

「見ろスキュラ様が海へ出ていくぞ…………」

「一体何処へ行くんだ?」

「分からん……だがその先は地獄になるのは確かだ……」

デッパラス達の疑問を他所に氷床の王スキュラは流氷と共に泳いで行った。

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