ーーーーー冬
年に一度のペギラの大移動によって ゴジラ達の住む大陸には冬が訪れており万全な準備を整えていたゴジラ達は安心して冬籠りをしていた。
「zzz………ボンジュルネ………」
「ゴジラ様………」
「もっもう食えない……」 モグモグ……
「おい それ俺の尻尾だ……zz……」
パキパキパキ………
幸せそうな夢を見て過ごしているゴジラ達や怪獣達の住む森に強烈な冷気が迫っていた。
ーーーーー翌日
「ん……ん〜……なんか寒いな……ってなっなんじゃこりゃあ!?」
「入り口が……凍ってますね……!!」
「親分……!!」 ガタガタ……!!
翌日寒さを感じ取ったゴジラと寒さで少し前から起きていたバラゴンが洞穴の入り口を見てみると穴を塞いでいる入り口の土が凍ってしまっているのだ。
「くっ……ゴロ三兄弟やバランは駄目か!?」
「駄目です……放熱をして体を温められるバラゴンは動けますけど 寒さに弱い彼らは完全に動けないみたいです…………」
「くっ………そうか」
爬虫類としての姿や生態が強いゴロ三兄弟やバランは寒さでまともに動けず、バラゴンは炎を操り放熱できる力で体を放熱してなんとか動けるが普段の力は動かさないようで
「とんでもない寒さだな 今年はペギラの大団体が来たのか……!?」
「いや おっ…おっ…おっ……おかしいっす ゴジラの親分が寝てからも冬籠りはしてましたけど こんなに寒かった事はないっす…」 ガタガタ……!!
「てことはこれはペギラ達の大移動とは違う別の何かが原因………これは非常事態ってとっていいな…………外に出よう」 ボリボリ…………!! ボコン!!
ドサドサドササッドサッ!!!
『うおぉ!?/わっ!?』
外へと出る為に塞いでいた土を掘っていると大量の雪が雪崩れ込んできた。
「ひいぃ!? さっ寒い……冷たい!!」 ガチガチ……!!
「ゴジラ様は一度雪が止んだ時に出たんですよね? こんな感じだったんですか?」
「いや……俺が出た時はこんなに積もってなかった……」
そして洞穴から外に出てみると森だけでなく平原の雪などが凍ってしまい一つの断層のようになってしまっている
「この中から原因を見つけださなきゃいけないのか………」
「私は空から見てみます」 バサッ!!
「よし バラゴン行くぞ」
「ひいぃ……洞穴に戻りたい…………!?」
「泣き言言ってないで行くぞ モスラも頑張ってくれているんだから」 ズリズリ……!!
「ひゃあぁ尻が冷たい冷たい!! 自分で歩くので引き摺らないで!?」
バラゴンを引き摺りながらゴジラは原因を探しに向かった。
ーーーーー海
パキパキ……パキパキ……!!!
本来は氷大陸から流氷に乗ってきた怪獣達が争っているはずの海には怪獣や動物、魚の姿はなく 流氷と海水が凍って一つの巨大な氷の島が出来上がっていて、その島の上で氷床の王スキュラが獲物を捕食しながら座っていた。